マーク金井blog

2015年06月19日雨の日に適したドライバーと適していないドライバーの違いとは!?

昨日は世界最小プロゴルフトーナメント、MMT9のアマチュア予選が開催されました。コースは都内北区に位置する赤羽GC。世界最小とわざわざ謳っているのは9ホールだけのプレーだからです。加えて、試合の規模も小さく、予選は48名。プロも出場する本戦は40名。演劇に例えるならば小劇場の公演みたいな感じです。そして小劇場の演劇と同じで、ギャラリーは選手のプレーを間近で観ることができる大会です。

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↑第一回大会の模様

そしてMMT9ではクラブの使用制限があり、プロは4本以内、アマチュアは7本以内です。昨日のセッティングは

・ドライバー  250y前後
・19度のUT   185~205y
・7番アイアン  135~160y
・9番アイアン  120~130y
・PW      100~120y
・SW      90y以下
・パター

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赤羽はティショットを刻んで打ちたいホールもあるので、FWを1本も入れず、UTを1本入れてます。距離も総じて短いので下の番手の本数が多いです。ちなみに、このセッティングだと170y前後で打つクラブがありません。170yが残った時、フォローならば7番アイアン、アゲンストならばUTのコントロールショットで対応します。

 

昨日の天気は雨ときどき曇り。気温は20度前後。風もそこそこ吹いてて、フォローとアゲンストではドライバーの距離が30ヤード以上違いました。ちなみにアゲンスト風が強く吹いた17番では残り145yで使ったのはUT。170yぐらい飛ばす感じで打ったら運良くパーオンできました。

 

予選通過は上位10名。マーク金井は予選通過ラインは38のカウントバックと予想しましたが、雨と風の影響もあって38(+3)で上がった選手までが予選通過。39(+4)でホールアウトした選手は11位となってしまい、通過はなりませんでした。マーク金井は主催者ですが、もちろん予選から出場。17番ホールまでは1ボギーと堅実なプレーをしましたが、最終18番でドラマがあり、3オン3パットのダブルボギー。スコアが同じだとカウントバックで順位が決まります。完全に予選落ちしたと思って諦めてたら、なんとかかんとか7位タイ(カウントバックすると10位)で通過できました。ちなみに予選通過者で最終でダボ叩いたのはマーク金井だけです。

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前置きが長くなりましたが、今回は雨の日のクラブセッティングについて書きたいと思います。自分のセッティングミスの反省を含めて、今日のお題は「雨の日に適したドライバー」の選び方について。

 

まず雨の日ならではのコンディションですが、

・雨に濡れる(レインウエアを着用)
・雨でグリップが滑りやすくなる
・雨で地面が湿ってランが出づらい
・雨がボールとクラブに付着する

 

ドライバーのセッティングで影響が出るのはランが出づらいことと、雨がボールとクラブに付着することです。雨の日はランが出づらいことを考えると、晴れた日よりもロフトを1~2度増やした方がキャリーを稼げます。例えば、普段10度だったら11~12度にしてみることをお勧めします。今どきの弾道調整機能付きの場合、ロフトを増やすことができますが、これは少し注意が必要。シャフト脱着式の場合、ロフトを増やすとフェースの向きが少しフックフェースになって、捕まりが増します。捕まりやすくなる分だけ、弾道のイメージを少し変えた方がいいです。

 

雨の日はレインウエアを着用します。この場合、テークバックが浅くなりやすいことを考えると、クラブを少し重くするのもありです。ヘッドに鉛を3~5g貼り、シャフトの根本側に鉛を3~5g貼ると、クラブの重さを感じ取りやすくなり、打ち急ぎのミスを減らせる場合があります。

 

そしてもうひとつのポイントはフェース面にスコアラインが刻まれているドライバーがお勧めです。マーク金井は雨があまり降らないことを予想し、フェース中央にスコアラインが刻まれていない(フェース面がツルツル)ドライバーで試合に臨みました。雨が強く降った最終ホールでは、それが裏目に出て右にプッシュアウト。いい感じで捕えたにもかかわらず、インパクトでボールがスリップし(フェース面とボールとの間に水分が付着したため)、ボールにドロー回転がまったく掛からなかったのです。

 

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晴れた日ならばフェース面にスコアラインが刻まれていなくても何ら問題ありません。しかし、雨の日の場合、フェース面(特にフェース中央付近)にスコアラインが刻まれてないと排水できないために、芯を喰った時にスリップしやすくなります。雨の日にツルツルのタイヤだとスリップするのと同じく、ゴルフにおいてもインパクトでスリップするとボールはツルッと滑って、バックスピン(サイドスピン)がかかりづらくなるのです。

 

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雨の日の条件を考えると、ドライバーではなくロフト12~13度のミニドライバーをティショットに使うのも大いにありです。ミニドライバーはフェース中央にもスコアラインが入ってますし、ドライバーに比べてクラブが少し重いし、ロフトも少し多いからです。明日もゴルフなので、ミニドライバーをバッグに入れて出発したいと思います~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月18日


カテゴリー MMT9, コースマネジメント、ラウンドにて思う, ゴルフクラブ分析

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