「シャンクが出れば一人前!!」
と昔から言われてます。実際、まったくの初心者よりもシングルやハンデ20以内の人の方が、シャンクを打つ確率が高いのも事実です。
では、シャンクに悩まされている人は自転車に乗れているのかというと‥‥
残念ながら答えは「乗れてません」。短いクラブでひざ立ち打ちすると、ボールのはるか手前をダフりますし、上手く当たったとしてもボールは全然上がりません。理由は単純、シャンクに悩まされている人は、普通のスイング、ひざ立ちスイングともクラブがスイングプレーンよりも下に外れていることに気づいていないからです。
では、どんな風に外れているのか?
慢性的にシャンクが出やすい人の場合、まず最初の50センチで‥‥
ヘッドが急激にインサイドに入ってます。このため、テークバックの途中で、
(プリンスさんはこうなっている可能性大!!!)
シャフトが寝てしまい、グリップエンドの延長線がボールのはるか上を指しています。このため、シャフトが寝た分だけフェースも開きます。そして、テークバックでシャフトが寝る人の多くは、ダウンでもシャフトが寝てしまい(ヘッドがプレーンの下に入りこみ)、手とヘッドはインサイド・アウト軌道が強くなる。前にも書きましたが、これでは左わきが飽きますし、左手がボール方向に動きやすくなる分だけ、打点がヒール側にズレてしまうわけです。
ですので、シャンクを打ちたくないのであれば、テークバックでヘッドをプレーンの下に入れないこと。誤解を承知で言えば、ヘッドは(アドレスからトップまで)プレーンよりも上に位置する‥‥ように軌道修正すること。
こんな感じでクラブが動けば、ダウンでもシャフトが寝づらくなるし、シャンクを防ぐ第一歩にもなるんですわ。ゴルフの格言に「スイングは形じゃない」というのは知ってますが、少なくともシャンクを減らしたかったら、形にこだわった方が、短期間でシャンク病とオサラバできます。
今回、ボクは「パスプロ」と呼ばれる練習器具を使ってますが、ヘッドの軌道をチェックしづらい人は、グリップエンドの向きを意識してみるのもいいでしょう。テークバックを開始し、シャフトが地面と平行に達した時には、グリップエンドは飛球線と平行もしくは、やや左を指すように心がけると、シャフトが寝にくくなり、ヘッドをプレーンの上に乗せやすくなります。
いいテークバックができたかどうかは、ハーフバックの位置でチェックできます。ここで、グリップエンドがボール、もしくはボールの手前(ボールとひざの中間ぐらいまで)を指していれば、ヘッドはプレーンの下には回り込みません。
過去のブログと重複する内容ですが(オイ、オイ、開き直るなよ~)、ブログは過去の記事を読むのが結構大変な作業。今回に限らず大事なことはノー天気なぐらい重複してカキコします。
シャンクで悩むプリンスさん。まずは自分のテークバックをデジカメか携帯でチェックしてみることを強くお勧めしまっさ~
んじゃ。