マーク金井blog

2015年10月15日両手を離して素振りする「スプリットハンド」には、どんなメリットがあるのか!?

いよいよ今日から第80回日本オープンが始まります。場所は六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)。日本オープンは2度目の開催で前回開催時(1983年)に勝利を手にしたのは青木功プロ。青木プロはこれが初めての日本オープンのタイトルでした。マーク金井は当時25歳。大学7年生の頃、青木プロがプレーオフを制するシーンをテレビでじっくり観戦してました。今でも覚えているのは、プレーオフを戦った18番のセカンドショット。フェアウェイウッド(4番か5番ウッド)で、フェードをかけてグリーンに乗せたショットは、ボールに意思があるかのような感じで飛んでました。クラブはもちろん木製パーシモン。ボールは糸巻きバラタボールです。

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32年ぶりに六甲国際での開催となる日本オープンですが、今年はテレビの前ではなく、現地で観戦しています。昨日、神田から約8時間ドライブして神戸に入りました。このブログがアップされる頃には、六甲国際のドライビングレンジにいるかと思います。コースに出ると限られた選手しか観ることはできませんが、練習場は多くの選手を間近で観ることができます。加えて、選手1人1人のウオームアップの仕方も観ることができます。ウエッジから打ち始める選手が多いですが、片山晋呉プロはいつものように数多くの練習器具を使っています。ゴルフの竪琴は昨年の日本オープンから使い続けていただいてます。

 

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片山プロは練習器具をたくさん使いますが、素振りもユニークです。パターを使って左打ちの素振りをしたり、両手を離してクラブを握る、いわゆる「スプリットハンド」での素振りをよくされてます。「スプリットハンド」は多くの選手が取り入れていて、例えば、国内ツアーだと谷口徹プロもショットの前に、よくやってます。今週発売の週刊ゴルフダイジェストでも、「スプリットハンド」の特集記事が掲載されてましたが、

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両手を離してグリップすると、一体どんなメリットがあるのか?

 

週刊ゴルフダイジェストで解説していた武田登行プロは、こうアドバイスしています。

両手を離して握るだけで、ボールを捕まえるために必要なフェースターンや、飛距離を伸ばすタメの作り方、ヘッドの走らせ方、振り切りのいいフィニッシュの取り方など、スイングの大事な要素が、自然と身につくんです。大きな効果を効果が得られ、しかもやり方は簡単。右手と左手を離すだけですからね。上級者はもちろん、初心者でも簡単にできますし、クラブさえあればすぐに始められます」(以上、週刊ゴルフダイジェスト10月27日号より引用)

 

普通にグリップするよりも、スプリットハンドにした方がスイングが良くなる。武田プロがおっしゃるように、これは紛れもない事実です。もしも、ゴルフをまったくやったことがない人が目の前にいれば、まず最初にやって欲しいのはスプリットハンドに握っての素振り。もしくはゴルフの竪琴での素振りです。どちらも両手を離していますが、両手を離すことで、普通のグリップでは感じづらいことが簡単に体感でき、それが正しいゴルフスイング作りにつながるからです。

 

両手を離すことのメリットはいくつもありますが、右手と左手を離すと、両手が同じ方向に動いたら(パターのようなストローク)では、クラブを効率良く振り回すことができないことが分かります。両手を離すしてグリップすると、テークバックでは右ひじをたたんで、左腕を伸ばしていかないと正しいトップがつくりづらいのが分かります。ダウンスイングにおいては、タメをキープする感覚が身につきやすいし、インパクトゾーンでは右手が左手を追い越す(ヘッドを走らせる)感覚を養うことができるのです。

 

こう書くと「スプリットハンド」はビギナー向けの練習法って感じですが、実は、プロ、上級者にもメリットがあるのです。両手を離すと、ダウンスイングで「右手は上、左手は下」というポジションを確認しやすいしですし、クラブをスイングプレーンに乗せる感じがダイレクトに伝わります。そして、インパクトゾーンでは左手を身体に引きつける感覚をチェックできます。プロでも調子が悪くなったり力んだりすると、ダウンでシャフトが寝たり、インパクトで左手が浮いてきたりします。「スプリットハンド」での素振りは、そうならないための予防薬になってくれるのです。

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それだけではありません。「スプリットハンド」で素振りすると、ダウンスイングからインパクトにかけて右手を前に振り出す動きが強調されます。結果、ヘッドをダウンブローに入れやすくなって、ショートアイアンやバンカーショットが格段に打ちやすくなってくるのです。バンカーでホームランのミスが多い人ならば、「スプリットハンド」の素振りを数回やり、そのイメージでバンカーショットしてみて下さい。ボールの下に上手くヘッドが入り、気持ちよくバンカーショットが打てるようになってくるはずです。

 

プロの何気ない素振りには、上達のヒントが隠されてます。明日からは日本オープンの観戦記をアップしていきたいと思います~。

 

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マーク金井ブログ更新していますマーク金井は日本オープンを観ていますhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=14327

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年10月14日


カテゴリー ゴルフの竪琴, スイング、ゴルフ練習法, トーナメントから

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