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毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の生放送オンエア。昨日のゲストはエンジョイゴルフの佐々木信也さん。今年のPGAショーについて、そして石川遼プロも使っている脳とココロをトレーニングするためのヘッドデバイスとアプリ「フォーカスバンド」について、じっくり語っていただきました。「フォーカスバンド」は頭にヘッドバンドを巻き、iPhoneやスマホと連携して使うトレーニング機器。左脳と右脳をどんな風に使って居るのかが、すぐに分るシステムです。
オンエア中に、このフォーカスバンドを実際に試してみると、、、、見事なぐらい常識外れな感じの結果になりました。普通にしてても、喋っていても、普通の人とは比べものにならないぐらい右脳状態が長いのです。回りのことなんか気にしない、常識外れな人間だとは思ってましたが、それがフォーカスバンドでも証明されました。ちなみに、アシスタントのシンディがフォーカスバンドを頭に巻いてみると、左脳状態が長く出ました。マーク金井とまったく正反対ですが、コンビを組むにはベストなんだそうです。
フォーカスバンドは非常にユニークな脳の状態が分る自己分析ツールで、今まで可視化できなかったメンタル面をものの見事に数値化しています。そして、数値化することでどんな風に改善すれば良いのかの指針も見えてきます。
そして数値化と言えば、一昨日月曜日、今シーズン10回目のスノボを北海道のトマムで楽しんできましたが、その時にスキー&スノボの人口が約700万人だということを伺いました。かつては2000万人を越えていた時期もあったことを考えるとかなり減っていますが、それでもボトムの頃よりは少し盛り返しているそうです。対して、ゴルフ人口も現在は約700万人。くしくもスノー業界とゴルフ業界のプレー人口は同じぐらいです。ちなみに、ゴルフは最盛期(バブル時代)には約1200万人ぐらいでした。
スノー業界は700万人のプレー人口がいますが、マーク金井がスキー場に行くと最年長に近いゾーンに位置します。スキーは50歳以上の人も少なからずいますが、スノボはまずいません。スノボをやっている人のほとんどは30歳以下。スキーはそれよりは高年齢ですが、それでも平均年齢は30歳以下だと思います。というのも、小学生以下の子供達が多数スキー場に足を運んでいるからです。対して、ゴルフは平均年齢はかなり高いです。マーク金井が薄暮ゴルフでお世話になっている赤羽ゴルフ倶楽部だと、30歳代以下のゴルファーは数えるぐらいしかいません。60歳以上のシニアゴルファーの比率が高く、50歳代でも若い部類になったりします。この現実を踏まえると、ゴルフ業界よりもスノー業界の方が、未来が明るいと思います。小学生の時にスキーを始めれば、大人になってスキー場に戻ってくる可能性があるからです。対して、高齢者は年齢が上がるごとに体力的にゴルフを続けるのが厳しくなります。
ゴルフはシニアになっても楽しめます。なので単純に年齢構成比を比較することはできませんが、それでも若年層がゴルフを楽しむ比率はかなり低く、そして若年層に対してハードルが高い状態になっています。スノー業界と比較すると、ゴルフ業界は
・プレー代が高い(交通費を含む)
・レンタルが充実していない
・学校教育に組み込まれていない
・年寄り向けのイメージがある
・オシャレにみえない
トマムのスキー場にはには修学旅行の学生さんがいました。ガーラ湯沢に行く新幹線の社内には高校生や大学生のグループが多数います。ゴルフではこれらの光景はまずありません。ジュニアゴルファーはいますが、10代、20代の初心者が4人集まって電車に乗ってゴルフに行くという光景はまず、お目にかかれません。この現実を考えると、数年後は
スノー業界よりもゴルフ業界のプレー人口の方が少なくなる確率が高いと思います。
このままで行けば、ゴルフ人口は減ることはあっても増えることはないでしょう。2020年に東京オリンピックが開催されますが、この時のゴルフ人口は恐らく500万人ぐらいになっていると思います。なぜなら現在のゴルフ業界を支えている段階の世代が70歳を越えてくるからです。
では、どんなことから取り組めば若年層のゴルファーを増やすことができるのか?
超私的なことを言わせていただくならば、いきなりゴルフを始めてもらうのではなくて、ゴルフもどきを増やし、ゴルフクラブを手にしてもらう人の数を増やすことです。ゴルフもどきについては次回紹介したいと思います~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2016年2月2日