マーク金井blog

2016年06月02日超私的な考察、50年前のゴルフクラブは実際にコースで使うことができるのか!?

アナライズからお知らせ

6月5日(日)

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一昨日、見るからに最先端なゴルフクラブ、PXGのアイアン「0311」が手元に届きました。大蔵ゴルフスタジオでオーダーさせていただき、シャフトはこれまた最先端なフジクラのMCIブラック。最先端と最先端の組み合わせ。コースで打ちたくて打ちたくてウズウズしています。

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そして、ウズウズに拍車を掛けているのがクルマ。1966年式のミニが今日納車されます。ミニを購入するのはこれで3代目。1台目のミニは19歳の頃、2台目のミニは41歳の時、そして3台目のミニは57歳での購入。38年間の間に3台のミニを所有することになりましたが、一番古いのが今日納車されるミニ。50年前に作られたミニを買いました。

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排気量は998CC。ツインキャブが欲しくて買いました。当たり前ですが、今どきのクルマと比べるとスピードは出ませんし、快適でもありません。もちろんクーラー(エアコン)なんて気の利いたモノもついてません。移動手段として考えると不便極まりないクルマですが、反面、運転していて楽しいクルマです。そして何より50年前の歴史を存分に味わいながら公道を走れるのがスゴイです。クルマに関しては、最先端よりも古いクルマの方が飛ばさなくても運転を楽しむことができます。そしてクルマに関しては、古くても整備がちゃんとなされていればちゃんと走ることができます。

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では、ゴルフクラブは一体何年前ぐらいのモノまで実用可能なのか?

 

クルマに関しては最低速度と制限速度があります。道路によって違いますが、時速80キロで巡航できれば高速道路も走れます。今回購入した50年前のミニはこの問題をクリアしています。

 

ゴルフクラブに関しては、クルマのような最低飛距離、最高飛距離の制限はありません。飛距離を求めるならば50年前のクラブはかなり不利ですが、使えるかどうかと聞かれれば、ちゃんとメンテナンスされているならば使えます。滑らないグリップ、そして錆が浮いてないないシャフト(スイング中に折れないシャフト)が装着されているならば、コースで使っても問題ありません。ちなみに50年前のクラブは、ウッドだとヘッドは木製で、アイアンはほとんどがマッスルバック形状。シャフトはどちらもスチールです。マーク金井はゴルフ歴44年ほどなので、ほぼ50年前に売られてのと同じようなクラブでゴルフを始めました。

 

50年前のドライバーやFWのヘッドは木製で2種類ありました。ひとつはムクのパーシモン、もうひとつは合板ウッド。メーカーの主力モデルはパーシモンが多かったですが、ピンやウイルソンは主力モデルに合板ヘッドを使ってました。当時は反発係数とかを謳うメーカーは少なかったですが、合板ヘッドを作っているメーカーは合板の方が弾きが良いことをアピールしてました。ちなみに、見た目と言葉の響きが影響しているのでしょう。当時の合板ウッドはパーシモンに比べると人気がありませんでした。

 

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50年前のゴルフクラブは今どきのクラブに比べると、飛距離性能はまったくかないませんが、ではスコアは悪くなるかというと、これは別問題です。短い距離のコースであれば(ドライバーの飛距離が求められないコースであれば)、50年前のドライバーでも今どきのクラブを使った時と同じスコアを出せますし、ドライバーが苦手な人ならば今どきのクラブを使うよりもいいスコアが出る場合もあります。

 

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一昨日発売されたチョイスでも書かれてますが、昔のドライバーはヘッドが小さい反面、シャフトの軸線とスイートスポットまでの距離、いわゆる重心距離が短くなっています。このため、スイートエリアが小さい反面、クラブの挙動をコントロールしやすいので芯で捕らえやすくなっているからです。芯を外すと飛距離はガクンと落ちますが、ミートしやすくなっています。ゴルファーのヘッドスピードによっても変わってきますが、ドライバーの飛距離が200ヤード以下でいいのであれば、50年前のドライバーはかなり戦闘能力が高いクラブになるのです。

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ゴルクラブは飛距離を求めて進化(変化)しています。クルマもかつてはスピードを求めて進化(変化)してきましたが、クルマの場合は通常走行で出せるスピードは決まっています。180キロ出せるクルマで180キロ出してしまうとスピード違反で捕まります。ゴルフクラブには飛距離制限はありませんが(反発規制はあります)、もしもクルマみたいに飛距離に制限がかかれば、クラブは今のような形になっていないかもです。

 

現在、アナライズでは世界で一番難しい3W「マジックマリガン3+」を販売していますが、このクラブは主にティショット用として開発しました。プロや上級者にとってはぶっ飛びスプーンとして使っていただき、ドライバーが苦手な人にはドライバーの代わりに使ってもらうというコンセプトです。3Wにしてはヘッドが大きいですが、ドライバーに比べるとヘッドの大きさは半分以下です。ヘーゲルの弁証法的に言えば、50年前のドライバーを「らせん的発展」を意識して設計しました。

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50年前のミニは1000ccで馬力も大きくありません。50馬力ちょっとですが、車体重量が600キロちょっと、非常に軽いです。ボディが軽いのでアクセルを踏むと心地良い加速感を味わえます。50年前のドライバーも飛距離性は高くありませんが、重心距離が短いので芯で捕らえやすいメリットがあります。飛距離が求められないコースならば、50年前のクラブはまだまだ現役で使えるでしょう~。

 

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マジックマリガンFW 3+プロトタイプ

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大好評でございます

スペック
■ アナライズW60カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:325.9g前後/振動数:246前後/バランス:D2前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度

■ アナライズW65カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:329.5g前後/振動数:247前後/バランス:D2.5前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度

※若干の個体差がある場合がございます。あらかじめご了承ください

先行発売価格 40000円+税 送料別途
(プロトタイプ専用シャフト、プロトタイプ専用ヘッドカバー付
アフターマーケット用シャフトの装着も別途承りまります。その際はシャフト代金が新たに発生したします。
ご注文はこちらのメールにて承ります。(yoyaku@analyze2005.com
ご希望のシャフト、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、お支払方法をご記入の上、メール下さい。

2~3週間お時間を頂きますがご了承下さい。

こちら是非よろしくお願いします

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スーパーシャット君!!

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マジックマリガン UT35

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カテゴリー ゴルフクラブ分析, 計測器、分析法

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