昨日(火曜日)はいつものように、午前中はガーラ湯沢でスノボ。午後は日刊現代の連載原稿を執筆し、夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずいられない」のオンエア。昨日のゲストは、ゴルフエフォートの荒井義明さんでした。
年間通して、火曜日はラジオがあるので昼間は取材を入れません。冬場はスノボ三昧しています。3月に入ると気温が上がるので雪のコンディションは決して良くないですが、この時期は晴天率が高いのが魅力。昨日も快晴の中、3時間ほどガッツリ滑ってきました。ちょっと前、2級に合格したばかりですが、4月1日には1級のバッジテストを受けます。まだまだ頭の中はスノボモードです(笑)
さて、そんなスノボモードの中、先週日曜日は千葉市民で早朝ハーフプレーしてきました。毎週スタジオでクラブの試打をしていますが、それ以外はアプローチを少し練習するぐらい。そんな有様なので、めずらしくスタート前に練習場でボールを打ってみると、予想通りミスショットを連発。アイアンは引っかかりとシャンクが出て、ユーティリティはヒールにしか当たりません。ドライバーは左右両方に曲がりました。真面目な話、スタート前は、目標スコアはボギーペースの「45」でした。
そんな中、実際にスタートしてみたら、ロングパットの距離感がすこぶる良くて、上がってみれば予想を大きく上回りました。ホールバイホールはというと、
123456789
ー○ー○□ーーーー 36
212122222 16
数字だけを見れば安定感抜群です。素ダボを叩いた5番ホール以外はパーオンしています。しかし、実際のショットの内容はいうと決して良くありません。もっとも酷かったのがドライバーでナイスショットが打てたのは6番だけ。それ以外はどフックかチーピン。一番酷いショットは180yぐらいしか飛んでません。他も狙った方向に飛んだティショットは一発もなく、とにかく池ポチャ、OBが出ないように広いところを狙い、セーフティにセーフティに打ちました。セカンドもしかり。千葉市民は青ティからでも3000yちょっとしかありません。セカンドで手にするクラブは7番以下ですが、すべてグリーン中央を狙いました。結果、パーオン(もしくはグリーンエッジ)したホールが8ホールもありますが、ワンピン以内についたのはゼロ。2つバーディを取ってますが、ひとつは20m以上のロングパットが入り、もうひとつはパー5の3打目が残り60y。そこから5mぐらいに乗せたパットが運良く入っただけです。
実際は3打目のロングパットがことごとく上手く打て、それがパーにつながってます。ショットの内容を点数にして比較すると、
ティショット30点
セカンド 50点
3打目(アプローチもしくはパット)が120点
要するに、ナイスショットが出る順番が良かったから安定したスコアが出たのです。逆に言うと、以下のような感じでナイスショットの順番が悪かったとしたら、簡単に45を叩いたと思います。
ティショット 120点
セカンド 50点
3打目 30点
どちらもショットの合計点は300満点で200点です。しかし3打目で点数が良い時はパーやバーディで上がれますが、3打目が30点だと、それまでにナイスショットをしても、そのナイスショットは報われません。パーオンして3パットすればボギーになりますし、ティショット(ドライバー)が今日イチでも、セカンドで大きなミスをすればボギーやダボは簡単に出ます。ゴルフはいかにミスをしないかが大事ですが、実は、ナイスショットの順番も大事なのです。プロと違って、アマチュアの場合、1ホール、すべてのショットがナイスショットということはめったにありません。自分がそここ納得できるナイスショットが打てるのは、1ホールに1回あるかないかだと思います。
察しのいい人はもうお分かりでしょう。そうです。ナイスショットの順番、ナイスショットをどのタイミングで打つかでゴルフスコアというのはハーフ9打ぐらい簡単に変わるのです。ショットがいいのにスコアが今ひとつまとまらない時があるかと思いますが、そういう時というのは、ナイスショットを順番が間違っているのです。対して、ショットがそれほど良くないのにスコアがまとまる時があるはず。そういう時はナイスショットの順番が知らず知らずの内にいいのです。
スコアメイクにはコース攻略が不可欠と言われてますが、実は、コース攻略よりも大事なのはナイスショットの順番、ナイスショットをどこで打つかの方が大事だとマーク金井は思っています。そして、ナイスショットの順番が分かれば、それ以外のショットで頑張り過ぎなくなりますし、リラックスして打てます。やっちゃいけないことだけ注意し、後は適当に打てます。加えて、ミスしてもそれほどイライラしなくもなるのです。
スコア分析をするのであれば、自分の打ったショットに対して点数を付けてみるてはいかがでしょうか。基準は適当で全然構いません。100点満点で、ティショットからホールアウトするまでのショットに点数を付けて下さい。そうすれば、ナイスショットの順番がいかに大事かが可視化できるようになるでしょう~。
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