昨日は国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」を観戦してきました。今年、女子ツアーを現地で観るのは3回目ですが、今回は非常に観戦しやすかったです。場所は避暑地で有名な軽井沢。新幹線が止まりますし、最寄り駅からゴルフ場まではギャリーバスで15分ほど。神田からでも約1時間半ほどでコースに着けました。
加えて、コースも観戦に適したレイアウト。インコースはクラブハウスからそれほど歩かなくても、多くのホールにアクセスできます。どのホールもギャラリーが歩けるエリアが広く、グリーン回りも観戦しやすいようになっています。大詰めの16番、17番のグリーン回りはすり鉢状。ギャラリーがたくさんいても前の人が気にならないで選手のプレーを観戦できました。
大会は3位から出たテレサ・ルー選手が5バーディ、ノーボギーの「67」でプレーし、通算14アンダーで逆転優勝。今年3月のツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」、5月の「リゾートトラストレディス」に続く今季3勝目を飾りました。試合後の記者会見では、「自分はメンタルが弱いの、最後までリーダーボードは見なかった」と語っていました。これでルー選手は賞金ランキングも2位に浮上しています。ホステスプロの原江里菜プロは終盤追い上げて4位タイに入っています。
10位タイに入った申ジエ選手は、なんと77ホール連続ノーボギー。これは歴代(1990年以降)、2位タイの記録。ちなみに、歴代トップは80ホール連続ノーボギーを達成しているA・ソレンスタム選手です。申選手はあと3ホールノーボギーならば歴代タイ、4ホールノーボギーならば新記録達成となります。
さて、説明するまでもありませんが、軽井沢は長野県です。地理的には東京からかなり離れていますが、新幹線を利用すれば東京からでも楽に日帰り出来ます。昨年は世界アマチュア選手権が軽井沢で開かれましたが、その時も、マーク金井は日帰りで大会のボランティアに参加しました。
軽井沢72北コースは、ギャラリーにとって非常に観戦しやすいコースです。加えて、パブリックなので誰でもプレーできます。8月でも暑くないのも魅力ですし、電車ゴルフにも適しています。
8月でも暑くなくて、そして東京からのアクセスもいい。立派なパブリックコースが多数あるし、宿泊施設も数多くあるし、ショッピングやレストランも充実している‥‥
関東エリアでこのような条件を満たしているエリアは他には見当たりません。ゴルファーにとってパラダイスのような場所ですが、同時に、東京オリンピックのゴルフ競技を実施するのに適しているようにも思います。若洲で実施するという案もいいと思いますが、若洲の場合、付帯設備に物足りなさを感じます。駐車スペースにも限りがあるでしょう。対して、軽井沢ならば徒歩圏でコースがたくさんあるので、付帯設備は十分すぎるくらいあります。
改めて、オリンピック開催に求められるコースの条件を考えてみると
36ホール規模以上のコース
コースレートが72以上のコース
練習環境が整っているコース
大会運営本部、プレスルームが作れるスペースがあること
数多くの駐車場が確保できること
選手宿泊施設とコースとのアクセスが良いこと
ギャラリーが観戦しやすいこと
ギャラリーの交通アクセスが良いこと
軽井沢の場合、ギャラリーの交通アクセスが新幹線に限られるのがネックですが、その他は、条件をすべて満たしていると思います。選手にとっては宿泊施設とコースが近いのは魅力ですし、食事や買い物もしやすいのは魅力的でしょう。ギャラリーにとっても、観戦後の楽しみがあるエリアでの開催はメリットがあると思います。
少し古いデータですが、軽井沢に訪れる観光客の数は約850万人(平成2年)です。恐らく、現在は年間1000万人以上でしょう。観光客の多さを考えると、夏場に軽井沢に訪れている人が見に行くだけでも、1日5000人以上を集められると思います。
日本の夏の暑さを考えると、涼しい場所でのゴルフ競技開催は計り知れないメリットがあります。軽井沢で開催されれば選手はもちろんのこと、運営スタッフ、ギャラリー(観客)にとっても大いに歓迎されるのではないでしょうか。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年8月16日