マーク金井blog

2015年05月06日自分のゴルフの腕前を客観的にチェックする簡単な方法とは!?

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GWも今日がいよいよ最終日となりましたが、マーク金井はGW中、毎日神田のスタジオにおります。平日にゴルフが行けるということもありますが、それよりなにより今年のGWはセミナー祭り。昨日は、「自転車に乗れる」セミナー。ゴルフなのに自転車教室やりました。自転車というのは比喩で、昨日のセミナーはスイングの精度を高めるためのセミナー。レベルアップに必要なスイングとは、どんなスイングなのか。なぜ、アマチュアは練習をしても上手くなれないのか(腕前が上がらないのか)についてレクチャーさせていただきました。

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そこで今回は、昨日のセミナーを振り返りつつ、ゴルフの本当の腕前をチェックする方法について説明したいと思います。

 

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まず、理解して欲しいことがあります。自転車に乗るのと比べると、ゴルフは自分の腕前をチェックするのが簡単ではありません。自転車は乗れないと転んでしまいますが、ゴルフの場合は、あまり好ましくないスイングをしていててもナイスショットが打ててしまうからです。このため、ボールの行方を見ただけではスイングの善し悪しを判断するのが非常に難しいのです。

 

 実際、練習場に行くと我流スイングの宝庫になっています。ゴルフ仲間の映画監督は、練習場でボールを打つアマチュアをこんな風に表しています。

 ゴルフを教え合っている親子がいたんですが、息子も我流、父親も我流。我流夫婦もいて見ているだけで飽きなかった。中略、ほんとんどの人はボールは見るけど、自分のスイングを見ていない。

 演技も同じですな。自分ではものすごく満足できても、うまくできたと思っても、他人が見たときはどう思うか。実際、自分の演技を映像で見たら、愕然とするんだけどさw

 でもスイングと同じで、自分では自然と思ったことが不自然で、不自然だと思ったことが自然だったりする。感情に従ったら不自然な動きになるならば、その部分は型として作り上げた方がいい。

 空手にしても中国拳法にしても、型は思ったより不自然だ。合気道の係稽古も型を覚えるんだけれど、見た目とは違っている。しかし、理合がわかれば型の不自然さがいかに合理的か分かる。
(以上、引用)

 

ゴルフはナイスショットといいスイングの関係が非常に曖昧です。ナイスショットをしたからいいスイングになっていると思っている人が少なからずいますが、そうではないことが多々あります。理に叶っていないスイングをしていても、ボールは真っ直ぐ飛んだりしますし、芯を喰います。ゴルフ場に行けばホールインワンだって出ます。ただし、理に叶っていないスイングは再現性が低く、ナイスショットの直後に信じられないほどのミスが出たり、同じショットが続かないというジレンマにも陥りやすくなるのです。我流でも上手い人はいますが、やはり理にかなっているスイングをしている方が、ショットの精度は高くなりますし、安定して良いスコアを出しやすくなるのです。

 

では、どうすれば、自分のゴルフの腕前(スイングの善し悪し)をチェックできるのか?

 

ビデオで自撮りするのもいいです。自分を客観視することで、スイングがどうなっているか確認できます。ただし、スイングがどれくらい良いのか(悪いのか)を確認するのは選択眼が求められます。なんとなく良いのか(悪いか)のかは分かっても、どれぐらい良いのか(悪いのか)を判断するのは簡単ではありません。スイングを観る目、見識眼が求められるからです。

 

自撮りとは別に、ゴルフの腕前(スイングの善し悪し)をチェックする方法としては、ドリルがあります。自転車に乗れるセミナーでは、2つのドリルを使っています。

 

ひとつは膝立ち打ち。膝立ちしてボールを実際に打ってもらいます。これをやると、普通のスイングでは分からない(分かりづらい)、スイング軌道、ヘッドの入り方(入射角)の善し悪しがかなり具体的に分かります。膝立ちでボールをちゃんと打てて、ほぼストレートな弾道が打てるならば、スイングの精度はかなり高いです。他方、スイングの精度が高くない人は、ボールの手前をダフったり、トップしたり、そして空振りも頻繁に出ます。ボールが打てる人も、チーピンのような弾道、ど引っかけしてしまう場合は、スイングの精度は高くないと思って間違いないです。

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 5センチ手前をダフる人と、30センチ手前をダフる人とでは、後者の方がスイングが悪いと思って間違いありません。

 

もうひとつのドリルは、水平振り。胸の高さぐらいにスポンジボールをセットしたら、それを打ってもらいます。ボールが打てない状況ならば、素振りでも構いません。構えた位置にヘッドが戻るならば、スイングの精度はかなり高いです。他方、スイングの精度が高くない人ほど、ヘッドは構えた位置よりも低い位置を通過します。

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普通にボールを打つだけではスイングの善し悪しをジャッジするのは難しいですが、この2つのドリルは、スイングを物の見事に丸裸にしてくれます。本気で上達を望んでいるのならば、ぜひとも試してみて下さい〜。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年5月5日


カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 自転車シリーズ

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