マーク金井blog

2015年10月18日ゴルフが上手くなるのには、一体どんな練習をしたらいいのか!?

日本オープンもいよいよ今日が最終日。このブログがアップする時点ではまだ最終組はスタートしてませんが、優勝スコアは恐らく12〜14アンダーぐらいでしょう。一昨日のブログでは12アンダーが優勝スコアだと予想しましたが、それよりもさらにスコアが良くなる可能性が出てきました。初日から3日目まで現地観戦してますが、ずっと天候が安定しています。2日目に小平智プロが62という驚異的なスコア(日本オープン最小スコア)を出しましたが、グリーンはいいパットを打てば、ボールが素直に転がります。今回の舞台である六国国際はセカンドショットで的確にグリーンを捉え、的確なストロークのパッティングが打てると、バーディーが取れるフェアなセッティングです。

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写真はGDOより転載、GDOの記事は写真をクリック↑撮影は内田眞樹カメラマン

今回、日本オープンを取材するために関西滞在中ですが、日本オープン以外にもゴルフ場に足を運んでいます。

 

木曜日はダンロップゴルフコースで薄暮9ホールプレー。
 金曜日は芦屋カンツリー倶楽部で薄暮9ホールプレー。
 土曜日は菊水ゴルフクラブで午前中9ホールプレー。

 

 

ダンロップゴルフコースは32年ぶりにプレーし、芦屋カンツリー菊水ゴルフは初めてプレーしました。ゴルフを始めて40年以上経ちますが、初めてのコースはワクワクドキドキします。スタートホールのティグラウンドに上がってコースを見渡すと、何ともいえない緊張感が味わえます。ただし昔と違うのは、この緊張感を楽しめるようになりました。いいショットを打ちたいという気持ちよりも、この緊張感で自分がどんなショットを打つんだろうと考えられるようになったからです。そして、今回の3回のゴルフでも確認できたのは、ゴルフの上達、スコアメイクに欠かせないのは現場力。現場力とは、状況に対してのショットの選択力といってもいいでしょう。ゴルフメディアの先輩、三田村昌鳳さんは日本オープンについてFBでこんな風に書かれています。

 

 【窮地静穏】
窮地に立たされたときこそ、
静かで穏やかであればいい。
もう一度、視野を広げて、
あたりを見回せばいい。
慌てるということ、
勇猛果敢ということ、
一点しか見えないという
切羽詰った決断こそが
さらなる困窮と失敗を繰り返す。
自分が何をなすべきかの答えは、
心に余裕を持って情況を把握することである。
あたりを見回して、
無駄なものを消していく。
そして絞り込んで集中することが、
勇気ある行動と評価される。
三田村昌鳳さんのFBを引用)

 

日本オープンについての記述ですが、これはアマチュアにも大いに当てはまります。コースに出た時、アマチュアの方が窮地に立たされることが多いですが、スコアメイクに苦労している人ほど、ミスショットの直後に猛勇果敢になり、一点しか見えないようなショットを選択しています。そして、切羽詰まった決断の結果、リスクが高いショットを選択し、さらない困窮と失敗を繰り返しています。結果、ミスを上塗りするようなショットを続けるために、1ホールで大叩きしてしまい、スコアメイクに苦労しています。

 

 

現場力を高めるには、ショットの選択肢を増やすことが必要ですが、そのために必要なのはコースで練習することです。コースに出るとほとんどのアマチュアゴルファーは練習しません。スコア重視でプレーしてます。そして、ティショットに関してはドライバーをできるだけ使ってプレーし、セカンドショット以降はできるだけグリーンに近づけようとしています。誤解を恐れずに言えば、ティショットではボールを遠くに飛ばすことにこだわり、そしてスコアにこだわってゴルフをしています。もちろん、これは間違いではないのですが、こればかりやっていると現場力を身に付けづらくなりますし、ショットの選択肢を増やしづらくなるのです。

 

 では、コースでどんな練習をすれば現場力を高められるのか?

 

現場力を高める上で、まず心がけてほしいことがひとつあります。それは、「せっかくコースに来たんだから、自分の好きなようにプレーしたい」という考えに固執しないことです。例えば、スタートホールが300yの短いパー4だとしましょう。せっかくコースに来たんだからという考えがあると、ティショットはドライバーを持ちたくなりますし、あわよくばグリーン近くまで運びたくもなります。気持ちは分かりますが、コースで練習する時は、この選択は封印して下さい。コースで練習するならば、ティショットを9番アイアンで打ち、2打目をUTで打ってみたりするのです。

 

こんなことをすると「もったいない」と思う人が少なくないと思いますが、実は「もったいない」と思うようなことを色々やっていくと、ショットの選択肢が増えます。例えば、アプローチ。ピンに寄せようとするのではなくて、とにかくグリーンの中央に乗せる。セカンドショットもしかり。ピンの位置に関係なくグリーンの中央を狙ったりするのもいいでしょう。グリーン回りのアプローチでミスが多いのならば、パターでアプローチを打ちまくるというのも全然ありです。練習なわけですから、とにかくいろんなことを試してみて欲しいのです。

 

そのために、お勧めなのが手軽に行けるゴルフ場でプレーすることです。お勧めなのは、ショートコースや、9ホールのコースを何度も回ること。同じコースを何度も回るようにすれば、一周目は普段通りのプレー、2週目はとことんコースで練習するなんてことができます。例えば、ショートコースならばパターと9番アイアンだけとかという風に、クラブの本数を減らしてプレーするのもいいでしょう。クラブの本数を減らすと、必然的に普段と同じプレーはできません。打てるショットが制限されることで、攻め方、狙い方は変わってきますし、普段とは違ったショットを打とう考えるようになります。

 

 

ボールをたくさん打てば上達できそうな感じがします。ナイスショットが打てるようになればいいスコアが出るような気がします。しかし、どんなに上手くなってもゴルフにミスはつきもの。現場力が高くなると、ミスしてもスコアをまとめられることが分かってきます。ナイスショットが打てなくてもいいスコアが出せるようになってくるのが分かってくると、ゴルフのスコアは飛躍的に良くなってくるのです〜。

 

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開催日:10月17日(土)11:00~14:00
10月18日(日)15:00~18:00
10月24日(土)15:30~18:300
場所:アナライズ神田スタジオ
費用:
Pro-Balance Putterウェイト代金:4,000円
フィッティング料:通常1,000円→無料
取り付け工賃:通常300円→無料


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ご使用中のパターにフィッティング用のウェイトを装着して試打
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所要時間はフィッティング込で15分程度で終了します。

マーク金井のアナライズさんの写真

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