マーク金井blog

2016年10月02日超私的な考察、2020年東京五輪のゴルフ競技で日本は金メダルを取れるのか!?

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あっという間に気がついたら10月です。今年も残すところ3ヶ月になりましたが、野球はこれからクライマックスシリーズ、そして日本シリーズがあります。ゴルフも国内男子ツアーは12月にかけて毎週開催。トップ杯東海クラシック開催中、今週末はホンマツアーワールドカップ日本オープン、そしてブリヂストンオープンと続きます。マーク金井も今週からはできるだけツアー会場に足を運び、ツアー選手のクラブ、シャフト、練習風景をこのブログでレポートしていくつもりです。

 

さて、このトーナメント観戦。プロの試合もいいですが、アマチュアの試合にも興味があります。いくつかアマチュア競技も観戦しましたが、見応えあったのが2014年、軽井沢72東で開催された世界アマチュア選手権。これからプロになって活躍しそうな選手を観ることができますし、スイングとお国柄、クラブとお国柄についても生で見聞きできます。アイアンの長さがすべて同じ(同一レングスアイアン)というデシャンボーも、軽井沢で観ました。彼は米ツアーのシード権を取りましたし、今年のブリヂストンオープンにも招待選手として出場します。

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野球の世界もそうですが、ゴルフの世界においてもアマチュアのトップ選手はプロの世界でも活躍するケースが目立ちます。言い替えるならば、アマチュアのレベルが高い国は、プロのレベルも高くなる可能性大です。2020年の東京オリンピックではリオに続いてゴルフが正式競技になっていますが、現在、アマチュアで活躍している選手が東京五輪でメダル争いする可能性も高いでしょう。

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 では、どこの国のアマチュア選手のレベルが高いのか?

 

プロと同じく、アマチュアにもワールドランキングがあります。直近(9月25日)のデータを調べてみると、日本選手は上位に1人もいません。男子はトップ100位以内に入っている選手は皆無です。女子は男子よりもレベルが高くて、トップ50位に2名の選手が入っています。そして、このランキングが裏付けているように、先月開催された世界アマチュア選手権(開催国メキシコ)の結果でも、日本は優勝争いに絡んでません。リオオリンピックと同じく、女子選手の方が順位が上です。

 

女子チームは8位
男子チームは24位

 

世界ランキング通りの結果です。ここ数年、世界ランキングのトップにいるのは欧州勢と米国。そしてアジア勢です。アジア勢では韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、そして中国の選手が、日本選手よりも上にいます。ちなみに2014年、軽井沢で開催された世界アマチュア選手権での日本の成績は、、、、

 

女子チームは8位(首位と15打差)
男子チームは29位(首位と26打差)

 

2014年の世界アマ男子で優勝したのは米国チーム。ブリヂストンオープンに出場するデシャンボーはその1人でした。

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2年前も現在も、アマチュアの世界での日本のランキングは変わっていません。日本は世界で3番目にゴルフ場が多い国であるにも関わらず、アマチュアの世界ではゴルフ強豪国ではないのが現状です。プロの世界では、松山英樹選手が世界ランキングの上位に名前を連ねていますが、彼以外では世界ランク50位以内の選手は1人もいません。

 

ちなみに、アジアナンバーワンのアマチュアを決める「アジアパシフィックアマチュア選手権」の歴代チャンピオンを調べてみると、

 

2009年 ハン・チャンウォン(韓国)
2010年 松山英樹(日本)
2011年 松山英樹(日本)
2012年 グアン・ティンラン(中国)
2013年 イ・チャンウ(韓国)
2014年 アントニオ・マーダカ(オーストラリア)
2015年 ジン・チェン(中国)

 

やはり松山選手の活躍が際立っています。東京オリンピックまであと4年しかありません。現状のプロの世界ランク、アマチュアの世界ランクから推測すると、メダルに一番近い選手は松山英樹プロただひとりと言わざるを得ないです。

 

10月6日から韓国のインチョンにあるジャック・ニクラウスGCにて2016年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」が開催されます。日本勢は6名出場。今年の日本アマチュア選手権を制した亀代順哉、同大会2位の比嘉一貴、同大会3位Tの金谷拓実、さらに同大会3位Tの小斉平優和。2年連続出場となる石徳俊樹やアメリカ在住の大西魁斗らが出場を予定しています。松山英樹プロ以来の日本人チャンピオンは誕生すれば、東京五輪でメダルを狙える選手が登場する可能性大です~。

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