昨日はタイのゴルフExpo会場にほぼ1日いました。今回初の試みとなる、「ジャパンパビリオン(日本企業が出展して、日本ブランドをPRする専門ブース)」アナライズが出展しているからです。アナライズのオリジナルクラブ、練習器具、そしてコラボしているゴールドファクトリーのパターを出品していますが、来場者がもっとも興味を持ってくれたのが、、、、
ゴルフの竪琴
です。タイ語でゴルフの竪琴は「ピンタンコ」。なんのことやらさっぱり分かりませんが、タイのゴルファーからは「これは何?」「どうやって使うの?」という次々と質問を受けました。もちろん質問だけではありません。実際に手にとって、ところ構わず素振りを始めて下さいました。それを間近で見たマーク金井も、竪琴を振るタイのアマチュアゴルファーをところ構わずiPhoneで写真を撮りまくりました。
さて、このタイのゴルファー。
今回は日本語が通じないこともあって、使用法のDVDは持ってきてません。なので、
タイのゴルファーは持ち方も分からなければ、振り方もまったく分からない状態で、ゴルフの竪琴を振り回します。にも関わらず、あるゴルファーは竪琴を正しく持って、正しく素振りをします。その一方で正しくない持ち方をしたり、正しくない振り方をするゴルファーもいました。
では、どんなゴルファーがゴルフの竪琴を正しく持って、正しく振るのか?
当たり前と言えば当たり前ですが、ゴルフが上手い人ほど、何も教えなくてもゴルフの竪琴を正しく持ち、正しくスイングしています。ゴルフクラブとはかなり形が違うにもかかわらず、道具(ゴルフの竪琴)を実に上手く使いこなします。ちなみに、片山晋呉プロもまったくそうで、何ら説明をしなくても、ゴルフの竪琴を完璧に正しく使いこなされています。
そして、そして、タイのゴルファーのスイングを20人以上見たのですが、ゴルフが上手くない人ほど共通点がありました。ゴルフが上手くない人ほど、インパクトからフォローにかけて竪琴をインサイドに引き込み過ぎ、そして右手が左手を追い越しません。インパクトからフォローにかけて左手がずっと先行して動き続けてしまうために、インパクトではフェースがかなり開き、なおかつ振り遅れたスイングになっています。そして、ボールが右に飛ぶのを嫌がって、インパクト直後には手元をインサイドに強く引き込んでしまっています。いわゆるアウトサイド・イン軌道のカット打ちになっています。
日本のゴルファーもそうですが、スライスに悩んでいる人の多くは、インパクトゾーンで左手の動きが加速し、右手が左手を追い越しません。いわゆる空手チョップをしているような感じで、両手が平行移動しています。このため、振り遅れてインパクトではかなりフェースが開いてしまっています。
なので、ゴルフの竪琴を振ってもらったタイのゴルファーには、インパクトゾーンでは右手は左手を追い越すこと、そしてインパクトゾーンでは左手の動きにブレーキ(減速)がかかり、左手が減速することで右手が追い越す動きになることを、身振り手振りでデモンストレーションし、そして手取り足取りでレクチャーしました。すると、多くのゴルファーはゴルフの竪琴を数回振っただけで、振り遅れて、インパクトでフェースが開かなくなります。右手が左手を追い越すこと、そしてスイング中、右手が左手の上に位置しているとボールが捕まること、プレーンに沿って振り抜いていけることを体感してもらいました。
タイと日本では話す言葉、書く文字はまったくもって違いますが、ことゴルファーのスイングにおいては非常に似通っています。これを実際に体感できただけでも、タイに来た甲斐がありました。ゴルフは万国共通なことをリアルに知ることは大収穫ですし、ゴルフの竪琴は全世界に通用するゴルフ練習器具であるのは間違いなさそうです〜。
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