国内女子ツアー、日本女子オープンはアマチュアの畑岡奈沙さんが逆転優勝。アマチュアが優勝するのが初めて、加えて最年少優勝記録も更新しました。テレビ観戦していましたが、畑岡選手のプレーぶりは実に堂々としており、貫禄すら感じました。
16番ではバーディパットを1.5mショート。プレッシャーが強くかかる中、パーパットはカップの右をかすめて3パットボギー。この時点では掘琴音、李知姫、畑岡奈沙の3人が-3でトップタイ。誰が勝ってもおかしくない状況でした。その中から抜け出したのが17番でパー、18番でバーディーを奪取した畑岡選手。18番のセカンドはピン一直線に飛び、奥からの難しいパットを見事に決め、日本女子オープンのタイトルを手に入れました。
さて、今日のエントリーはグリップについてです。日本女子オープンに出場している選手を引き合いに出すまでもありませんが、プロは綺麗なグリップをしています。綺麗というのは見た目もさることながら、緩んだ感じに見えず(力んでも見えず)理に叶っているグリップをしています。対してアマチュアのグリップを観察すると、綺麗なグリップをしている人もいますが、綺麗じゃないグリップをしている人も多くいます。綺麗じゃないグリップとはどんなグリップか言うと、、
- 左右の手のバランスが悪い
- 緩んだ感じに見える
- クラブを支えづらい握り方をしている
良いグリップをしたからと言って良いスイングができるわけではありません。しかしながら、間違ったグリップをしていると良いスイングをするのは非常に難しくなります。箸の持ち方もゴルフのグリップも、正しい握り方をした方が道具(箸、クラブ)を操ることができるからです。
では、どんなグリップが正しいグリップ、良いグリップなのか?
- 左右の手のバランスが良い
- 緩んだ感じに見えない(適度な密着感がある)
- クラブを支えやすい握り方をしている
- 右手の親指と人差し指でできるVが締まっている
グリップにはパーム寄り(手の平寄り)で握る方法と、フィンガー(指先寄り)で握る握り方があります。右手の小指を左手人差し指と中指の間に置くオーバーラッピング、右手の小指を左手人差し指と中指の間に挟んで絡めるインターロッキングとがあります。どちらを選択してもいいのですが、どの握り方でも、上記の4つのことが出来ていてこそ、良いグリップになります。
左手に関しては、良いグリップをするコツは、、、
クラブを握らなくても、クラブを支えられるようにすること。
握らないのにクラブを支える。この感じを理解するのに役立つのが左手人差し指だけでクラブを支えること。グリップの真上に左手の平の膨らんだ部分をあてがうと(上から押さえる感じになると)、左手人差し指だけでクラブを支えられます。また、ヘッド側から誰かに引っ張られても、クラブを支えることができます。この状態を作っていれば、クラブを握らなくても、グリップは緩みません。これが左手グリップの肝(きも)です。
後は、左手親指はシャフトの真上あたりに乗せてやればOK。左手中指、薬指、小指をクラブに絡めていけばいいです。
では、右手はどんな感じで握ればいいのか?
右打ちの人の場合、右手の感覚が鋭いために自分が気持ち良く握れる形になりがちです。そして、握りの形を変えるのにすごく違和感が生じます。間違った箸の持ち方をしている人が、正しい握り方に違和感を感じるのと同じぐらいです。なので、お勧めしたいのが、、
これっ
グリップの握り方を変えるには、このような矯正器具を使って正しい握り方を覚えるのが一番てっとり早いし、一番確実な方法です。習うより慣れろではありませんが、良いグリップに慣れた方が、スイングを良くしやすくなるのです~。
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