マーク金井blog

2016年01月04日寒くてブルブル震えるような、朝一のティショットを成功させるコツとは!?

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シャフトがタメを作ってくれる、スイングが良くなるシャフト

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アナライズの営業は1月5日からですが、マーク金井は例年通り1月2日から平常営業。いつも通りに昼ビールをたしなんで、原稿を書き、カメラショップとスノボショップを俳諧しています。ゴルフの打ち始めの予定はまだですが、スノボの初滑りは1月5日を予定しています。

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昨シーズンは20回ほどスノボに行きました。今年も明日が3回目のスノボとなりますが、滑れば滑るほど感じるのが「スノボ」は「ゴルフ」と非常に似ています。スノボは球技ではありませんが、スノボの板を操作していると、ゴルフのクラブ(特にシャフト)を操作しているのと同じ感覚になります。どちらにも共通しているのは、

 

 しなり(反発)、ねじれ(トーション)、硬さ(フレックス)

 

この3つの要素を正しく理解し、正しくコントロールできるようになると、スノボ(板)は意のままに操ることができ、意のままにターンできるようになります。今シーズンから新しい板(ボード)で滑ってますが、板を上手くしならせることができると、切れ味鋭いターン、小気味よくターンできます。スノボを本格的にやり始めて3シーズン目を迎えますが、板(ボード)の性能を見極められるようになってきました。マーク金井はシャフトも板(ボード)も軟らかめが好みです。ゴルフでもスノボでも切り返しがゆったりしているので、軟らかい方がしなりを感じやすく、かつしなりをコントロールしやすいからです。

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 スノボとゴルフ。

 

 

どちらも道具のしなり(反発)を上手く使えると、エネルギー効率が良くなります。ゴルフにおいてはヘッドスピードを効率良く上げることができ、なおかつボールの捕まりも良くなります。シャフトを上手く使えると、インパクトゾーンでヘッドが加速しますし、シャフトと重心が重なろうとする動きが働き、フェースがクローズな状態になってくるからです。

 

シャフトのしなり戻りを上手く発生させると、重心が深いクラブ、重心アングルが大きいクラブほどフェースが返り、捕まったドローボールが打ちやすくなるのです。

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 では、どうすればシャフトのしなり(反発)を上手く利用できるのか?

 

 

スノボの場合、板(ボード)をしっかり踏むことが求められます。スキー同様、スノボの板にはキャンバー(反り)があります。中間部分が浮いてますが、この中間部分を正しいタイミングで踏み込むと、踏み込んだ分だけ板が反発し、それを利用するとターンがスムーズに行えます。ゴルフもしかり、しなりを利用するコツは、ダウンスイングの前半でヘッドが遅れるようにシャフトをしならせること。ダウンスイング前半でシャフトがしなっていないと、ダウンスイング後半(インパクトゾーン)でシャフトの反発(しなり戻り)を効率良く発生させられないからです。

 

 

冬場は寒さで力みやすくなりますが、これは厚着のせいだけではありません。寒いとシャフトがしなりづらくなるため(特にスチールシャフトは)、切り返しで力んでしまうのです。逆に言うと、どんなに寒くてもシャフトがものすごく軟らかいと、切り返しでしなりを感じ取れるので力まないでスイングできます。

 

冬場の朝イチだと気温がマイナスの時もしょっちゅうありますが、こんな時に役立つのは軟らかいシャフトです。普段よりもワンフレックス以上軟らかいシャフトを使えば、寒くてもシャフトがしなってくれるのでタイミングが取りやすく、力まないで打っていけます。また、軟らかくて重めのシャフトならば、クラブの重みを利用して身体をしっかり買ってスイングできます。手前味噌ですが、アナライズのオリジナルシャフトW65やW60は重めで軟らかめ。しなりを感じ取りやすく設計しており、しなりを利用することで芯に当たりやすくなるように設計しています。

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逆に言うと、冬場の朝イチに適さないのは「硬くて、軽い」シャフトです。これはヘッドスピードを上げるのには有利ですが、寒い時にはシャフトのしなりを使いづらく、かつテークバックが手打ちになるリスクが高まります。

 

スノボもゴルフも道具で動きがガラッと変わります。寒くなると打ち急いでミスが出る、寒くなるとシャフトのしなりを感じ取れないと感じているならば、打ち方をあれこれ模索するよりも道具(シャフト)を変えた方が、イメージ通りのスイングがしやすくなりますし、ナイスショットの確率も上がるのです~。


 

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