毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア日。昨日はダブルゲストで、前半はゴルフタレントの黒田カントリークラブさん。後半はMMT9 大会事務局長であり、ロマン派ゴルフ作家の篠原嗣典さん。黒カンさんには女子ゴルフの魅力をたっぷり話していただき、篠原さんには世界最小プロトーナメントMMT9の裏話をじっくり伺いました。90分間喋りっぱなしという世にも珍しいラジオ番組ですが、この放送は来週8月30日が最終回。最終回のゲストは日本プロゴルフ協会(JPGA)会長の倉本昌弘プロです。
ラジオは夜7時からだったので、日中はミズノウエッジの試打会に伺ってきました。
試打会場は荒川河川敷の川口市浮間ゴルフ場。このショートコースを借り切って、ミズノ新作ウエッジ、「T7」をじっくり打ってきました。クラブメーカーの試打会は何度となく通ってますが、今回は実際のラウンドと同じく天然芝でボールが打てました。もちろんボールはコースボール。クラブの性能を調べるのには理想的な環境を用意下さったおかげで、ウエッジのロフトの違い、バンス角の違いによるボールの飛び方の違いをじっくり比較することができました。
今回の試打会はウエッジでしたが、ミズノがこだわったのは、、、
100ヤード
キャッチコピーは「打ちたい距離で選べるウエッジ、『ミズノT7』」。ここまで距離について言及したウエッジはこれが初めてでしょう。事前の説明会ではチャートを用いて、
あなたのヘッドスピードで100ヤードが打てるロフト角はこれだ!!
ウエッジで打ちたい距離に対して、ドライバーのヘッドスピードとロフト角には関係性があるとミズノは言ってます。例えば、、、、
ヘッドスピード40~41m/sで100ヤード打つには48度
ヘッドスピード42~43m/sで100ヤード打つには50度
ヘッドスピード44~45m/sで100ヤード打つには52度
ヘッドスピード46~47m/sで100ヤード打つには54度
ちなみにマーク金井の場合、ドライバーのヘッドスピードは45~46m/s。100ヤード打つ時は52度がちょうどいいそうです。実際に打ってみても52度でフルショットすると100ヤード前後です。
さて、このウエッジの飛距離。
ウエッジ(アイアン)で飛距離にもっとも影響を与えるのはロフトです。ロフトが立っているほどボールは前に飛び、かつスピン量が減るからです。ヘッドスピードが遅い人の場合、ロフトが立っている(ロフトが減る)のもことのためです。
では、ウエッジの飛距離はロフトですべて決まるかというと、実は、他にも飛距離に影響が出る要素があります。ロフトの次に影響が出るのは2つあり、、、
ひとつはバンス角
ひとつはシャフト重量
バンス角については、同じロフトであってもバンス角が少ないウエッジと、バンス角が多いウエッジを打ち比べると、大抵のゴルファーはバンス角が多い方が飛びます。例えば、ロフトが56度でバンス角が8度と16度を比較すれば、16度の方が3~6ヤードぐらい飛びます。バンス角が強いウエッジほど、インパクト時にロフトが立つ分だけボールが低く飛びやすくなるからです。
シャフト重量は軽い方がヘッドスピードが上がり、飛距離が伸びます。例えば、ダイナミックゴールド(約130g)と、NS950(約100g)とを打ち比べると、大抵のゴルファーはNS950の方が2~5ヤードぐらい飛びます。
ウエッジの飛距離を決める要素としては
ロフト角>バンス角>シャフト重量
まずはこれを理解しておくことが大事です。ロフトが同じでも、バンス角とシャフト重量が異なれば数ヤード飛距離は変わってきます。ミズノもそこはちゃんと分っていますが、今回のT7でもヘッドスピードとロフトの関係だけで飛距離がすべて決まるとは書いてません。また、打ち方によっても個人差があるともちゃんと説明しています。
これまでのウエッジ選びというと、ツアープロのクラブセッティングを参考にして、
52度と56度とか、52度と58度という風に、数字ありきの場合が多かったです。それを今回のミズノのウエッジ「T7」では、「飛距離に応じたロフト」ということを提唱しています。これはスコアメイクの観点から考えると非常に理に叶っていると言えるでしょう。
ゴルフは物理です。
ウエッジに限りませんが、アイアンとウエッジに関しては飛ぶだけでのクラブよりも、「打ちたい距離を打てるクラブ」の方が、距離をコントロールしやすいクラブを選んだ方が距離感が良くなって、スコアメイクしやすくなるのです~。
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