マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は北海道で2番目に古い(北海度最古とも言われている)、小樽カントリー倶楽部 旧コース(オールドコース 北海道、小樽市)。
小樽カントリーというと新コースの方が有名ですが(日本オープン開催コース)、最初にできたのは旧コースです。北海道で2番目に古く(一説で一番古い)、1928年(昭和3年)4月15日に3ホールが完成し、5月に6ホール、9月には9ホールのゴルフ場となっています。日本海、銭函海岸に面したシーサイドコースで日本のセント・アンドリュースとも呼ばれています。もともとは牧草地。開場当初はフェアウェイに牛がいたり、コースに流れる小川で洗濯する人もいたそうです。
距離は3133。ティマークはひとつだけです。バックティもレディスティもありません。
グリーンはベントのワングリーン。どのグリーンも小さめです。設計は久野岩治。
9月10日プレー。
スタート時間 午前12時10分ごろ
天候は曇り。強風。
スタート時間の気温は20度前後で、プレー中の体感気温も20度ぐらい。半ズボンでプレーするとやや寒い。
開場日:1928年 (昭和3年)
コース設計・久野岩治
3133ヤード パー36(ティはひとつだけ)
ベント、ワングリーン
電動乗用カート利用。フェアウェイ乗り入れ可。
アクセス
車利用の場合
札樽自動車道/銭函ICより2㎞
電車利用の場合
JR函館本線・手稲駅からタクシーで約5分
札幌市内からだとタクシーで約45分
クラブハウス
歴史を感じさせる建物は山小屋風2階建て。入ってすぐ右手に受付、左手に洗面所とロッカールーム。らせん階段を上がった2階にレストラン。2階からはコース全体、そして銭函海岸を見渡すことができます。
フェアウェイ 洋芝で、ところどころにディボット跡が目立つ
ラフ セントアンドリュースのような深いラフもある
グリーン ベントで芝目も適度にある
スティンプメーター9フィート前後
バンカー バンカーは少なめ、アゴもそれほど高くない
1番、355y パー4
真っ直ぐなミドルで左右に曲げるとOBがあります。プレーした日は右から左へ(海に向かって)の強烈なサイドウインドが吹き、真っ直ぐ打つと左のOBまで曲がります。マーク金井は持ち球がドローなこともあり、思い切って右OBゾーンめがけてティショット。ボールは風で30ヤード以上流されてフェアウェイ中央に落下。グリーン周りは左右に木が配されて少し林間風。残り120yを9番アイアンで打って、グリーン左に2オン。8mのファーストパットを50cmに寄せてパーでホールアウト。
2番、139y パー3
海に向かって真っ直ぐなショート。距離は短めですが、ティからグリーンの間は深いブッシュ。セントアンドリュースのような雰囲気があります。グリーン手前にはバンカーも待ち受けています。ティショットをチョロすると、ひざの高さぐらいまであるブッシュからのショットになり、脱出は極めて困難。強いフォロー風が吹いていたのでPWでティショット。ピン左横3mにワンオンするものの、ラインを読み切れずバーティパットはカップの左端を通過。2パットのパー。
3番、380y パー4
銭函海岸と平行した真っ直ぐなミドル。ティグラウンドのすぐ右は林がありますが、そこを抜けるとホールをセパレートするものはなにもなく、だだっ広い空間が広がります。これぞリンクスとう景色は圧巻です。どこからどこまでが、自分のホールなのか分かりません(笑)。それでいて、フェアウェイの右サイドには幅1mぐらいのクリークが流れています。風は左から右に強く吹くので、強いドローボールを打つものの、風に流されてドローがフェードになりました。ティショットは右サイドのクリークに入ったので、ワンペナでドロップ。残り120yをPWを打ち、ピン横50センチに3オン。これを沈めてパーでホールアウト。
4番、432y パー4
3番の折り返しで、長くて真っ直ぐなミドル。小樽旧コースの中で最も長いミドルでハンデ1のホールです。ここも隣ホールとの境界線がまったくありません。平坦なホールですが、フェアウェイは自然の起伏でかなり凸凹してて、つま先上がりやつま先下がりになる場合が少なくありません。グリーン周りは3つのバンカーが待ち構え、難易度が高くなっています。ティショットをフェアウェイにキープするものの、残り180yのセカンドを引っかけてグリーンオーバ-。そこから3オンするものの、3パットしてダブルボギーでホールアウト。
5番、340y パー4
ほぼ真っ直ぐなミドル。左右はOBでグリーン周りは少し林間風になっています。ここもプレーした日は右から左への強い横風。ティショットは右のラフ。残り130yのセカンドは左に曲がるのを計算に入れて、グリーン右サイドに狙って打つと、風の影響がまったくなくてグリーン右サイドのラフ。ベアグラウンドからのアプローチをなんとかグリーンに乗せ、2パットのボギーでホールアウト。
6番、487y パー5
ほぼ直角に左ドッグレッグしているロング。曲がり角にはフェアウェイバンカーが配置さており、右サイドは広々している。真っ直ぐ打って飛びすぎると銭函海岸が待ち受けています。フォローの風に乗せてと思ってバンカー越えを狙って打ったら、フォローの風にボールが叩き落とされ、バンカーに落下。バンカーから脱出するのに2打費やして4オン。グリーン奥から12mのファーストパットを3mショートして3パットのダボでホールアウト。
7番、517y パー5
真っ直ぐなロング。フェアウェイ右サイドは銭函海岸。海にもっとも近いホールで、ティからは手稲山が見渡せます。ホールはひたすら真っ直ぐですが、グリーン手前の左サイドには荒涼したブッシュがあります。ここも左から右への風が強く吹き、スライスやコスリ球を打つとボールは簡単に銭函海岸に飛んでいってしまいます。ドライバー、セカンドを上手くフェアウェイキープでき、残り50yをピン奥3mに3オン。これを1発で決めて初バーディ~。
8番、155y パー3
グリーン手前と左サイドにバンカーが待ち受けているショートホール。ここも風が左から右に強く吹き(海に向かっての風)、風の計算が難しくなっています。オーバーすると寄せるのが難しく感じたので8番アイアンでティショット。グリーンを5yほどショートするものの、アプローチを1.5mに寄せて、ワンパットのパーでホールアウト。
9番、328y パー4
ほぼ真っ直ぐなミドルですが、ティグラウンドの右側からブッシュがはみ出していて、ドローボールを打たせてもらえません。フェードを求めてくるホールですが、フェアウェイ左サイドにはブッシュが待ち受けています。距離を考えると、ティショットは200yぐらい打てるクラブでフェアウェイ左をキープした方が、安全かつセカンドでグリーンを狙いやすくなります。マーク金井はドライバーでインテンショナルスライスを打ち、フェアウェイキープ。残り70yのセカンドをザックリしてショートするものの、アプローチを2mに寄せて、ワンパットのパーでホールアウト。
総評
9ホールだけのゴルフ場ですが、これぞ北海道のリンクス。お隣の小樽カントリー新コースは林間コースなのに対して、旧コースはセント・アンドリュースと同じく、自然そのもののレイアウトを楽しめます。かつては2グリーンだったみたいですが、現在はワングリーンになっていて、グリーン周りはそれなりに絞られています。グリーンは小さくて硬いので、フォローの風が吹くとボールをグリーンに止めるのが難しくなります。風を遮るものが何もないので、強い風が吹けば吹くほど、コースの難易度が上がり、挑戦意欲をかき立てられるコースです。乗用カートではなく、担ぎセルフでプレーしてみたいです~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年9月15日