今年も残すところ2週間。師走の慌ただしい中、このブログがアップされる頃には千葉市民ゴルフ場にいます。第4回目を迎える世界最小トーナメント、MMT9の本大会が12時31分からスタート。プロ20名、アマチュア20名が参加し、9ホールの熱き戦いが繰り広げられます。世界最小規模のトーナメントですが運営は男子レギュラーツアーにも勝るとも劣りません。スタートホールではプロのアナウンサーがスタートコースしますし、リアルタイムでの速報をやってます。プロの試合ですから、もちろんギャラリーも現地観戦できます。
無料で観戦できます
マーク金井は最終組、13時34分にスタート。この試合は競技方法もユニークで、プロはクラブ4本しか使えません。対して、アマチュアは7本です。クラブの本数を制限することでプロならでの技をぞんぶんに見ることができますし、プロはプロで技の引き出しがどれだけあるのか問われます。過去3回はいずれもプロが勝ってますが、9ホールの短期決戦ですから何があるか分りません。アマチュアの優勝も大いにありえる試合です。
さて、今日のエントリーは昨日の続きです。今どきのゴルフクラブ、特にドライバーはカテゴリーが分けが難しくなっていると書きました。現在は、ゴルフクラブを以下のようにカテゴライズしています。
・ビギナー(初心者、これは昔も今も同じ)
・アベレージゴルファー(昔で言うならば、中級者)
・セミアスリートゴルファー(昔で言うならば、中上級者)
・アスリートゴルファー(昔で言うならば、上級者、プロゴルファー)
ゴルフを長くやっている人でもかなり分かりづらいカテゴライズです。プロや上級者がやさしいクラブを使うようになったことが影響しているのだと思いますが、ゴルフ未経験者だけでなく、長年ゴルフをやっている人でもわかりづらくなっています。
では、今どきのゴルフクラブ(特にドライバー)は、どんな風にカテゴライズすると分りやすくなるのか?その答えの一つは、価格です。米国では、
499ドル
399ドル
299ドル
と3つのカテゴリーに分かれています。値段が高い、普通、安い。非常に分りやすいカテゴライズですし、ゴルフ未経験者にもクラブを選びやすくなっています。ただし、このカテゴライズだと価格は分っても、クラブの性能を見極めるのが難しくなります。そこで、超私的に提案したいのが、クラブ性能のジャンル分け(カテゴライズ)です。
昔と違って、今どきのゴルフクラブ(特にドライバー)は、設計の自由度が高くなったことで見た目だけでは性能が見分けづらくなりましたが、クラブの性能に強い影響を与えているのが、
重心距離と慣性モーメントの大きさです。
この2つの数値が変わると、振り心地、そしてクラブの挙動がガラッと変わります。
重心距離が短い(慣性モーメントが小さい)=ヘッドの操作性が高い
重心距離が長い(慣性モーメントが大きい)=ヘッドの操作性が低い
操作性と言ってもピンとこない人もいると思いますが、要するに、スイング中に、ヘッドを回転させやすいのが「操作性が高い」、スイング中に、ヘッドが回転しづらいのが「操作性が引く」ということ。
スキーやスノボに例えるならば、
重心距離が短い=サイドカーブが小さい(小回り系)
重心距離が長い=サイドカーブが大きい(大回り系)
となります。なので、重心距離が長くて慣性モーメントが大きいクラブというのは、ミスに強い(スイートエリアが広い)という特徴がありますが、同時に、操作しづらいクラブでもあるのです。車に例えるならば、トレーラーや大型トラック。直進安定性にすぐれているので、「オートマチック系」というのが分かりやすい例えです。
対して、重心距離が短くて慣性モーメントが小さいクラブというは、ミスに強くない(スイートエリアが広くない)という特徴がありますが、同時に、操作しやすいクラブでもあるのです。車に例えるならば、小型のスポーツカー。ハンドリングがシャープでカーブを曲がりやすいので、「マニュアル系」というのが分かりやすい例えです。
今どきのゴルフクラブ(特にドライバー)は、この2つと、その中間的なクラブにジャンル分け(カテゴライズ)できます。クラブメーカーも、このような表記をしていだけると、ゴルファー(ユーザー)がクラブを選びやすくなると思います~。
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こちらついに、販売終了します!!!
MS48とMSウエッジです。アナライズで初めて出したクラブです
販売終了につき特別価格 12960円です。
ちと組み立てに時間がかかりますので、納期は一週間程度かかります
お待たせしました
アナライズマジックマリガンUT
27度 販売開始!!!
24度も販売再開!!
よろしくお願いします