今週の国内男子ツアー「2015三井住友VISA太平洋マスターズ」が今日から開幕しました。場所は太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)。注目の招待選手、バッバ・ワトソン選手は石川遼選手と同組。9時35分にスタートなので、このブログがアップされる頃はフロント9のプレーが終わっているでしょう。予選は2日間同じ組み合わせです。マーク金井は明日観戦に行くつもりです。
さて、ワトソンと言えば300yを楽に超えるドライバーショットを打ちますが、弾道はスライス系です。時には「なんだこりゃ~」ってぐらいのどスライスを打ったりもしますが、スイング軌道はアウトサイド・インではありません。インサイド・アウト気味の軌道からボールに右回転をかけて飛ばしています。前回のブログでも書いたように、インサイド・アウト軌道でもフェースの向きを上手くコントロールすれば、フェードやスライスが打てることをワトソンは証明しています。それを明日じっくりと生で観てくるつもりです。
インサイド・アウト軌道でもフェード系が打てるということは‥‥
逆もまたしかりで、アウトサイド・イン軌道でも「ゴルフの物理」、「インパクトの真実」を理解していればドローやフックを打つことは可能です。アウトサイド・イン軌道でスライスを打っているアマチュアゴルファーが少なくありませんが、軌道はそのままでもボールに左回転をかけられます。
では、何をどうすればアウトサイド・イン軌道でドローやフックが打てるのか?
ボールの飛び方は、インパクト時の「フェース向き」と「ヘッド軌道」で決まります。
アウトサイド・イン軌道でスイングしている場合、出る球筋は以下の3通り。
・プルスライス(いわゆるスライス、コスリ球)
・プルストレート(左真っ直ぐ飛ぶ弾道)
・プルフック(左に飛び出して左曲がりの弾道)
プルスライスはヘッド軌道に対してフェースが少しでも開いた時(オープンな時)に出る弾道。プルストレートはヘッド軌道に対してフェースがスクエア(真っ直ぐ)な状態の時に出る弾道。そして、プルフックはヘッド軌道に対してフェースが閉じた時(クローズな時)に出る弾道です。
アウトサイド・イン軌道に振っているゴルファーの場合、軌道はいつも通り(アウトサイド・イン)でも、インパクトでフェースの向きがクローズになっていれば、3番目のプルフックが打てます。
例えば、5度アウトサイド・イン軌道で振っているゴルファーの場合ならば、インパクトでフェースが6度以上閉じていれば、ボールには回転がかかり、ドローやフック弾道が打てるのです。もちろん、プルフックですからボールは左に飛び出して、左に曲がります。アウトサイド・イン軌道でドローを打つ場合は、以下の2つのことを実践する必要があります。
ひとつは強いクローズスタンス。
ひとつは、インパクトでフェースを閉じる。
アウトサイド・インのヘッド軌道に対して、インパクトでフェースがさらに閉じていれば、ボールにフック回転がかかり、狙い通りのドローやフックを打てるのです。
アウトサイド・イン軌道でスライスを打っているゴルファーの場合、インパクトでフェースが開きやすくなっています。なので、クラブ選びも大事です。アドレスした時にフェースが極端なぐらい左を向いている、いわゆる強いフックフェースのドライバーを使った方が、インパクトでフェースでもフェースが閉じやすくなります。また、重心距離が短くて、重心アングルが強いクラブの方が、インパクトでフェースが閉じやすくなって、ドローやフックが打ちやすくなります。
20年以上前に大ヒットしたドライバー、「セイコーSヤード T301」は、大ヒットしましたが、これは市販ドライバーの中でももっともフックフェースの度合いが強かったクラブでした。顔にこだわるゴルファーからは酷評されたりしましたが、発売されるやコピー品が何種類も出るくらい大ヒットしました。
ゴルフは物理です。アウトサイド・イン軌道であってもドローやフックを打つことは物理的に可能なんです~。
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マーク金井ブログ更新していますスライサーでもドローが簡単に打てるカモ?!http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=14555
Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年11月11日