一昨日の月曜日、約2年ぶりに東京ドームホテルに行ってきました。向かった先は、2年前と同じく地下一階の大宴会場「天空」。500名は楽に入れる巨大な宴会場ですが、開演10分前にはほぼ満員。このスケールだけで、いかにゼクシオが注目されているゴルフクラブなのかが伝わってきます。今回でゼクシオは9代目となりますが、9代にも渡って売れ続けているゴルフクラブは他に類を見ません。後にも先もゼクシオだけです。
記者発表では、ゼクシオの歴史振り返るところから始まりましたが、驚いたのが累計販売本数。初代から8代目まで(現在まで)総出荷本数は、
なんと1632万6518本!!!!
単純計算すれば、年間100万本以上売れています。ゴルフクラブは年間1万本売れたらヒット商品だと言われていることを考えると、ゼクシオはまさにお化けブランド。日本のゴルファーはゼクシオを1度以上購入したことになるでしょう。もちろんマーク金井も、ゼクシオドライバーを2度ほど購入したことがあります(中古クラブですが)。
さて、このゼクシオ。歴代モデルのキャッチコピーを振り返ってみると、
初代 グッド・インパクト
2代目 上を向いて歩こう、新しいゼクシオと
3代目 空へ
4代目 打ちやすさで飛ばす時代が、ゼクシオではじまる
5代目 高反発を超える飛び パワーチャージという飛ばし方
6代目 もっとパワーを
7代目 短く、速く、遠く。
8代目 重さに、速さを。
初代からゼクシオが大切にしているものとは、
・飛距離性能
・爽快感
・打ちやすさ
だそうです。今回の記者発表ではオープニングが映像。男性アマチュアゴルファーが初代ゼクシオを打つシーンで始まりましたが、打ったのはダンロップスポーツ代表取締役の木滑和生氏。いかにもアマチュアらしいスイングでボールを打つ姿を披露されていましたが、木滑社長がゼクシオのターゲットユーザーであることを強くアピールしているように感じました。
では、今回9代目となるゼクシオはどんな風に進化したのか?
9代目のコンセプトは「軌道は力だ。」
このキャッチコピーはかなり刺激的です。なぜかと言うと、このフレーズはクラブに言及するのものではなく、ゴルファーのスイングに言及するものだからです。プレゼンテーションにおいても、クラブそのもののパフォーマンスについてだけでなく、ゴルファーが飛ばない原因についてかなり時間を割いてました。言い替えると、現在のルールを遵守してヘッドを作った場合、もう限界ギリギリまでに達していることが伺い知れます。そして、いよいよ、ゴルフメーカーはゴルファーのスイングに言及する時代が到来し、それをアナウンスする時代がやってきたのです。
では、9代目ゼクシオはどんな軌道にこだわったのか?
9代目ゼクシオのキャッチコピーは
いつものように振れば
ヘッド軌道が変わって
ヘッドスピードアップ!!!!
具体的に言うと、9代目のゼクシオはダウンスイング前半のヘッド軌道に着目しています。プロに比べるとアマチュアはダウンスイング前半でタメ(手首のコック)がほどけています。いわゆるアーリーリリースになっているため、ダウン前半でヘッドの回転半径が大きくなってしまい、その結果、てこの原理を使えないためにヘッドスピードが効率良くあがりません。対して、プロはダウンスイング前半でタメが作れているため、ダウンスイング後半ではタメを解放することでてこの原理が強く働き、効率良くヘッドスピードが上がっています。9代目ゼクシオはこの違いに着目し、クラブでプロのようなタメが作れるような設計がなされているのです。
では、クラブのどこを変えたのか?
前作ゼクシオ8と比較すると、ゼクシオ9はシャフトの設計を大幅に変えています。これまでは手元剛性が高い先中調子のシャフトでしたが、今回のゼクシオ9では、手元側がしなる中調子のシャフトになりました。そしてヘッドを2g重くしています。切り返しで手元側がしなるシャフトだと、切り返しでヘッドが残りやすくなり、シャフトがタメを作ってくれるようになります。加えてヘッドが重い方が切り返しでヘッドが遅れてきやすい分だけタメを保持しやすくなります。結果、ダウン前半でタメを作ることができると、ダウンスイング後半ではてこの原理が強く働き、ヘッドが一気に加速しヘッドスピードが上がるようになるのです。シャフトの特性を大幅に変えることで、道具(シャフト)でプロのダウンスイングに近づけようとしているわけです。
このブログでも何度も書いていますが、
道具(クラブ)が変われば、スイングが変わります!!!!!
9代目のゼクシオはシャフトがしなるポイントを大幅に変えることで、アマチュアゴルファーの悪癖である手首のコックのほどけ(アーリーリリース)を改善し、それで飛距離アップを狙っているのです。
クラブとスイングの因果関係を考えると、この試みは理にかなっていますし、ヘッドスピードが上がらないアマチュアには大いにメリットがあります。ダウンでタメを作ることができれば、身体を鍛えたりしなくてもヘッドスピードを上げられるからです。
ただ、ちょっと心配なのはユーザーの反応です。アマチュアゴルファーの多くは「慣れたクラブが振りやすいクラブ」という認識があります。ゼクシオの場合、初代から8代目までに装着された純正シャフトは、手元が硬めで先中がしなります。手元が硬いシャフトに慣れきってしまっているゴルファーにとっては、手元がしなるシャフトというのは少なからず違和感が発生します。ゼクシオ9では、この違和感をいかに解消するかがセールスの鍵を握っているような気がするのです。
王者のブランドであるゼクシオのことですから、このシャフトの違和感の対処法についてセールスマニュアルも作られていることでしょう。ちなみに、ゼクシオ9では手元がしなる違和感を解消するために、純正シャフトは従来よりも中間部分の剛性を高めているそうです。これでフレックス(硬さ)は前作ゼクシオ8と同じに仕上げているそうです~。
(▼▼)b
10月12日(月曜日 祭日)ストレッチパッド講習会
姿勢美人マイスター「背すじピン助」によるストレッチパッド講習会を開催いたします。
ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。(90分間)
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!
10月12日(月曜 祭日)
時間:90分 11時〜12時半
人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
開催場所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
アナライズ 神田スタジオ
- アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の15分前ぐらいにお越しください。
- 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
/恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます - 確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
マーク金井の電子書籍が発刊されました
↓こちら全五巻です お求めやすい価格となっております
アプローチが苦手なあなた!
こちらはロフト35度そして、ウッド型UT形状で重心深度も深めなので、ミスにも強いそして500g以上としっかりとした重量!!加えて太いグリップで手元に重量がありテイクバックしやすいんです
コチラはパターに近いクラブです
ほんとにパターみたいにアプローチできます!!!
ポーンと寄ります!!!
コチラはお値段 お手頃で10584円!!
大ヒットした リンクスSSウエッジがモデルチェンジ!
アナライズ10周年記念 T島ブログ仕様 マジックマリガンUT大好評販売中
マジックマリガンUTに、アナライズのプレミアムグリップを装着して、お値段そのまま!!! なんか微妙ですがちょっぴりお得になっています
NS950装着モデルもT島仕様あります↓よろしくお願いします
こちらもほぼ毎日更新しております。アナライズのストアブログ(T島ブログ)よろしくお願いします↓クリック
マーク金井ブログ更新しています期待のゼクシオ9!発表されましたhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=14267
Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年10月6日