お盆ウイーク真っ只中、一昨日と昨日、セミナー祭りを開催しました。マーク金井は「ゴルフの竪琴セミナー」を2回、「自転車に乗れるスイングを作るセミナー」を2回、計4回を受け持ちました。いずれも満員御礼。全国各地からのべ24名の参加をいただきましたが、改めて感じたのがゴルフの難しさです。
今回はセミナーのイントロで「フリーライン」という遊具を使いましたが、これは見るからに難しい乗り物です。スケートボードのような感じなのですが、左右がバラバラ。立つだけでもかなりのバランス感覚が求められ、なおかつ前に進むのは至難な遊具です。スノボも転倒の怖さが付きまといますが、フリーラインはスノボ以上に転倒しやすい危険なスポーツであり、最初のハードルが高いのです。
このフリーラインに比べると、ゴルフは転倒の恐怖はありません。けがをするリスクは非常に少ないですし、少し練習すれば空振りもしません。フリーラインと比較すると、ゴルフは最初のハードルは低いと思います。
しかし、フリーラインとゴルフを比べると、ゴルフの方が難しいことが今回のセミナーで再確認できました。フリーラインは乗れるまでが難しいですが、いったん乗れてしまうと、いつでも乗れます。自転車と同じです。対して、ゴルフはというとナイスショットが打てたと思った直後に信じられないミスが出たり、何年やってもスキルアップができない人が後を絶つことがありません。ある一定期間練習すれば、それなりにボールが打てますが、それなりにボールが打ててもそこから上達できないでいる人が多いのです。実際、今回のセミナー参加者のスイングを観察しても、キャリア(経験)のわりにスキルアップできなくて悩んでいる人が非常に多かったです。
では、なぜゴルフはスキルアップ(技術習得)が難しいのか?
ゴルフの場合、自分では自転車に乗れているつもりでも、実際には乗れていない場合が少なからずあります。自分の技術レベルを客観的に評価しづらく、それが難しさにつながっています。なぜかというと、
ゴルフの場合、ナイスショット=正しいスイング
とは限らないのです。ゴルフの場合、悪いスイングでミスショットも出ますが、悪いスイングでナイスショットも出てしまいます。これがゴルフの面白さでもあるのですが、ゴルフを難しくしています。多くのアマチュアゴルファーはナイスショットが出ると、スイングが良くなったと自己評価しがちですが、実際は、悪いスイングでナイスショットを打っていることが多々あるからです。ただし、悪いスイングでナイスショットを打っている人の場合、コースに出た時にナイスショットが出る確率が低くなります。練習場は同じ場所から何発も続けて打てますが、コースはいつも1発勝負。加えて、傾斜地があったり、視覚的に打ちづらいホールもあるからです。
なのでセミナーでは、悪いスイングをしたら悪い結果しか出ないような経験をしてもらっています。具体的にやってもらうことは2つ。
水平打ち(肩の高さのボールを打つ)
ひざ立ち打ち
この2つは昔からあるドリルですが、どちらもスイングが丸裸になります。悪いスイングをすると、空振りするか、かなり手前をダフります。100を切れない人だけでなく、ハーフ30台が出るゴルファーでも、30センチぐらい手前をダフったりします。普通にボールを打つよりも、かなり正確にゴルフの腕前(技術レベル)をチェックできるのです。
練習場ではいい球が打てるのに、コースに出るとミスを連発してしまう。ここ一番という時にOBを打ったり、左右に大きく曲げてしまう。メンタル面が原因の場合もあるでしょうが、実は、スイングに大きな問題点を抱えている場合もあるのです。コースに出た時にショットが不安定な人は、一度、ひざ立ちを試してみてください。きっと新たな発見があるでしょう~。
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