マスターズは2日目を終わって、3打差リードの単独首位からスタートしたジョーダン・スピースが6バーディ、ノーボギーラウンドにまとめる「66」をマーク。2位との差を5打に広げる通算14アンダーまで伸ばし、独走状態で決勝ラウンドへ折り返しました。スピースが記録した初日から36ホールのストローク数「130」は、1976年大会を制したレイモンド・フロイドが保持していた大会レコード「131」を塗り替えました。このブログがアップされる頃には3日目の結果が出ているかと思いますが、恐らく、9割以上の確率でスピースが首位をキープしていることでしょう。
マスターズウイークは連日、早起きしてテレビの前に陣取ってますが、今週は木曜日から連日、点滴を打ってます(笑)。今年締めのスノボが雨だったことも影響し、不覚にも風邪を引いてしまったからです。点滴を打つメリットはいくつかありますが、経口よりも水分補給がスムーズに行われますし、抗生物質をダイレクトに血液の中に入れられます。病は気からではありませんが、点滴を打つことで体内循環が良くなる感じがするので、点滴を打った後は身体がかなり楽になります。
そんな体調不良なマーク金井ですが、金曜日の夜、神田のスタジオでアイアンの試打をガッツリしました。試打したのは、
ブリヂストンゴルフではJ15シリーズで5機種ラインアップされていますが、その中でももっともヘッドが大きくて、見るからにやさしいのがJ15。ブリヂストンゴルフというとアスリート向けのイメージがありますが、これはアベレージゴルファーも扱いやすいモデルです。発売直後、このJ15を打った時に、まず感じたのは‥‥
J15はスコアが出るアイアン!!!!
残念ながらホットリスト2015には選ばれませんでしたが、J15はまさにスコアを稼げるアイアンです。例えば、同社のJ15MBやJ15CBと比べれば、J15の方が明らかにスコアアップを狙えます。アベレージスコアが80~100ぐらいのアマチュアがJ15MBやJ15CBとJ15を打ち比べたらハーフ2~3打ぐらいスコアが変わると思います。理由は単純、J15を使うと、クラブがミスショットを減らしてくれるだけでなく、スコアメイクに最も影響が大きいグリーンを狙うショットの精度が上がるからです。アイアンショットの精度というとパーオン率を思い浮かべる人が多いと思いますが、ここで言うアイアンの精度とはパーオン率のことではありません。SGAの数値が良くなります。SGAの数値が良くなるほど、それに比例してスコアも良くなるのです。
SGAとは「stroke gained approach」 のことで、はしょって言うと、打ったボールの「中高残り距離」。例えば、ピンまで100yから打って、ピン横5yならば5%。ピン横10yならば10%です。このパーセンテージを上げることで、パッティングに対する負担が減り、確実にスコアアップを望めるのです。アマチュアの場合、スコアに強く影響するのはピンまで残り距離150y以内。150y以内のショットを打った時に、
中央残り距離が10%以内になるショットが増えるほど、スコア良くなります。
150yから打って、ピンから15y以内にボールが集まるほどスコアが良くなるのです。
SGAについてはゴルフデータ革命(マーク・ブロディ著、プレジデント社)に詳しく書かれてますが、パーオン率は乗ったか乗らないかしか分かりません。ピンから近くても、ピンから遠くても乗る数が増えてくればパーオン率が上がります。これでは、ショットの精度を正確に調べることはできません。一方、SGAならば精度が上がれば、上がってきた分だけパッティングへの負担が減りますし、バーディパットを打つ回数が増えてきます。また、SGAの数値が良くなってくればアプローチショットも打ちやすくなるので、寄せワン率も確実に上がってくるのです。
J15の特徴はヘッドが大きくて、ソール幅が開くて、重心が深い。見た目にやさしいだけでなく、見た目通りミスに強いアイアンです。ダフっても距離が落ち込みづらいので、SGAの数値を上げやすくなるのです。アマチュアの場合、打ち損じると(ダフると)、本来の距離よりも20y以上飛ばないことが出てきますが、J15のようにダフっても距離が出てくれるアイアンならば、135yを飛ばせる確率が上がるのです。
J15に限りませんが、平均スコアが80~100ぐらいのアマチュアはアイアンの精度が高くありません。150yを打って、カップまでの残り距離が15y以内にボールが集まる確率はそれほど高くないでしょう。やさしいクラブ(ミスに強いクラブ)を使えば、クラブで15y以内にボールを集める確率が上がり、それはスコアアップにつながるのです。
ゴルフは確率のゲームです。J15に限らず、ミスに強く、ダフった時に距離が落ち込みづらいアイアンを使うほど、150yを打った時、カップまでの残り距離が15y以内に収まる確率が高くなります。ちなみに、2004~2014年までのデータでは、タイガー・ウッズは100~150yでのショットを打った時、「中央残り距離」は4.9%。PGAツアーの平均は5.3%ですので、0.4%も精度が高いのです。たかが0.4%と思うかもしれませんが、この0.4%の違いが、平均ストロークや賞金額に大きな差を付けているのです。
すべのセカンドショットが池越え。
すべのホールでニアピンがかかっている。
マーク金井がアイアンを選ぶ基準は、この2つを満たしてくれるかどうかです。スコアメイクを本気で考えているならば、アイアンは打ち損じた時(ミスした時)に飛距離が落ちづらいクラブ、打点がブレても左右の曲がりが少ないクラブを選んだ方が、絶対に有利です~。
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4月26日
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ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい
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マーク金井ブログ更新していますクラブでスコアアップ出来ますけど・・http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12088
Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月11日