マーク金井blog

2016年10月21日超私的な提案、たった10分でダウンスイングの軌道が劇的に良くなる方法とは!?

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ゴルフの竪琴!!!

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国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」が開幕しました。初日を終えてトップに立ったのは谷原秀人選手。なんと、1イーグル7バーディの「62」という好スコアで回って9アンダーでホールアウトしています。7アンダーの2位に続くのは、韓国のイ・サンヒ選手とムン・キョンジュン選手。続く4位には、前週の「日本オープン」でローアマチュアに輝いた比嘉一貴選手(東北福祉大3年)が続いています。

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2014年の世界アマ(軽井沢72東)に続き、2度目の来日となったブライソン・デシャンボーは、背筋痛のために1ラウンド途中で棄権。ハーフターン後の1番ホールでティショットがOB。ダブルパーを叩いています。

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昨日も大会会場となる袖ケ浦CCに足を運びました。4時間ほどコースに滞在しましたが、2時間はコース観戦。残りの2時間は練習場で選手のスイングを観察してきました。練習場でツアープロのスイングをじっと見続けていると、いいスイングといいリズムが身体に染みこむのでしょう。自分も上手くなったような気になります。

 

さて、今日のエントリーは昨日の続きです。

 

スライス、フック、引っかけ、チーピン等々、ゴルフには様々な悩みがありますが、上手くボールをコントロールできない人、ミスヒットが多い人、自分のイメージと違った方向にボールが飛んでしまう人のスイングを観察すると、共通した形(動き)があります。
それは、、、、

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ダウンスイングで左手が浮いて、右手が下がる。
ダウンスイングでヘッドがプレーンの下に位置してしまう。

 

これを解消するために役立つのが「ゴルフの竪琴」です。ゴルフの竪琴は両手が離れ、なおかつ「左手が下、右手が上」の状態でグリップします。ダウンスイングでこの状態がキープできていると、

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ヘッドがオンプレーンに沿って下りてきやすくなります。

 

両手の位置関係が正しくなれば「自転車に乗れたスイング」になり、アイアンならばダウンブロー軌道でボールを捕らえることが出来ますし、ドライバーならば、チーピン、引っかけ、右プッシュアウトのミスを劇的に減らせるのです。

 

ただし、注意してほしい点がひとつあります。

 

ゴルフの竪琴と違って、普通のゴルフクラブを握った時には、両手は極端に離れてません。アドレスで右手が上になっている状態にもなっていません。このため、ゴルファーの中には「竪琴を振った時にはいいスイングになるのに、普通のクラブに戻した時には悪いスイングに戻ってしまう」ケースが少なからずあるのです。

 

では、どんなイメージでスイングすれば、普通のクラブを振った時にもゴルフの竪琴の時のようなダウンスイングができるのか?

 

 ポイントとなるのは両手の運動方向を意識することです。

 

ダウンスイング前半では左右の手は同じ方向に動きます。ほとんどのゴルファーは無意識の内に同じ方向に動かしています。ただし、ダウンスイングの中盤から後半にかけては、左右の手の運動方向は変わってきます。

 

左手は身体に近づくように動く(引きの動き)
右手はボールの方向に動く(押しの動き)

 

ゴルフの竪琴を振っている時は、手の位置が極端に違うので「左手と右手は違う方向に動く」ことが無意識の内にできます。対して、ゴルフクラブを普通にグリップすると、この無意識に出来た動きが出来なくなってしまいやすい。結果、ゴルフクラブを振る時には、ダウンスイングで「左手は下、右手は上」の状態をキープできなくなっているのです。

 

では、どこをどう意識すれば、左右の手の運動方向が正しくなるのか?

 

 

左右の手の運動方向を理解するのに役立つのが、このドリルです。

 

ゴルフの竪琴を振る時、ハーフダウンの位置で止めます。そして、この位置で左右の手はじゃんけんの「パー」の状態にします。左右の手の平だけをあてがうのです。

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これで準備完了。まったく握らない状態から、ヘッドをボールがある位置に振り出すのです。

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手の平をあてがっているだけだと(グリップを握っていないと)、左右の手の平が同じ方向に動くと、クラブが置いてけぼりになります。手だけが動き、クラブはまった動きません。対して、左右の手の真ん中ぐらいに支点をイメージし、「左手の平を引き(左手を身体に引きつけ)、右手の平を押し出す(右手を前に動かす)ようにして下さい。左右の手が逆に動けば、クラブをまったく握っていなくてもクラブヘッドをボール方向に動かせるようになるはずです。

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このドリルはクラブでもできます。両手の間隔を少し空けてグリップしたら、ハーフダウンの位置で、両手の平だけをあてがい、その状態でインパクトの位置までヘッドを振り出すのです。

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実は、この左右の手の動きこそが、「左手を下、右手を上」に保つために必要な動作であり、クラブヘッドをプレーンに沿って動かす極意になるのです。

 

ツアープロは無意識にこれがちゃんとできていますが、調子が悪くなってくると、ツアープロでもダウンスイング後半部分で左右の手が同じ方向に動く時間が少し長くなり、それが原因でインサイドからクラブが下り過ぎて左へのミスが出やすくなっているのです。

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ダウンスイングで、この左右の手の運動方向というはクラブを正しく下ろすために必要不可欠なモーションです。もちろん、手先や腕、上体だけでクラブをコントロールするのは好ましくありません。下半身のリードによってダウンスイングし、下半身の動きに連動させながら、左右の手の運動方向を変えていく必要があります。

 

クラブを握らないで、手の平だけでクラブを支えながら、クラブヘッドをインパクトの位置に持って行く。このドリルをやると、ダウンスイングで右手を上にキープする感覚、そしてプレーンに沿ってヘッドを下ろす感覚を会得できるようになるでしょう~。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, トーナメントから

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