昨日の関東エリアは朝から雨。タイから戻ってきたばかりということもあって、かなり肌寒く感じました。午前中は右ひじの診察のために軽井沢に向かいましたが、予想通りに軽井沢は神田よりもさらに肌寒かったです。レントゲンを撮りましたが骨には特に異常なし。予想通りに腱鞘炎、いわゆるゴルフ肘(テニス肘)でした。安静にするのが一番なのですが、そうも言ってられません。対処療法ですが炎症を抑える薬をいただき、肘用サポーターの装着を勧められました。
そして、夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。ゲストはトライプの中谷要介さんと、三菱レイヨンの伊藤成就さん。中谷さんには、先週開催されたタイランドゴルフExpoについて話を伺い、伊藤さんには新しく出たシャフト、グランドバサラについてあれこれ伺いました。マーク金井もゴルフExpoに参加しましたが、1年中寒さ知らず。ゴルフにもってこいのエリアです。ゴルフショップが30件以上入ったビルもあるのには驚かされました。
グランドバサラのシャフトにも驚かされました。30gを切ったシャフトはとてつもなく軽いだけでなく、シャフトのしなり感が実にスムーズ。シニア、女性でも楽に振り切れるだけでなく、スイングも良くなる効果が期待できるシャフトです。
そして、もうひとつ驚かされたと言えば、昨日のGDOのニュース。元サッカー選手の中田英寿さんが、なんとツアー29勝をしている片山晋呉プロと、マッチプレーするというではないですか。サッカーのスペシャリストが永久シード選手と試合するのは前代未聞です。加えて、中田さんは記者会見の場で、こんなことも宣言しています。
得意クラブはアイアンで「1Wは使わない」と明かしています。1Wの替わりに1番アイアンを使用するそうです。中田さんは「正確性が大事。サッカーをやっていた時もそうだった」と強調。サッカーの現役時代は、より強くボールを蹴れるインステップキックより、インサイドキックを多用していた、と説明したそうです(以上、GDOより引用)
ゴルフはスコア(数)を競うスポーツで、飛距離を競うスポーツではありません。
中田さんは、このゴルフの本質を分ってらっしゃいます。他方、ゴルフ場でアマチュアゴルファーのプレーを見ていると、ティショットでドライバーを使う人がほとんどです。また、同伴者がティショットをアイアンで刻もうものなら「セコい」「正々堂々じゃないよ」なんて揶揄する人がいたりします。また、「ドライバーを振らないとゴルフした気にならない」と言うアマチュアゴルファーも少なからずいます。
ドライバーを振リ回することと、いいスコアを出すこと。
平均スコアが90以上のゴルファーならば、ドライバーを振っていいスコアを出すのは難しいでしょう。平均スコアが90以上叩く人(100以上叩く人)の場合、ドライバーは飛距離を出すのには有利なクラブである反面、スコアをまとめるには不利なクラブだからです。ドライバーはナイスショットとミスショットの差が激しいし、ミスした時に大叩きに直結するリスクが高いからです。例えば、10回中8回ナイスショットしても、2回のミスショットした時に、OBを打ってしまうと、確実にスコアを浪費します。OBでなくてもチョロを打ってしまうと、セカンドショットで無理しやすくなって、これまたスコアを浪費する要因を作ることになります。
ティショットでボールを遠くに飛ばすことはゴルフの醍醐味ですが、スコアアップを本気で考えているならば、中田さんのようにドライバーを封印した方がスコアを確実に良くできます。ティショットで求められることは、
確実に前進(ある程度の飛距離を確保)、
セカンドショットが打ちやすい場所に運ぶこと!!
です。これがどんなクラブになるかはゴルファー次第ですが、クラブ的にはロフトが少なめのUTや、ロフトが少なめのFWがお勧めです。マーク金井はロフト13度の3Wを作りましたが、これはまさにスコアが出せるティショット専用クラブです。地面から打つと直ドラぐらい難しい反面、ティショットだとボールも適度に上がります。加えて、シャフトはドライバーよりも短く、ヘッドがドライバーよりも小ぶりだから(結果重心距離が短い)、ミート率も良くなるのです。ロフトが13度と少ないので、ボールが上がり過ぎる心配もありません。開発背景としては、狭いホール用のティショット用として設計しましたが、ドライバーが苦手な人のティショット用としても設計しています。
ゴルフにはいくつもの決まり事がありますが、「ティショットはドライバーで打たなくてはならない」という決まり事はありません。ロフト13度の3Wは、昔のクラブに例えるならば2W(ブラッシー)と同じで、主にティショットに向いたクラブなんです。
中田さんはティショットをアイアンで打つそうですが、ティショットでチョロやOBが多い人ならば、アイアンで打つのも多いにありです。普段と同じクラブで打つことよりも、普段と違うクラブでティショットを打ってみる。これだけでも、ベストスコアを更新できるアマチュアゴルファーは少なからずいると思います~。
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今まで売り切れておりました。