今週水曜日にバンコクに到着し、昨日の土曜日までタイランドゴルフExpoのジャパンパビリオンに「analyze」のブースでゴルフクラブと練習器具を出品してました。4日間の滞在でしたが、その間に、
タイのゴルファーのスイングを100人以上観察
タイのゴルフショップを50件近く見学
タイのゴルフクラブの販売価格を100品以上調査
タイのゴルフスクールを数件見学
タイのゴルフコーチと数回ミーティング
タイの大型量販店のマネージャーと2回ミーティング
タイで人気のゴルフクラブを聞き取り調査
タイで一番豪華な練習場をじっくり見学
バンコク市内を5キロ以上歩き回り
タイで小籠包と大戸屋、ピザをいただき
タイではどんなゴルフ用品が売れるのかを体験
してきました。いくつもの発見がありましたが、話す言葉は違ってもゴルファーはバンコク共通ではなくて、万国共通です。日本同様、タイでもスライスに悩んでいるゴルファーが圧倒的に多く、飛距離が出るクラブが人気あり、そして人気ブランドは、、、、、
です。ただし、タイらしいのはこれらのブランドでの人気モデルはグローバルモデルではなくて日本向けモデル。タイトリストではVG3、テーラーメイドではグローレが圧倒的に人気があるそうです(ゴルフ量販店のマネージャーが応えてくれました)。ちなみに、日本メーカーで人気が高いのは
です。タニアプラザというゴルフショップが30件以上入っているビルで調べてみたら、この3ブランドを置いているお店が目立ちました。他では、地クラブメーカーのミステリー、そしてシャフトではバシレウスやクレージーを扱うお店が目立っていました。日本同様、タイでも地クラブは人気がありそうです。日本メーカーに関しては、国内でシェア上位メーカーが必ずしもタイでは上位にランクインされていません。
そして、タニアプラザのお店では、大きいところでは試打ルームが完備されていますし、工房を備えているところも数件ありました。一番大きなショップに行ってみると、トラックマンも備わってました。リシャフトを積極的にやっている工房的な要素を兼ね備えているお店も少なからずありました。
わずか4日間の滞在でしたが、実際に足を運んだことで、タイでゴルフビジネスを成功させるヒントがつかめました。まず、感じたのは、ローカライズの重要性。現地のディストリビューターが頑張っている所は、たとえ日本で人気が高くなくても、タイで上位に食い込むことが可能です。もちろん、プロダクトの性能も求められますが、性能だけでは売上げを伸ばすのが難しいと感じました。というのも、タイでは日本のように数多くのゴルフ雑誌が発売されていません。広告戦略でユーザーの認知度を上げるのが難しいからです。ディストリビューター(卸)の頑張りとユーザー認知度が比例すると思われます。
次に、肌で感じたのはデザイン。今回、ゴルフ竪琴をタイに持ち込みましたが、予想以上にゴルファーの反応が高かったです。ブランドの認知度が高くなくても、「なんだこりゃ」と感じるプロダクトに、タイのゴルファーは強い興味を持って下さいました。実際、そして実際に試してみて違いを感じると、実際の購買につながります。嬉しい誤算ですが、今回、ゴルフの竪琴をタイランドゴルフExpoに持ち込みましたが、初日にすべて売り切れました。ユーティリティ形状のチッパー、UT35も2日目にすべて売れました。反面、FWとUTはメーカーとして認知度が低かったこともあり、売れ行きは今ひとつでした(笑)
日本国内だと、メーカーとしての認知度が低いとかなり不利ですが、タイに関しては、ディストリビューターと上手くタッグを組むこと、そして目で見て性能が分かる(分かりやすい)プロダクトはメーカー認知度が高くなくても、セールスを伸ばすことができるというのが、マーク金井の分析です。
タイランドゴルフExpoは来年も開かれます。アナライズでは、まもなく世界で一番やさしいドライバー「BUMPER」がラインアップに加わりますが、BUMPERは日本よりもタイの方が注目を浴びそうな感じがします。もちろん、ゴルフの竪琴、BUMPERとも来年のタイランドゴルフExpoに出展しますし、タイのゴルファーが気軽に購入できるようにするつもりです〜。
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