アナライズからお知らせ
4月、5月のゴールデンウィークのセミナーの日程アップしました↓
昨日はホットリスト2016の受賞パーティーに出席してきました。ホットリストも今年で5年目を迎えています。ドライバーからウエッジ、そしてパターまでの受賞クラブが発表されました。エントリー180本の中から、受賞したクラブは、
ドライバー 19本
フェアウェイウッド 14本
ユーティリティ 8本
アイアン 12本
ウエッジ 8本
パター 7本
マーク金井は有識者審査員としてお手伝いしてます。このホットリストの審査員を務めているおかげで、毎年、旬なクラブをじっくりと試打できます。そして、多くのクラブを同時に打ち比べることができるので、メーカーごとのクラブ作りのコンセプトの違いを見極めることもできます。今回のホットリストでも、米国メーカーのドライバーと国内メーカーのドライバーとを比較すると、明らかに設計コンセプトの違いを感じました。
さて、マスターズの興奮がまだ醒めません。かれこれ40年以上マスターズを観戦してきましたが、最終日の展開はドラマティック過ぎました。フロント9でスコアを伸ばし、優勝をほぼ手中に収めていたスピースが、、、
10番でボギー、11番もボギー、そして12番では池ポチャ2発で+4の大叩き。これで首位の座から滑り落ち、2年連続優勝を逃しました。
12番はオーガスタの中でももっとも距離が短いパー3で距離は155ヤード。出場選手ならばショートアイアンで狙えるホールです。普通に考えばプロが池ポチャするようなホールではありません。
では、なぜ12番で池ポチャが出てしまうのか?
1993年にマスターズを現地観戦しましたが、大会翌日、12番グリーンと13番のティグラウンドに上がりました。実は、この2ヶ所というのは大会期間中、選手以外は立ち入れません。パトロンも入れませんし、取材陣も立ち入れない禁断のエリアです。ここを現場検証すれば、「12番の本当の難しさ」が分るかも知れないと思ったからです。
実際に12番のグリーンに上がってみたら、、、、
「なんだこりゃ~!!!!!」
ってぐらい落とし所が狭いです。グリーンの手前には池とバンカー。奥にはバンカーとブッシュ。とにかくグリーンの奥行きがほとんどなく、キャリーで落とせるのは畳1~2枚分ほどしかありません。そして、グリーンの奥がブッシュなので、風が渦巻いているのです。プレーヤーが完璧なショットを打っても(距離感がいいショットを打っても)、風の影響を受ければ、ショートやオーバーのミスが出てしまいます。風次第では「ナイスショットがミスショットになってしまう」のです。
12番ホールは「アーメンコーナー」と名付けられてますが、まさに人知が及ばないホールです。プレッシャーが掛かってなくても難しいですが、プレッシャーがかかるほどに、プレーヤーに余計なことを考えさせてしまうホールになっています。予測がつかないというのは、言い替えると、余計なことを考えすぎることにもつながります。
マーク金井が現地観戦した1993年も、優勝争いをしていたチップ・ベックが12番で池に打ち込んでしまい、2位に沈んでしまいました。タイガーも12番で池ポチャしています。12番の怖さは、プレーヤーに「打つ直前に余計なことを考えさせてしまう」「マイナスな想像力をかき立てられてしまう」ところにあると思います。
ゴルフは心の格闘技とも言われてますが、まさにそれを象徴しているのがオーガスタの12番ホールだと思います。人間の想像力は無限大で、想像力というのはプラスにも働けば、マイナスにも働きます。
どんな鳥も想像力よりも高く飛べない。人間に与えられた能力の中で、一番素晴らしいのは想像力である(寺山修司)。
オーガスタには魔女がいると言われてますが、この魔女の存在そのものも、人間の想像力によるものでしょう~。
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アイアンですよ!!
マーク金井の現在のエースアイアン ピンのG25アイアンに、アナライズMI72を差して
89000円+税(96120円)6本セット
もちろんG25は新品です(すいませんライはブラックしかもうありません)
マーク金井はピンのG30も使っていますが、G25の方が好きと言っております、G25の残り少ない新品を買い占めてまして、それにMI72を入れて販売します。(なのでライ角はブラックしかないわけです)
限定2セット早い者勝ちです
ライ角以外はマーク金井仕様です。(細かい指定はできません)
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