マスターズは2日目を終え、昨年の覇者、ジョーダン・スピースがトップを維持しています。2打差の2位にはキャリアグランドスラムを狙っているローリー・マキロイ。国内勢の松山英樹選手は3打差で5位タイにつけています。このブログがアップされる時間には3日目が終わっていると思いますが、松山選手にはなんとかトップと3打差以内をキープしてもらい、最終日に念願のメジャー初制覇を狙ってもらいたいです。
わざわざ3打差ぐらいと書いたのは、トップに立つよりもトップの少し手前にいた方が余計なプレッシャーがかからないからです。過去を振り返ってもマスターズでは3日目にトップに立つと、最終日崩れてしまうパターンが少なからずあります。グレッグ・ノーマンしかり、ローリー・マキロイしかり、、、、
さて、マスターズ一色のゴルフ業界ですが、実は、今週はクラブ業界で盛り上げたいイベントがあります。それは、、、、
ホットリスト2016
ホットリストは米国発祥ですが、日本でも2013年から始まり、今回で4年目を迎えます。毎年発売されるゴルフクラブを有識者、一般アマチュアが試打して評価し、その年の高評価クラブに対して、ゴールドとシルバーの賞を授与しています。そのホットリスト2016の受賞クラブが4月5日(火曜日)に発表されました。
審査方法をざっと紹介すると、
1. 機能性(45%)
試打テスターによる試打テストを行い、下記の項目ごとに評価を行う。なお、ジャンルに応じて評価項目は異なる。
・ドライバー:飛距離、操作性、寛容性、弾道高さ など
・フェアウェイウッド:飛距離、操作性、寛容性、弾道高さ など
・ユーティリティ:飛距離、操作性、寛容性、弾道高さ など
・アイアン:飛距離、操作性、寛容性、弾道高さ など
・ウェッジ:バンカーでの性能、グリーンまわりでの性能、振り抜けの良さ など
・パター:アライメントのとりやすさ、ボールの転がり など
2. 革新性(30%)
HOTLIST実行委員会が、ヘッドの構造、ヘッドとフェースの素材、そのほかシャフトやグリップなど、最新・メーカー独自のテクノロジーを駆使し、ゴルファーにとってメリットのある要素が追加されたかどうかを審査する。
3. 構えやすさ・打感・打球音(20%)
試打テスターによる試打テストを行い、構えやすさ・打感・打球音の評価を行う。
・打感:自分にとって、心地よい打感かどうか など
・見た目:構えやすさのこと。ターゲットに対して構えやすいかどうか など
・打音:自分にとって、心地よい打音かどうか など
4. ニーズ(5%)
ゴルフクラブ販売店関係者、ゴルフ業界関係者など、HOTLIST実行委員会が採点を行う。市場の期待度、プロモーション活動、カスタマーサービス、ブランド認知度、ツアープロの使用率を加味して評価。
(以上、GDOのHPから引用)
特別審査員は、金谷多一郎プロ、関雅史プロ、鹿又芳典氏、そしてマーク金井です。この4名に加えて、一般テスターが20名以上加わっています。
さて、このホットリストの試打。毎年250本以上のクラブを試打しています。かなりの数ですが、マーク金井の場合、試打する時に決めていることがいくつかあります。まず、意識しているのが、、、、
先入観をできるだけ排除してクラブを打つこと。
これは簡単なようで簡単ではありません。ゴルフクラブには、必ずメーカーのロゴが入っているからです。クラブを本当に評価しようと思うと、ロゴがまったく入っていない状態のクラブを打つのがベストですが、実際問題、それはできません。なので、試打する時は、できるだけメーカーのことを考えないで試打しています。
次に、試打する時にじっくりチェックしているのが、クラブのスペック。例えば、ドライバーだと
・フェース向き
・リアルロフト
・フェースの厚み
・重心の高さ&深さ
・重心距離
・スイートスポット位置
これらは3発も打てば、ほぼわかります。フェース向き、リアルロフトに関しては打たなくても分ります。
同時にチェックするのが、シャフトで、
・硬さ
・ねじれ具合(トルク)
・キックポイント
・しなり量
・しなり戻るスピード
・シャフトの太さ
・シャフトの接着寸
これらも1~3発打てば、ほぼ分ります。試打の時は計測器を使うことはありませんが、クラブを振ってボールを打てば、大体の数値が分ります。
そして、試打している時に一番厳しくチェックしているのは、
・フェースセンターで捕らえやすいかどうか?
・見た目と実際の弾道が一致しているかどうか?
弾道計測器で飛距離が伸びたドライバーであっても、上記の2つの要素が満たされていない場合、評価が下がります。なぜなら、上記の2つの要素が満たされてないと、コースに出た時に扱いづらくなるからです。例えば、ボールが上がりやすそうなのに上がりづらいクラブとか、オープンフェースなのにボールが左に飛び出してしまうようなクラブは、コースに出た時、怖くて使うことができません。
ドライバーに関しては飛び性能もさることながら、ミートのしやすさ、そして見た目と実際の性能が一致していることが非常に大事です。
ちなみに、完成度が高いクラブほど1球打っただけでクラブの性能がほぼ分ります。完成度が低いクラブほど、いろいろと探りながら打つことになるので、ボールを打つ数が増えてきます~。
(▼▼)b
昨日発表しました、このアナライズ限定のこのクラブですが
こちらマーク金井のエースドライバーでした。今マークダウンされてお買い時ですよ。このヘッドに
人気のアナライズW60を入れて
38,000円+税(41,040円)!
グリップはアナライズオリジナルグリップです。
えーと アナライズW60を入れるとスペックはこんな感じになりそう
(個体差がありますので、重さは±2g、角度は±1度の誤差はありますスペックの指定は受け付けておりません。スペック表は付属せず別料金となります)
- 重量 317g
- バランスD3
- 振動数238cpm
- センターフレックス3.67
- フェース角-1.0度
- リアルロフト角10度
- 長さ45.5g
これがマーク金井的スペックです。これを目安に組み上げますが、更にご希望がある場合は
出来る限りご希望のスペックに近い状態で組み上げることもできます(完全一致は無理ですよ)
こちらは+4000円(税抜) 42000円+税となります。
総重量と長さと、バランス指定する人とかいらっしゃいますが、あの・・物理的にかなり難しいです。まあぶっちゃけ無理です。ウチの赤坂にお任せ下さい。マーク金井スペックに近いように組み上げますんで。
フェアウェイウッドもあります
アナライズW65を入れて(色は黒のみです。赤はありません)
28,000円+税(30,240円)
T島的にはキャロウェイのXRフェアウェイウッドにW65なんかいいと思ったんですけど、こちらでしたら
30,000円+税(32,400円)ってのもやります・・
(フェアウェイウッドも+4000円でスペック調整(ある適度)承ります)
ご興味ある方はyoyaku@analyze2005.com こちらのアドレス 柿木までお問い合わせ下さい。