アナライズからのお知らせ
10月26~28日 アナライズは社員研修の為 スタジオの営業、商品の発送、メール電話での問い合わせをお休みさせていただきます
よろしくお願いします
ゴルフ人口は年々減少しているにも関わらず、ゴルフ場の閉鎖も相次いでいるにも関わらず、今の所、ゴルフ業界には大きな変化は見られません。毎週火曜日はゴルフ雑誌が発売されていますし、隔週誌、月刊誌も出ています。ゴルフギアに関しても、新製品が毎月のようにリリースされています。
今週もミズノが新しいドライバー、JPX900をリリースしました。まだ実物は観てませんが機能満載です。ゴルフクラブに造詣が深い有識者は「イコライザー付きドライバー」と評されてましたが、まさにその通り。ヘッドのソール部分には4つのスリット(溝)が入り、そこにフリーウエートを挿入して位置移動、フェースアングル調整が可能になっています。まさに、音楽の世界でイコライザーで音質を自由自在に細かく調整できるのと同じように、JPX900はドライバーの重心位置を自由自在に細かく調整できます。
ゴルフクラブは調整機能、可変式がもはやマストアイテムになりつつあります。調整機能が付いていないドライバーの方が少数派になりつつありますが、これは致し方ないかも知れません。調整機能がないドライバーよりも調整機能が付いたドライバーの方がビジュアルインパクトが強いですし、モデルチェンジによって付加機能が増えたことをアピールしやすいからです。加えて、他社との差別化もしやすいからです。
クラブは付加機能、多機能を打ち出すことで買替えをアピールすることができますが、では、ボールはこれからどんな風に進化していくのでしょうか?
改めて説明するまでもなく、ボールはシンプルな球体です。クラブのように何かを付加することは可能かも知れませんが、今のテクノロジーでは難しいでしょう。変えられる要素をざっと上げると、、、
- 素材、材質
- ディンプルの形状
- 重さ
- 大きさ(サイズ)
この4つです。クラブ同様、ボールにもルールが定められ
- 初速制限(255fps以下)
- 重さ制限(45.93g以下)
- 大きさ制限(42.67mm以上)
があります。最近、高反発ボールが注目を浴びていますが、これは初速制限がルールを超えるように作られています。ルールを超えているわけですから、ルールに適合しているボールに比べると飛距離性能は高いです。
では、これからはどんな風にボールは進化していくのか?
ジャック・ニクラウスは男子プロの飛距離が出すぎることからボールの規制をもっと強くした方がいいと昔から提唱しています。提唱しているだけでなく、サイズは同じで重量を軽したボール、「ケイマンボール」も作りました。軽くすることでわざと飛距離が出なくしているわけです。
アマチュアゴルファーが飛距離を求めているニーズがあること、アマチュアゴルファーの多くが高齢化して飛距離が落ちてゴルフを止めてしまう人が増えてくることを考えると、
これからはルールを超えてでも「飛ぶボール」のニーズが高まると予想されます。それを考えると、これから登場しそうなボールは、、、、
- 従来よりも少し重いボール
- 従来よりも少し小さいボール
近い将来、この2つのボールが登場することは大いにありえます。ひょっとしたら、すでにボールメーカーは「今より少し重いボール」「今より少し小さいボール」の開発中かも知れませんし、今年中に発売される可能性も大いにありえます。
ちなみに、マーク金井がゴルフを始めた頃、1970年代というのは今よりも少し小さいボールを使ってプレーしてました。当時はそれが普通だったのですが、途中からラージボールというのが登場し、1980年代はスモールボール、ラージボールが併用されていました。ラージサイズ(現行ボールサイズ)は米国(USGA)の規格、スモールボール(現行ボールよりも少し小さいサイズ)は英国(R&A)の規格だったのです。当時、日本は英国のルールを採用していたので、スモールボールはルール適合だったのです。
それが、ボールのサイズは1990年1月1日をもって日本でもラージサイズに統一され、現在に至っています。
歴史は繰り返すではありませんが、ゴルフの総本山(R&A、USGA)は本気でゴルフ人口が減るのを止めたいと思っています。それを考えると、スモールボールはルール違反ではなく、ルール適合になる可能性もあるでしょう。そして、男子プロの飛距離がここまで伸びてしまったことを考慮すると、
- プロはラージボール
- アマチュアはスモールボール
なんていうダブルスタンダードな時代がやってくるかも知れません。そして、ゴルフコースのサイズを考えると、これからはプロにはもっと飛ばないボールしか使えなくなる時代がやってくる可能性も大いに考えられます。
ゴルフは物理です。
飛距離をコントロールするのはクラブよりもボールの方が手っ取り早いし、クラブよりもボールを変えた方が飛距離の差を出しやすいです~。
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アナライズからお知らせ
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