マーク金井blog

2007年04月23日シャフトの相性は‥‥見極められるのか!?

先調子がいいのか?

元調子がいいのか?

‥‥それとも中調子‥‥

シャフト選びで迷うことに
調子(キックポイント)がありますが、
キックポイント位置を計測すると、
その差はほんのわずか。

例えば、
グリップスピードを提唱しているプロギアは
その差は‥‥
たった13ミリと断言!!!

 

さて、この調子(キックポイント)。
差が少ない理由‥‥
それは、静的な方法で計測するからです

なので‥‥
ボクはメーカーが表示する調子は
参考程度に止めています。では‥‥
何を頼りに調子を識別しているのか?

計測機器としては、
振動数計とセンターフレックス計。

前者は手元側の硬さをチェックし、
後者はシャフト中間部分の硬さをチェック。

これに加えて、
実際に試打してみて調子を決めてます。

切り返しで、手元側のしなりを感じやすい
タイプのシャフトは手元調子。

切り返しで、手元側がしっかりしていて
先のしなりが大きいシャフトは先調子。

そして、そのどちらにも属さず、
中間部分にしなり感がある、
手元と先端の剛性が高く感じる
シャフトは中調子と分類しています。

ちなみに、プロギアも‥‥
シャフト特性を剛性分布でジャンル分けし、

ボディターンには手元がしなるタイプ、
リストターンには手元がしっかりしたタイプ
が合うとプレゼンしてました。現在、ボクの手法だと
ワインのテイスティング的な要素が大きく、
物理的な説明に欠けていることは否めません。

で、前置きがかな~り長くなりましたが、
より正確なシャフト計測をするために、
超高速度ビデオシステムを導入することを決定。

それが、これっ

ポラロイドカメラの親分みたいな形状ですが、
1秒間に1000~1万6000コマの撮影が可能。
シャッターは1万分の1まで切れるスグレモノ。これで、スイングを録画すると、
シャフトのしなり具合が超スローで確認できます。

今週、金曜日に待ちに待った第1回目の撮影~~

んじゃ(▼▼)


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