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シャフト、シャフト、シャフト‥‥
昨年同様、この時期はアフターマーケットのシャフト試打が集中してますが‥‥今年のテーマは同一モデルのフレックス(硬さ)チェック。市販クラブのシャフトは年々軟弱化しているだけに、それとどれぐらい硬さが違うのか大いに気になるからです。
で、途中経過を報告すると、
大手メーカーではフジクラは従来通り硬めの設定のモノが多く、グラファイトデザインはフジクラよりもやや軟らかめの設定(それでも市販よりはかなり硬めですが)、そして三菱レーヨンはその中間ぐらい。ただし、1モデルづつ硬さチェックすると、同一メーカーでも硬さ設定は同じではありません。硬めのSがあったり、軟らかめのSがあったりすするので‥‥硬さに対して固定観念を持っている人は、適正フレックス決めつけるのが難しくなるのが再確認できました。
そして、試打を重ねていく内に「ホンマかいな~」と突っ込みを入れたくなったのが、フレックスの階段(RとSの違い、SとXの違い)!!!!!!!!!!!!!!
硬さの目安となる振動数、センターフレックス計でシャフト計測すると‥‥
シャフトA R振動数 255cpm CF値 5.04
S振動数 260cpm CF値 5.39
とマージンが少ないシャフトがあるかと思えば、
シャフトB S振動数 250cpm CF値 4.14
X振動数 267cpm CF値 4.74
とマージンが大きいシャフトも。硬さ設定にに基準がないのは重々承知してますが、ここまで振れ幅が大きいのは予想外でしたし、実際に試打しても計測値の幅が少ないシャフトは硬さの違いが控えめで、計測値の幅が大きいシャフトは、硬さの違いがハッキリ出てました。そして、改めてシャフト自分の仕事(シャフト試打)やりがいを感じています。
硬さの基準については、「これだ!!」というパラメーターを作るのが難しいですが、硬さの階段(硬さの違い)については、「振動数+センターフレックス値」と「人間試打」のフィーリングはほぼ一致。今のところ例外はありません。
おーっと、ブラジルvsガーナ戦が始まっている‥‥
んじゃ。