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今年もGWがやってきました。今日から3連休。月曜日を挟んでまたまた3連休。して金曜日を挟んで連休。今回のGWは金曜日と月曜日が平日というめずらしい並びになっているおかげで、マーク金井はてんてこ舞い。執筆している夕刊新聞の連載は月曜と金曜日。どちらも平日なので休載になりません。加えて、月曜日と金曜日の間が休日(新聞も休刊)なので、締め切りがこれでもかってぐらい繰り上がるからです(笑)
てんてこ舞いといえば、アナライズの工房も昨日までフル稼働。超軟らかシャフトが装着されたEF009を毎日、早朝から深夜まで組み立ててました。1本1本手作業で組み立てるために、いっぺんにたくさん作れないからです。執筆もクラブの組み立ても労働集約型産業。受注量が一気に増えると、てんてこ舞いになってしまいます。
今日からはいつも通りのペースで過ごせますが、GW中、いつも通りのペースをなかなか保てないのがゴルフ場でしょう。GW中はどこのゴルフ場も満員御礼。組数が多く、コンペも多いので、どうしてもプレーのペースが遅くなります。ハーフ3時間は当たり前ですし、ハーフ後の休憩時間も1時間30分以上あったりします。
さて、このスロープレー。毎ホール詰まっているとゴルファーはイライラしますし、ゴルフ場の方はヤキモキします。プレー時間が長くなるほど、営業時間も必然的に長くなりますし、ゴルファーからのクレームも多くなるからです。
では、どうすればスロープレーを防止できるのか?
多くのゴルフ場では「ハーフ2時間15分以内で回りましょう」とか、「クラブを持って走って下さい」「プレーファースト」なんてことがクラブハウスやトイレに張り紙されています。しかしながら、プレーファーストを煽る張り紙がたくさん貼られていても、スロープレーになっているゴルフ場は多々あるのが現状です。言い替えると、「早く回りましょう」というメッセージというのは、メッセージとしての効力が弱いとも言えます。
では、ゴルフ場はどんなことを試みれば、スロープレーを防止できるのか?
もしもコンペが多いならば、コンペではストロークプレーではなくて、ステーブルフォード(ポイントターニー)プレーを提案してみてはいかがでしょうか。ステーブルフォードとは、スコアではなく1ホールごとに点数を付けていく競技です。一般的には、
イーグル 5点
バーディー 3点
パー 2点
ボギー 1点
ダブルボギー以上 0点
という感じで、いいスコアほど点数が高くなります。そしてダブルボギー以上は0点ですので、大叩きしてもマイナスにはなりません。ダボ以上は皆、点数が同じなので、ダボになった時点でそのホールでのプレーを終えます(マッチプレーのギブアップと同じ)。結果、大叩きするプレーヤーがいなくなるので、ストロークプレーの時に比べると確実にプレー時間を短縮できます。プレー方式を変えてもらうだけで、確実にスロープレーになる人を減らせます。
ゴルフ場はコンペの幹事さんに、ステーブルフォードでのプレーを勧め、ステーブルフォードでプレーしたら、「プレー料金を割引き」「コンペ賞品の提供」を提案してみて下さい。お互いの利益が合致すれば、ステーブルフォードを快く引き受けてくれる可能性は大いにあり得ます。加えて、初中級者にとってステーブルフォードでのプレーは、大叩きを気にする必要がなくなるので、気楽に楽しくプレーできるメリットもあります。上級者はダボ以上叩くことは滅多にないので、ステーブルフォードでもギブアップするホールがありません。ストロークプレーと同じ感覚でプレーできるので、不満は出ないと思います。
コンペではなく、普通にプレーしている対しては、
プレーの時間をかけない方がスコアが良くなる!!
ことをちゃんと伝えた方がいいです。マーク金井は初心者とゴルフに行くことが多いですが、そんな時は、「とりあえず打って前に進みましょう」「得意クラブで適当に打ってみましょう」。不完全でもいいから「とりあず前に進めばOK」ということだけ言います。そして、意外にも初心者にはこの方がリラックスでき、リラックスできる分だけミスショットが減ってスコアが良くなるのです。もちろん、プレー時間も短くなります。誤解を恐れずに言えば、8割以上の初中級者は、
プレー時間が短い=スコアが良くなる
100以上叩く人ならば、9割以上はプレー時間を短くした方がスコアが良くなります。ゴルフはリズムとテンポが大事だと言われてますが、スイングのリズム&テンポだけでなく、歩く時のリズム&テンポも大事です。加えて、構えてから打つまでの時間は短いほどリズム&テンポも良くなるのです。パッティングにおいても、ジョーダン・スピースのように構えたら、さっとテークバックを始めた方がストロークがスムーズになって、カップインの確率も上がります。
そして、提案したいのが段取り良くプレーすることを上手く伝えることができれば、遅延プレー(スロープレー)をかなり解消できます。そのひとつが、
レディーゴー(準備できた人から打つ)
ゴルフには遠球先打というしきたりがありますが、これに縛られすぎると時間が余計にかかります。自分よりホールから遠い人がいても自分の方が先に打つ準備が出来たら「お先に打ちます」など一声かけて打ってもペナルティはありません。ティーショットでも前ホールのスコアによるオナーにこだわらず、距離の出ない人や初心者や女性が先に打つ、といった方法も大いにありです。
レディーゴーをする場合、重要なのは勝手に打ってしまわないこと。打つ時は、同伴者に聞こえるように「打ちます~」と告げて下さい。それを怠ると打球事故につながったり、2人が同時に打つなんてことにもなってしまいます。
乗用カートでプレーする時は、打った直後はクラブを持ったままカートに乗って下さい。次のショットでクラブを抜き出す時に、クラブを戻せばいいのです。たったこれだけのことでも、プレー時間をかなり短縮できます。後は、グリーン上でのボール拭き。ボール拭きをおのおののプレーヤーがポケットに入れておくだけでも、プレー時間を短縮できます。
ゴルフは1打が大事だと言われてますが、1打を大事にし過ぎてしまい、プレー全体のリズムが悪くなってしまうと、元も子もなくなります。1打を大事するあまり時間を掛けすぎるよりも、ショットとショットのつなぎをスムーズにすることを意識した方が、スイングのリズム&タイミングが良くなって、ミスショットを減らせます。当たり前過ぎるかも知れませんが、ミスショットが減ってくれば、おのずとプレー時間を短縮できます~。
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開催日時
4月30日(土) 15:00~18:00
5月 2日(月) 15:30~18:30
5月 5日(木) 15:00~18:00
5月 7日(土) 11:00~13:00 15:00~18:00
開催場所 アナライズ神田スタジオ
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