昨日(火曜日)は冬場の恒例となった早朝スノボに行き、夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」をオンエア。ゲストはナイキゴルフジャパンの信田真樹さん。新しいナイキのドライバー、ヴェイパーフライシリーズと、新しいナイキのボール、レジンについてじっくり話を伺いました。
スノボは午前中しか滑らないので、午後1時過ぎには神田に戻っています。ラジオまでの数時間の間に、原稿執筆、ときどき中古カメラ屋巡り。原稿執筆、ときどきゴルフショップ巡りをしています。昨日はあやうくズームレンズを買いそうになりましたが、踏みとどまりました。ゴルフショップでは新製品をチェックするのはもちろんのこと、マークダウンされた旧モデルの価格チェックです。スキー、スノボと同じく、ゴルフクラブも旧モデルは大幅に値下げされています。今週金曜日からゴルフ用品業界の祭典、ジャパンゴルフフェアが東京ビックサイトで開催されますが、この時期は、ゴルフクラブの旧モデルが最もお安く買える時期なんです。
ちなみに、今週は横浜パシフィコでスノーショーも開催中(木曜日に行きます)。ジャパンゴルフフェアも来年からは場所が変わり、横浜パシフィコでの開催となります。
さて、このマークダウンされたゴルフクラブ。値段が安くなる理由は単純、新製品が出たことでクローズドアウト(廃盤)になり、在庫処分のために大幅値引きされます。今どきのゴルフクラブは1年おき(一部のモデルは2年おき)にモデルチェンジされますから、わずか1年で旧モデルになってしまいます。そして、同じクラブでも発売当時と1年後とでは、値段が大きく変わります。
では、値段が安くなったら性能は下がるのか?
生鮮食料品とかお総菜は賞味期限があるので、賞味期限が近づくと処分品として大幅値下げされます。賞味期限を超えてしまうと鮮度が下がり、商品として成り立たないからです。
では、ゴルフクラブはどうなのか?
わずか1年でゴルフクラブの性能はダウンするのかどうかと聞かれたら、発売時も発売1年後もクラブの性能は変わりません。同じゴルフクラブであるならば、発売時も1年後も同じ性能です。ヘッドもシャフトも、そしてグリップも劣化することはありません。
ゴルフクラブの場合は、1年前も現在も性能は変わらないです。
では、新製品と旧製品とで性能はどれぐらい違うのか?
クラブメーカーも新製品を出すわけですから、旧モデルと性能差を付けることが求められます。例えば、ドライバーならばモデルチェンジによって「さらなる飛び」、「さらなるやさしさ」が負荷されています。どのドライバーも旧製品よりも新製品の方がパフォーマンスが向上していることをアピールしています。メーカーによっては、
前作よりも○○ヤード飛距離アップ!!
前作よりもスイートエリアが○○%広い!!
という風にアピールしています。実際、ある条件下でテストすれば新製品の方が飛んで曲がらない製品になっているのは間違いないです。わざわざある条件下と買いたのは、ゴルフクラブの場合、打ち手(ゴルファー)によってクラブのパフォーマンスが少なからず変わるからです。誤解を恐れずに言えば、ゴルファーによってはクラブの性能がアップしていても、新製品よりも旧製品の方が飛距離が出る場合があったり、新旧打ち比べても、その差がほとんどない場合もあったりします。打ち方は人それぞれなので、万人が打って、万人が飛ぶクラブというのは物理的に作ることができないからです。
かつてキャロウェイの副社長、リチャード・ヘルムステッター氏はドライバーの性能は「1ヤード、1万円」と行ってました。もちろん人によってそれ以上の場合もあれば、それ以下の場合もありますが、おおむね当てはまっているような気がします。
ドライバーの場合、同じモデルならば新製品と旧製品の価格差は2~3万円ぐらいでしょう。それを考えると、新製品と旧モデルの飛距離差もおおむね2~3ヤードぐらいになっている人が少なからずいると思います。
2~3ヤードの差というのは物理的にはかなりの性能差です。しかしながら、芯を数ミリ外すと、飛距離差は5ヤード以上変わってきます。それを考えると、ゴルファーによっては、クラブの性能差を感じ取りづらい場合もあります。
マークダウン品と新製品。
どちらにもメリット、デメリットはあります。コスパを取るならばマークダウンされた旧製品の方が魅力的ですし、1ヤードでも遠くに飛ばしたいならば新製品の方が満足度が高くなるでしょう。
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こちらゴルフの竪琴!
パイロン&ボール
販売再開しました。
発送にお時間いただくかもしれませんけど、よろしくお願いします。