インパクトでソールのトウ側が
浮いてしまっている‥‥
いわゆるアップライトなライ角度の
アイアンを使うと、
上手く打った時に‥
ボールが左に飛び出します。
ロフトが多くなるほど‥‥
ライ角度の影響で
フェース面が左を向いてくるからです。
さて、このアップライトなライ角度。
前回も説明したように、
ひざ立ちで構えると、
ハンドアップ気味に構えても
極端なぐらいトウが浮きます。
普通にちゃんと打てば、
ライ角度の影響で‥‥
ボールは狙いよりも左に飛びます。
ところが‥‥
アマチュアの人に
ひざ立ち打ちをやってもらうと‥‥
ライ角以上にボールが左に飛び出したり、
「勘弁してよ~」ってぐらいの
チーピンを連発する人が‥‥
かなりの割合でいるんですわ~~。
その理由がこれっ!!!
左に大きく引っかける人ほど、
ダウンでシャフトが寝てしまい、
プレーンの下にヘッドが垂れています。
シャフトが寝ることで、
インパクトゾーンでヘッドが急激に返る。
そして、ライ角度がアップライト過ぎる場合、
ヘッドの返りに拍車をかけている‥‥
可能性が高いんです。
上記写真で言うと、
右の的を狙っているのに、
ボールは左の的の外側や
左のサイドネットに当たってしまってます。
可能性と書いたのは、
まだ、確証が‥‥
100パーセント取れていないからですわ~。
プレーンに対してヘッドがちゃんと下りると
(シャフトが寝ないと)、
かなりトウが上がったアイアン、
ライ角がアップライトでも、
打出し角度は極端に左になりません。
上記写真で言えば、
打出し方向は、せいぜい右の的の
一番外側近辺あたり。
ライ角度で打出しが狂うのは
せいぜい5度ぐらいまででしょう。
引っかかるのは
ライ角度の影響が大きいのか?
それとも、軌道の影響が大きいのか?
それを知るためもあって‥‥
ボクは1秒間に
1000~1万6000コマ撮影できる
高速度カメラを購入しました
来月にはカメラが届くはず‥‥
ライ角度がクラブ挙動に及ぼす影響を、
じっくりと分析したいと思います。
んじゃ(▼▼)b