昨日はアナライズセミナーデー。前半は1000分の1秒でシャッターが切れる高速度カメラを使っての「インパクトセミナー」。30分の休憩を挟んだ後半は、いろんなシャフトを実際に打っいただき、シャフトの正しい使い方を体験していただく「シャフトセミナー」を実施。どちらも満員御礼。これまで同様、今回の受講者もクラブの使い方に関するタネと仕掛けを肌で感じていただけたかなって思っています。
そして夕方からはゴルフ雑誌の取材でユーティリティの試打&撮影。約2時ほど、打っては喋り、打っては喋りを繰り返しました。
そして、そして、セミナーとユーティリティの試打の合間には、届いたばかりのシャフトをガッツリ試打しました。試打したのは、、、
正式発売は9月2日ですが、限定1000本に限り7月1日(金曜日)に先行発売されます。この先行発売に合わせて、アナライズに試打シャフトが届きました。ちなみに、マーク金井が今回試打するのは、、、、
50g台の5S
55歳を過ぎてからはドライバーのシャフトは50g台にしているので、それに合わせてもらいました。ちなみに、アッタスパンチの5Sは57g。50g台にしてややや重めです。ドライバーで組上げたスペックをざっと紹介すると、、、
ヘッド テーラーメイドM2(ロフト9.5度)
長さ 45.5インチ(ヒールエンド計測)
重さ 308.7g
振動数 246cpm
CF値 3.68
トルク 5.3度
キックポイント ミッド(中調子)
(トルクとキックポイントはメーカ-値、それ以外は実測値)
数値から分るのは、手元側が軟らかい、そしてシャフト中央付近もそれほど硬くありません。実際、ワッグルしてみても「これって手元調子じゃないの?」ってぐらい手元側が「クニャッと」しなります。対してシャフトの先端側はしなる感じはありません。しなりを感じるのは手元から中間部分で、先端側は剛性の高さを感じます。
では、実際に打ってみてどうだったのか?
1発目は軽いフェード、2発目の軽いフェード、そして、3発目の軽いフェード
まるで絵に描いたように3発とも同じ弾道でした。M2のフェースアングルが2.5度オープンなことも影響していますが、インパクトゾーンでフェースがクローズになりにくく、ヘッドもアッパーに動きづらいいシャフトです。シャフト先端側が硬めに仕上がっていることと、トルクがやや多めなことが影響しているのでしょう。捕まり良さを求めたシャフトではなくて、捕まり過ぎを抑えたシャフトです。そして、ヘッドの入射角が安定しているのでミート率が良くなるシャフトです。入射角が安定していることを考えると、ドライバーだけでなく、FWと相性の良さも強く感じました。
メーカー側もコメントしていますが、アッタスパンチのシャフト挙動は、同じ黄色のカラーリングのアッタス参上に似ています。アッタス参上と打ち比べると、アッタスパンチの方がトルクが多い分だけしなりを感じやすく、トップからダウンでの切り返しでタイミングが取りやすくなっています。また、手元がしなるのでシャフトがタメを作ってくれる感じが増しています。手元のしなり感が大きいので、スピーディーに切り返すよりも、ゆったり切り返したい人が振りやすく感じるシャフトです。
しなり戻りのスピードも、アッタス参上と同じく、アッタスパンチもややスローです。このため、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えやすく、高弾道よりもやや抑えた弾道が打ちやすく仕上がっています。また、インパクトでフェースクローズになりづらいので、左へのミスを気にせず、しっかり叩いていけます。
インパクトゾーンでシャフトの加速感を求める人には、アッタスパンチはやや物足りない感じがするかも知れません。加速感を求めるならば、アッタス4UやアッタスG7の方がイメージ通りにシャフトが動いてくれるでしょ。対して、左のミスを軽減したい人、切り返しでタメがほどけやすい人(シャフトのしなりを上手く使ってスイングしたい人)や、ミート率を安定させたい人には、アッタスパンチはかなり期待に応えてくれるシャフトになるでしょう~。
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インパクト解析セミナー
6月25日13時
アナタのインパクトをマーク金井が丸裸にします
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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