マーク金井blog

2016年09月08日超私的な提案、トップでフェースをシャットな状態に保つコツとは!?

今週はゴルフ雑誌の取材&撮影が続き、一昨日は朝6時30分から千葉のゴルフ場にてキャロウェイの新作ウエッジ、「マックダディ フォージドウエッジ」の撮影。昨日は、神田スタジオにてフジクラの新作シャフト、「スピーダーエボリューションⅢ」の撮影でした。どちらももちろん、事前に試打をさせてもらってます。ウエッジに関してはライ角が大事なので、試打の前にライ角調整をします。調整後はもちろん芝の上から試します。シャフトについても、自分が日頃使っているドライバーに装着し、撮影前、実際にコースで試打してから撮影に臨みます。

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ゴルフクラブ、シャフトの性能を100%引き出すには、スノボのビンディングを調整するのと同じく、自分に合ったセッティングが必要不可欠だからです。

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そして改めて感じたのは、ウエッジはライ角が極めて重要です。ライ角が適正になっていてこそ、ソールが地面と正しくコンタクトしてくれるからです。ライ角とはシャフトとヘッドのおりなす角度のことですが、ウエッジのようにロフトが多いクラブほど、ライ角の影響は大きくなります。ちなみにマーク金井の場合、ウエッジの適正ライ角は67度前後と非常にアップライトです。

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市販のウエッジのライ角は63度〜64度が一般的、マーク金井のウエッジは67度と超アップライト

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さて、今回のエントリーは世界基準スイングの続きです。9月5日のブログでも書きましたが、世界の一流どこのスイングにはいくつかの共通点があります。テークバックからトップにおいては、、、

 

・トップでシャットフェースになっている選手が多い
・トップはレイドオフ気味の選手が「圧倒的に」多い

 

シャットフェース&レイドオフというのが世界基準になりつつあり、その最たる選手がダスティン・ジョンソンやリッキー・ファウラーです。

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ダスティン・ジョンソンのトップ 写真はGDOより転載、撮影は内田眞樹カメラマン

 

シャットフェースを作るコツは、ズバリ、左手首と左前腕のねじりです。テークバックの開始とともに、左手首、左前腕を反時計回りにねじり、それによってフェースが地面を向くようにします。ハーフバックの位置でフェースが地面方向を向く感じになること、そして、この時に、右ひじを少し背中側に引いておく。この2つの動作がタイミング良くできると、テークバック前半でシャットフェースを作れます。

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そして、テークバック後半で意識したいのがフェースを縦回転させること。ひっくり返すと言ってもいいでしょう。ハーフバックの位置でフェースが地面を向いた状態から、フェースが空を向くようにひっくり返しながら、トップを作るのです。フェースが地面を向いたままではクラブを上げていけばシャットフェースのトップが作れると思っている人もいますが、残念ながら、それではトップまでクラブが上がりません。フェースが空を向く方向に動くことで、クラブはトップに向かって動きます。

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では、どんなイメージを持つと、テークバック後半でフェースを正しくひっくり返せるのか?

 

右手にスマホを持ってテークバックしてみて下さい。アドレス時に液晶画面を飛球線方向に向けたら、テークバック前半では液晶画面を地面方向に向けます。ハーフバックで液晶画面を地面に向けたら、そこから右手首を反時計回りにねじりながら右腕をトップまで振り上げ、トップで液晶画面を空に向けます。トップの位置で右手首が甲側折れていればOKです。ゴルフクラブを手にした時も、このスマホがひっくり返す動きができれば、テークバック後半でフェースが正しくひっくり返り、トップでフェースが空を指す、シャットフェースのトップが出来上がります。

 

右手で感じがつかめたら、左手だけでもやってみましょう。アドレス時に液晶画面を飛球線方向に向けたら、テークバック前半では、液晶画面(左手甲)を地面方向に向けます。そっから、左手首を反時計回りにねじりながら左腕をトップまで振り上げ、液晶画面(左手甲)を空に向けるようにスマホをひっくり返すのです。トップの位置では左手首は手の平側に折れた感じになればOKです。

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シャットフェースを身に付けるのにゴルフクラブは必要ありません。iPhone、スマホで片手シャドースイングを何度も続けると、いつのまにかシャットフェースのトップを作れるようになってくるのです~。

 

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