マーク金井blog

2016年07月01日超私的な試打インプレッション、スリクソンZ765リミテッドモデル

7月3日(日)

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 時間は2時間半です

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

まだ間に合いますのでよろしくお願いいたします。


早いもので今日から7月。今年もすでに半年が過ぎましたが、昨日は世界最小プロトーナメント、MMT9のアマチュア予選大会に出場しました。場所は都内、荒川河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部。MMT9は今年で3年目を迎えますが、日本で唯一の9ホール競技です。アマチュア予選大会は40名が参加し、10名が本大会に出場できます。

13226733_1027131544044772_276449028453188792_n

 

天気予報は雨でしたが、運良く雨は1ミリも降らず。マーク金井は最終組でのスタートで出だしのセカンドがアドレナリンで飛びすぎて20yグリーンオーバー。これで出だしから3連続ボギー。途中はパーでしのぎましたが、17番のパー3でワンオン3パットのボギー。最終ホールのバーディパットが20センチショートして、+4の39でホールアウト。予選カットが+3のカウントバックでしたから、1打足らずで予選通過ならずでした。MMT9の本戦大会は7月28日に開催され、こちらはプロ20名、アマチュア20名が出場します。

DSC_0331

△△△ーーーー△ー  39(パー35)

DSC_0334

赤羽ゴルフ倶楽部は荒川河川敷にそってホールが続くので、土手から選手のプレーを観戦できます。もしもお時間ございましたら、本戦(7月28日)を現地観戦していただけると嬉しいです。

 

競技ゴルフは年齢に関係なくワクワクドキドキします。スタートホールでの緊張感、そして最終ホール、最終パットを打ち終わるまで緊張の糸を緩めることはできません。気落ちするとボギー列車から降りられなくなります。

 

そして競技と同じぐらいワクワクドキドキできるのが、気になっている新作ゴルフクラブの試打です。今年もすでに新製品がいくつも登場していますが、昨日、アナライズに届いた新製品はこれです。

 

NEW「スリクソンZシリーズ」ドライバー

S__20815879 

 

前作同様、3つのモデルがラインアップしていますが、ネーミングは2種類になりました。ヘッドが大き方がZ565(体積460cc)、小さい方がZ765(体積445cc)。そして、限定モデルとしてZ765リミテッドモデル(体積440cc)です。

 

 アナライズには3つのモデルが届きましたが、今回は一番ハードなモデルあるZ765リミテッドモデルについて超私的にインプレッションします。

S__20815880

Z765リミテッドモデルは他の2モデルと大きくことなる点が2つあります。ひとつはヘッドが簡単に脱着できるカチャカチャ式ではなくて、リジット(固定)されています。

 

もうひとつは重量調整ネジ位置が違います。Z565Z765はバックフェース側に重量調整ネジがひとつ付いてるのに対して、Z765リミテッドモデルはフェース側に重量調整ネジが2つ配されています。

 

この2つを見る限り、Z765リミテッドモデルはヘッドの重心位置にとことんこだわっていること、そして浅くて低い重心に設計することで、低スピン弾道が打てる配慮がなされていることが窺い知ることができます。

 

加えて、Z565とZ765に比べると、Z765リミテッドモデルはFP(フェースプログレッション)が非常に小さく、そしてディープフェース。ハードヒッターが好む顔つきになっています。そして何より、ヘッド形状が松山英樹プロが長く使っているZR30にそっくり。松山プロに「なんとか使ってもらいたい!!」という意図がありありと感じます(実際、すでに松山プロはテストしてます)。重量調整のネジ位置はZR-30もZ765リミテッドモデルもほぼ同じ位置です。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

一言で言うと、ZR-30の進化形です。ZR-30は低スピン弾道がオートマチックに打てるドライバーでした。ヘッドスピードが足りてないとボールが上がってくれませんが、ハードヒッターが打っても吹き上がらない弾道が打てます。ボールが前に前にもぐるような弾道が打てるドライバーでした。Z765リミテッドモデルもその特性を継承し、とにかく低スピン弾道が打て、ボールが前に前に飛びます。球の強さは、これまでのスリクソン史上最高でしょう。

13745_360240

写真はGDOより転載、写真の記事は↑をクリックするとご覧いただけます

ただし、ヘッドの返りやすさについては若干変わっています。ZR-30は重心距離が短くて操作性が高く、プロモデルの中では捕まりが良いドライバーでした。対して、Z765リミテッドモデルの方がZR-30に比べると捕まりづらく感じます。恐らく、開発段階で松山プロから「左にいきづらいクラブが欲しい」というリクエストがあり、それに応えるクラブづくりがなされているかも知れません。マーク金井が試打した感じだと、普通に打つとフェード弾道。インサイドからヘッドを入れて強めのフックを打つ感じでスイングして、ようやく軽いドロー弾道が出ました。

 

それとZR-30の時はロフトが8.5度、9.5度、10.5度がラインアップされてましたが、Z765リミテッドモデルでは8.5度と9.5度のみ。10.5度の設定が無くなかったことで、よりハードヒッター向けのドライバーになっています。まさにリミテッドです。

 

松山プロを意識して作られたZ765リミテッドモデルは、市販ドライバーの中で数少ないハードヒッター御用達ドライバーです。市販品は打ちやすさを優先して、プロパーシャフトはMiyazaki Kaula MIZU6のSが装着されています。

slide_kaulapre

 

Z765リミテッドモデルはのヘッドの特性、そしてヘッド性能を引き出すには最低でもヘッドスピードは46m/s以上必要で、ヘッドスピードが速い人ほど、ヘッドの特性を引出せます。ヘッドスピードが速く、ドライバーでスピンが少ない強い弾道を打ちたい人には大いに期待に応えてくれるでしょう~。

 

(▼▼)b


7月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを

seminar-top

こちら販売再開しました!

bnr_store_ef009 (1)


カテゴリー MMT9, 超私的な試打インプレッション

コメントは受け付けていません。