アナライズ神田スタジオには毎日のように荷物が届きますが、昨日は待ち遠しい荷物がアメリカから届きました。米国のゴルフショップ、フェアウェイゴルフさんで発注したテーラーメイドのM2ドライバーです。M1に続き、M2もネット通販を利用しましたが、どちらも発注して約1週間で手元に届いています。現在は円安なので日本仕様とほぼ同じぐらいの値段ですが、フェアウェイゴルフさんの場合、送料無料。M1は499ドルぽっきり、今回のM2は399ドルぽっきりで買えました。
米国でのM1とM2との価格差は100ドル(約11500円)ほどです。
M2はエアロバーナーのリプレイスモデルとして登場してます。テーラーメイドの中ではトップブランドがM1、M2はその次のセカンドブランド的な位置付けです。しかしながら、米ツアーではM2を使っている先週が結構多いです。
そこで今回は超私的にM1とM2の違いについて書いてみたいと思います。M1はヘッドが2種類ラインアップされていますが、今回はヘッドが大きい方のM1 460で比較します。前述したように、M1とM2はセグメントが異なるので、値段が100ドル違います。そして、テーラーメイドの場合、セカンドブランドはトップブランドに比べると付加機能が省かれています。M2に関して言えば、重心距離、重心深度を調整する機能が省かれています。
これにより、M1とM2の決定的な違いはヘッド重量です!!!!!
M1は調整機能を付けるために重量ネジが2本配されていることもあって、ヘッド重量は約204g。対して、シンプルな構造のM2は約200g(どちらもスリーブ込み)。たかが4gと思うかも知れませんが、振り心地は結構変わってきます。加えて、M1はヘッド重量が204gあるために、45.5インチ以上の長さに仕上げると重くて振りづらくなります。対して、M2はヘッドが重すぎないので、45.5~46インチの長さに組上げても、振りづらくなりません。ドライバーの長さが少し長めなのが好きな人にはM2の方が相性いいでしょう。
ちなみに、日本仕様のM2も、米国仕様のM2もどちらもヘッド重量は同じでした。
続いてヘッドのスペックを計測してみると・・・
M1もM2もどちらも体積は460ccですが、見た目は(投影面積)、M2の方が少し大きく感じます。しかしながら、重心距離はどちらも同じ。重心の深さに関しては、M2の方が少し深くなっています。これにより、ヘッドの数値で差が出ているのが、捕まりに影響を及ぼす重心アングルです。
M1よりもM2の方が重心アングルが3度大きく、その分だけM2の方が捕まりやすくなっています。実際に打ち比べても、M1は左に行きにくい感じが手に伝わりますが、M2はヘッド挙動がニュートラルに近く感じます。M1とM2を比較すれば、M2の方が捕まった球が打ちやすくなっています。
M1、M2ともに共通してますが、今どきのテーラーメイドのドライバーは昔よりも重心距離が短くなり、その分だけヘッドの挙動がコントロールしやすくなっています。また、少し前のモデルに比べると、重心深度も浅くなりすぎてません。M1、M2とも重心距離と重心深度の数値が同じぐらいになっているので、スイング中にヘッドの挙動が安定しやすくなっています。
重心位置を変えられるM1と、重心位置が固定されているM2。どちらも魅力的なドライバーですが、対象ユーザーのストライクゾーンはM2の方が広いでしょう。ちなみに、マーク金井は重心距離を調整する機能を必要としないので、目下のところ、M2がエースドライバーの最有力候補です~。
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