マーク金井blog

2016年03月21日超私的に解説、2016年最先端ドライバーを上手く使いこなすコツとは!?

3連休も今日が最終日ですが、アナライズの神田スタジオでは今日も試打会を実施しています。ゴルフの竪琴をはじめ、オリジナルのクラブ、練習器具を実際に試すことができます。お時間ございましたら、ぜひともお気軽にお立ち寄りいただけると嬉しいです。

アナライズ試打会。ご予約不要 この時間にお越しください

場所はアナライズ神田スタジオ

東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階 03-5294-0160

3月21日 
11:00~13:00
15:00~18:00

この3連休、マーク金井はセミナーを4連チャンで実施しました。セミナーでは座学だけでなく、実際にデモンストレーションも行います。デモンストレーションでは失敗は許されません。その緊張感たるや、スタートホールのティショットよりもはるかに緊張します。このおかげで、プレッシャーにかなり強くなれました。普通にボールを100球打つよりも、セミナーのデモンストレーションで1球打つ方が、はるかに質の高い練習になっています。

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セミナーでは毎回、冒頭では落語のまくらのような感じで雑談をしています。雑談することで受講者の緊張をほぐしつつ、受講者のモノの考え方をリサーチしたいからです。セミナーには毎回テーマがありますが、セミナーで一番大事なことは受講者が求めるコンテンツを提供すること。なので、同じセミナーでも、まったく同じ内容は一度もありません。受講者が変われば、セミナーの内容も少しづつ変えています。

 

そしてデモンストレーションする時は、使用するクラブによってスイングを変えています。例えば、シャフトセミナーでは非常に軟らかいシャフトを使ってデモンストレーションする時と、硬いシャフトを使ってデモンストレーションする時とでは、スイングはかなり変えています。

 

さて、今回のエントリーは前回の続きです。前回、2016年の最先端ドライバーの要素について書きました。超私的に解説するならば、2016年の最先端の要素を上げると、

 

  • ヘッド体積がルール最大級(460CC)
  • 慣性モーメントが大きく、重心距離が長い
  • ヘッド重め(198g以上)
  • 低重心でかつ深重心
  • 調整機能が付いている
  • ヘッド重量を調整できる
  • ヘッドに空気抵抗対策(空力対策)がなされている

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この7つの要素が多く含まれているドライバーほど、最先端と言えるでしょう。最先端のドライバーの特徴超は、ミスに強く、直進性が高いショットが打ちやすいこと。昔のドライバーに比べると、左右に曲がりづらい。最先端のドライバーというのはインパクト時のフェース向きに対して、真っ直ぐ飛び、サイドスピンが大きく掛かりづらいのが特徴です。強いフックや、強いスライスを掛けるのが難しいクラブです。ドライバーで球を意図的に左右に曲げたい人の場合、最先端なドライバーよりも、最先端ではないドライバーの方が使い勝手がいいと思います。

 

最先端なドライバーが球を曲げづらい要因、それは慣性モーメントの大きさと、重心距離の長さにあります。昔のドライバーはヘッドが小さく、それに応じて慣性モーメントが小さく、かつ重心距離が短くなっていました。このためスイートエリアが狭く、芯を外すと距離が落ちるだけでなく、サイドスピンがかかりやすい分だけ左右に曲がりやすかったのです。

 

では、最先端なドライバーは誰にでも簡単に打てるドライバーなのか?

 答えはイエスでもあり、ノーでもあります。

 

ミスに強くてやさしい。左右に曲がりづらい最先端ドライバーは物理的な優位性がある反面、道具(クラブ)に合ったスイングを求めてくるからです。ミスに強くて、左右に曲がりづらい最先端ドライバーの多くは、重心距離が40mm以上と長くなっています。このため、

 

  • テークバックでフェースが開く度合いが大きい
  •  トップでオープンフェースになっている(フェースが正面を向いている)
  •  トップでシャフトクロスになっている

 

スイングにこれらの症状がある人の場合、今どきの最先端なドライバーは決して打ちやすいドライバーになってくれません。何故かと言うと、テークバックやトップでフェースを開いていたり、トップでシャフトクロスになっていると、ダウンスイングではフェースが開いた度合いが強くなり、インパクトでもフェースが開いたままになりやすい。結果、右にすっぽ抜けたり、それを嫌がると左に引っかけてしまうミスが出やすくなるのです。

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では、今どきの最先端なドライバーはどんなスイングを求めてくるのか?

ポイントは2つ。

 

テークバックやトップでフェースを開かないこと。
 シャフトクロスではなく、ややレイドオフのトップを作ること。

 

テークバックではフェースを閉じて上げ、トップではフェースが空を向く、いわゆるシャットフェースの形を作って下さい。レイドオフとは、トップの位置でシャフトが飛球線よりもやや左を指す状態です。この2つの要素を満たすと、重心距離が長いドライバーでもダウンスイングでフェースが開きづらくなり、インパクトでフェースをスクエアに戻しやすくなります。結果、道具(クラブ)の性能を引き出しやすくなり、ミスに強く、直進性の高い弾道が打ちやすくなるのです。

 

ゴルフクラブに限りません。道具(クラブ)によって求める動作(スイング)は異なります。今どきの最先端ドライバーを上手く使いこなせないと感じるアマチュアの多くは、道具(クラブ)が求めるスイングになっていないと思って間違いないでしょう~。

 

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カテゴリー ゴルフクラブ分析

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