マーク金井blog

2016年01月22日本当に空気抵抗が少ないゴルフクラブとは、どんな形状のクラブなのか!?

火曜日に続き、昨日(木曜日)もガーラ湯沢で早朝スノボを楽しんできました。今シーズン7回目にして、初の吹雪。ゲレンデは新雪に覆われ、パウダースノーをこれでもかってぐらい滑りました。スキーに比べるとスノボは板の幅が広いので、新雪に強いと言われてますが、まさにその通り。浮力があるので新雪でも板があまり潜りません。生まれて初めてパウダーを経験したおかげで、ますますスノボに行く回数が増えそうです。

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そして、新幹線で早朝スノボから戻るやいなや、アナライズ神田スタジオでドライバーの試打撮影。クラブはまもなく発売されるピンの新製品、Gドライバー(スタンダートタイプ)Gドライバーを試打するのはこれで2度目で、いずれも室内打席で試打。弾道測定器を使って飛距離をチェックし、捕まり具合や、上がりやすさ、そしてスピン量を細かく調べました。2時間45分間、休みなしでスノボに滑り、そして1時間半ほど新幹線に乗ったので、スタジオに戻るやすぐにストレッチ。ストレッチパッドを使って、腰回り、肩周り、首回りをほぐしました。ストレッチパッドのおかげで、スノボで疲れているにも関わらず、いつも通りの感じでスイングでき、いつも通りのヘッドスピードを46m/sぐらいに上げてドライバーを打つことができました。

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1月23日(明日)12時からストレッチパッドセミナーやります まだ間に合いますので、興味ある方はブログの最後の告知をご覧ください

媒体の仕事なので、ここでは試打インプレッションは書けませんが、Gドライバーはこれまでのピンのドライバーの流れをくみつつ、進化しています。

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このピンの新しいドライバー、セールスポイントはいくつかありますが、メーカー側が強くアピールしているのが、空気抵抗の軽減です。ヘッド上部(クラウン前方)にタービュレーターとよばれるフィン、そしてヘッド後方(バックフェース)はボーテックと呼ばれるデザインが採用。これにより空気の流れがよくなり、ダウンスイング、そしてインパクトゾーンでの空気抵抗が軽減し、ヘッドスピードの加速につながるそうです。

 

 さて、この空気抵抗。

 

ピンの新製品が空気抵抗軽減によって、どれぐらいヘッドスピードに好影響が出ているのかは、今のところハッキリ分りません。同じヘッドで、空気抵抗が強い状態のモデルと、空気抵抗が弱い状態のモデルでの同時比較をしていないからです。ただし、空気抵抗に関しては大いに興味があります。昨日のスノボでは、空気抵抗が及ぼす影響を嫌というほど体験したからです。

 

 

ガーラは標高が高いこともあって、風がかなり強く吹きます。向かい風が吹くと、斜度がある所をすべっていてもまったく滑走スピードが出ません。無風の時と比較すると、向かい風の時は風がブレーキになって、車で例えるならば、サイドブレーキを踏んだまま前に進む感じになりました。スノボは向かい風が吹くほどに空気抵抗が強くなり、滑走スピードがガクッと落ちてしまうのを体験しました。

 

 

 では、ゴルフクラブはどうなのか。

 

 

スノボ同様、ゴルフスイングも空気(風)がある所でスピードを出しているわけですから、空気抵抗は必ずあります。スピードに関しては、ドライバーのインパクトゾーンでのスピードはスノボの滑走スピードの比ではありません。例えば、マーク金井の場合、ドライバーのヘッドスピードが46m/sなので、時速に換算すると約165キロ。新幹線ほど速くはありませんが、高速道路の最高速制限よりはかなり速いスピードでクラブヘッドは駆け抜けています。なので、空気抵抗は強いよりは少ない方がヘッドスピードを上げるのに有利なのは間違いないです。ピン、そしてキャロウェイテーラーメイドが空力を意識したドライバーを作っていますが、飛びに有利に働く可能性が大きいです。

 

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ただし、ゴルフクラブ(ドライバー)の場合、空気抵抗軽減の真正面から考えると、構造的な問題が一つあります。それは、ドライバーの形状。インパクトゾーンでのヘッド挙動を考えると、空気の抵抗をまともに受けるのはフェース面。フェース面が分厚いほど空気抵抗が強くなります。対して、新幹線のように流線型で最前部が薄べったい形状になっているほど空気抵抗が弱くなります。ゴルフクラブも空気抵抗を最小限に抑えたいと考えるならば、新幹線の最前部のような形状が求められます。でも、そんなに薄べったいフェースにしてしまうとボールをちゃんと打つことはできませんが、可能な限りフェースは薄い方が空気抵抗が減ると思います。

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ピンのように分厚いフェースでクラウン部分にフィンを着けて空気抵抗を減らしたドライバーと、3Wのようにフェースを薄べったく作って空気抵抗を減らしたドライバー。この2つを比較した場合、どちらの方が空気抵抗を軽減できるのかが、目下のところ大いに興味があります~。

 

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マーク金井ブログ更新しています空気抵抗のことをアピールするドライバーが増えてきていますねhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15094

Posted by マーク金井のアナライズ on 2016年1月21日


カテゴリー ゴルフクラブ分析

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