マーク金井blog

2016年10月24日超私的な考察、アマチュアとプロのスイング、一体どこがどう違うのか!?

アナライズからのお知らせ

10月26~28日 アナライズは社員研修の為 スタジオの営業、商品の発送、メール電話での問い合わせをお休みさせていただきます

よろしくお願いします


先週の国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」は、最終日、大混戦の中、小平智選手が逆転で優勝しました。小平選手と言えばウエアはアドミラルゴルフ。マーク金井もアドミラルゴルフのウエアを着させてもらってますが、同社のウエアはフワッとした軟らかさではなく、ピシッとした直線が基調になっているのでデザインに力強さを感じます。加えて、黒の使い方が上手いのでシャープ感があります。

152900

写真はGDOより転載、撮影は中野義昌カメラマン、GDOの記事は写真をクリック

 

シャープ感と言えば、プロのスイングはシャープに見えます。鋭いからシャープに見えるのだと思いますが、無駄な動きがないからシャープに見えるだと思います。対して、アマチュアのスイングでシャープに見える人はそう多くはありません。初心者や中級者のスイングを観察すると無駄な動きが目立ちますし、動きも鋭くない人が圧倒的に多いです。

 

さて、このプロのゴルフスイングとアマチュアのゴルフスイング。違う点は数え上げたらたくさん出てくると思いますが、マーク金井が一番気になるポイント、それはインパクト直前の両手の形です。

 

プロのインパクト直前の形は、、、

  • 左手首がフラット(もしくはやや手の平側に曲がっている)
  • 右手首はやや甲側に折れている

14606378_10206032764978075_2647922766398437681_n

対して、多くのアマチュアのインパクト直前の形は、、、

  • 左手首が甲側に折れている
  • 右手首が伸びきっている

img_9508

ゴルフ用語的に言うと、プロはインパクトで手首をリリースしていません。力が溜まった状態になっています。そしてインパクト直後に手首をリリースしています。対して、アマチュアの多くは、インパクトのかなり手前で手首をリリースしています。いわゆるアーリーリリースの状態(力が抜けた状態)でインパクトを迎えています。だから、スイングがシャープに見えないのです。

 

スイングはクラブの進化によって変わりますが、このインパクト直前の手の形というのは、道具(クラブ)が変わっても正しい形は変わりません。プロは最新のゴルフクラブを使っていますが、アマチュアのようにアーリーリリースでボールを打ってないのが何よりもの証拠です。

 

では、なぜアマチュアの多くはプロのような手の形が作れないのか? アーリーリリースになってしまうのか?

 

アーリーリリースなる(なってしまう)理由、これは心理的な要因と技術的な要因があります。

 

心理的な要因とは、、、、

  • ボールを強く打ちたい
  • 振り遅れたくない
  • 早くヘッドをボールに到達させたい
  • 利き腕で強く叩きたい

 

技術的な要因は、、、、

  • 正しい右手、右腕の使い方を知らない
  • 正しい右手の形を知らない

アマチュアの多くは正しい動作、正しい形を知らないまま、そしてボールを遠くに飛ばしたいと思っているわけですから、ダウンスイングでのアーリーリリースはなってしかるべきとも言えます。少し哲学的ですが、人間は「自分がベストだと思うことを選択」する習性を持っているからです。

 

では、どうすればインパクト直前の正しい形をインプットできるのか?

 

いくつか方法はありますが、手っ取り早いのは強制的に正しい形を作った状態でスイングすることです。例えば、ゴルフの竪琴を使う場合、こんな風に右手のポジションを変えてシャドースイングしてみるのです。

s__23248945

 右手は握らないで、右手の甲をゴルフの竪琴にあてがう。こうすると、インパクトゾーンで右手首が甲側に折れた状態をキープできます。これは片山晋呉選手もスタート前のドリルでやってます。

s__23248943

s__23248944

もうひとつは、強制的に右手首が甲側に折れた状態になる器具を使ってのシャドースイング。それがこれっ、、

14705877_10206067336842350_5509484101209975631_n

こちらはキャロッシーのプロトタイプ

 

これは新宿インドアゴルフスタジオの長井薫プロが考案した練習器具「キャロッシー」です。このキャロッシーを右手に装着すると、右手首は絶対に伸びません。甲側に折れたままの状態をキープします。

 

14680781_1300133613354581_3361399394384229692_n

こちらがキャロッシーの製品版です

 

ゴルフは物理です。

 

トップからインパクトまではコンマ5秒未満しかありませんが、アーリーリリースをしている限り、プロのスイングに近づけません。ヘッドスピードも上がりませんし、球も左右に曲がりやすくなります。本当の上達を望むならば、ボールをたくさん打つことよりも、アーリーリリースを矯正する練習をした方が、望んだ結果を手に入れやすくなるのです。

 

(▼▼)b


セミナーのお知らせ。まだまだ参加者募集中です

10月30日(日)

マーク金井のインパクト解析セミナー 11時開始〜時間は1時間30分 / 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
10月30日(日)
シャフトセミナー 13時開始〜時間は1時間30分 / 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
11月3日(日)
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

アナライズからのお知らせイージーフレックスEF009↓こちらです。シャフトが上手く使えるようになる練習器具ですef009_top-1

↓売り切れていましたSWバージョンも販売再開クリック

pr00013


カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, トーナメントから, 未分類

コメントは受け付けていません。