毎週発売される週刊ゴルフダイジェスト。毎週、いろんな企画が網羅されていますが、今週、「なるほど~」と思ったのが、漫画連載の
江連忠”新”モダンゴルフ
今回、主人公は「練習場ではよかったんだけどなぁ」と漏らし、コースに出たらドライバーで6発もOBを打っています。練習場と本番(コース)のギャップの大きさに嘆いてますが、江連プロは、主人公に認識が間違っていること、そして練習の仕方に問題があることを詳しく説明しています。
詳しい内容については、週刊ゴルフダイジェストを読んでいただきたいですが、今回のテーマも「練習場とコースの違い」についてです。まず、前提ですが、多くのアマチュアゴルファーは、ゴルフ練習場とコース(ゴルフ場)に行く頻度は、、、、
ゴルフ練習場>コース(ゴルフ場)
練習場に行く頻度が多く、コースに行く頻度が低い。その結果、コースに行くと練習場の時のように気楽にボールが打てません。そして、それがコースに出た時、「練習場のショットが打てない」原因になっていると思っている人が非常に多いです。
たしかにこれも一理ありますが、実は、コースに行くと「練習場のショットが打てない」人には、もっと大きな理由があります。それは、練習場に行く頻度が高い人ほど、
- ナイスショットのハードルが高く
- ミスショットのハードルが低い
練習場では同じ場所から、同じクラブで、同じ目標を狙ってたくさんのボールが打てます。そんなことをしなくてもいいのですが、多くのアマチュアゴルファーは、、、
同じ場所から、同じクラブで、同じ目標を狙って、何発もボールを打ちます。
結果、ナイスショットの基準がどんどん高くなります。狙う場所が1点なので、そこそこのショットだと、ナイスショットとジャッジしづらいからです。例えるならば、ダーツで中心の小さい○を狙っているようなことをしているため、○から外れたショットは、ナイスショットとして認めないようになるのです。
そして、ナイスショットのハードル(基準)が上がるほどに、その反作用としてミスショットのハードルが下がります。これもダーツに例えるならば、中心の○から外れたショットは、外れた度合いに関係なくすべて十把一絡げにミスとしてジャッジしてしまうからです。グリーンから少し外れたショットも、OBなるほど曲がったショットも、すべてミスショットという同じカテゴリーに入れています。練習場だと、ミスの度合いを分けることに意味をなさないからです。
察しのいい人ならば、もう答えはお分かりでしょう。
コースで一番大事なことは、100点満点のナイスショットを打つことよりも、スコアに影響を及ぼすミスショットを打たないことです。にも関わらず、練習場にたくさん通ってしまうと、100点満点のナイスショットを打とうとしがち。そして、スコアに影響を及ぼすミスショットを打つことに対して寛容になりすぎています。アマチュアの多くは、練習場に行けば行くほど、ミスショットに対してのジャッジ(判断)能力が欠如する癖が付いてしまっているのです。
「練習場シングル」という言葉がありますが、この練習場シングルと呼ばれる人ほど、ミスショットに対してのジャッジ(判断)能力が著しく低いです。
「私が所属していたコースには練習場がありませんでした。なのでコースで練習をしてました。コースでボールを打つ時は、同じ場所にボールが集まるように心がけます。とんでもなく曲がってしまったら、ボールを回収するのに時間がかかってしまうからです」
これは、一昨日のラジオにゲスト出演いただいた、日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長のコメントですが、これが練習の理想だとマーク金井は思っています。自分でボールを回収することを前提に練習すれば、ミスショットに対して寛容になれません。いくらナイスショットを打っても、とんでもないミスショットを打てば、ボールを回収する時間がかかってしまうからです。自分でボールを回収しようとすれば、、、誰でも必然的にナイスショットとミスショットの差が少なくなるようにします。その方が、ボールが同じ場所に集まりやすくなり、ボール回収の時間を短縮できるからです。
練習場と違って、コースに出たらいつでもどこでも1発勝負です。これは誰しも自覚しています。しかしながら、練習場でミスショットに対する責任に関して自覚を持っているアマチュアは非常に少ないのが現状です。
そして、練習場にまめに通う人、打ち放題の練習場でボールをたくさん打つ人ほど、ミスショットに対する人ほど、練習場でボールを打っている時、ミスショットに対しての責任欠如を肥大化させています。
実現できるかどうか別にして、もしも、可能であるならば、練習場でも自分が打ったボールを自分で回収するようなシステムが出来れば、「練習場シングル」という人達は減ることはあっても増えることはないでしょう。
練習場でも、自分の打った球に責任を持つ。ナイスショットだけでなくミスショットに対して厳しくなれるような練習のシステムを作れば、練習場は上達にかかせない場所になりうると思います。もちろん、それは練習場のビジネスとして成功するかどうかは別の話です~。
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