一昨日の月曜日は梅雨の合間をぬって赤羽GCで薄暮9ホールプレー。出だしの2ホールで凡ミスをしでかしボギー、ボギー。3番のロングでファーストパットを2.5mもショートしたのですが、なんとかパーパットを沈めてパー。そこからはプレーのリズムが良くなって、2バーディー、1ボギー。上がってみたら+1のスコア。出だし2ホールを終えた時点では「今日は+4」ぐらいを覚悟しましたが、出だしからショットが安定していたので、パットでスコアを取り戻すことができました。
そして昨日は、インターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」がオンエア。ゲストは今野一哉プロと、マイナビ出版の小木昌樹さん。お二人が出されたゴルフ指南書、
必ず100を切る!
ゴルフPDCA超上達法(ゴルフスコアアップ研究会)
技術監修 プロゴルファー今野一哉
(発行 (株)マイナビ出版)
PDCAとはビジネスの世界で馴染みのある専門用語で、
PLAN(目標を立てる)
DO(それを実行する)
CHECK(実行したことを振り返り)
ACTION(うまくいってなければ改善する)
という4つの順番を行うことで問題を解決し、業務改善を実現する手法です。さらに、ACTIONから新たなPLANを掲げ、それを繰り返す。これを「PDCA」サイクルを回すといい。このサイクルを回すことで問題が解決され、業務が改善し続けるという仕組みです。
ゴルフにおいてもこのPDACを上手く回すことができると、業務(スコア)が改善します。では、どんな風にPDACを回せばいいのか?
効率良く問題解決にあたって大事なことは「同じ失敗を繰り返さず、ひとつひとつPDACを回して解決していくこと」です。
例えば、100を切るのが目標の場合、必要なのは100を切るための正しい目標(PLAN)を立てることです。具体的言うと、、、
パーオン可能なホール
ボギーオン可能なホール
ダブルボギーオン可能なホール
すべてのホールでパーオンを狙うのではなく、ホールの難易度によってオンするのに必要な打数を目標に定めることを、今野プロは提唱しています。やさしいホールと難しいホールを一緒くたにすると正しい目標設定はできません。距離が長くて難易度の高いホールは、難易度に合わせた目標を設定し、それを確実にクリアできるように頑張る。自分の技量に合わせて、それぞれの目標打数を決める。これが正しいPLANとなるのです。
そして、自分のなりの目標プラン設定が決まったら、問題点を具体的に見つけることです。100を切るのが目標ならば、次はスキル(技術)を正しく記録すること
OBや池ポチャ、林を打ち込んだかどうか
打ち損じてチョロをしたかどうか
100y以下の距離でグリーンにのっているかどうか
3パット以上をしたかどうか
18ホールプレーして、上記のミスをどのホールでどんな状況で、何回してしまったかをスコアカードに記録する。致命的なミスを具体的に記録することで、PDCAを上手く回すための準備ができます。記録することはCHECKになり、例えば、ティショットでOBが多いならば、ティショットでOBしないために具体的に何をすべきかを考えることが、ACTIONにつながるのです。
ティショットのOBに関して言えば、真っ直ぐ飛ばせるようになるまで練習するというのは得策ではありません。そうではなくて、ティショットでOBが出づらいクラブを使うとか、ドライバーで打つならば曲がった球(スライスやフック)で方向性をコントロールできるようになることです。
ちなみに、100を切れない人の多くはナイスショット(自分が満足行くショット)以外ミスショットとジャッジしがちですが、それでは正しくPDCAを回すことはできません。満足度が高くなくても、コースマネジメントが上手くできたショットに対しては、悪い評価をしないことも大事なポイントです。
ゴルフはミスのゲームです。
ナイスショットをたくさん打ってもいいスコアは出る保証はありませんが、ミスショットのレベルが上がれば確実にスコアアップが望めます。ここが分ってくれば100を切るのは決して難しくないのです~。
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