テーラーメイドの最新モデル「r7 425」
もうすぐ460CCも出るみたいですが、個人的には420CCぐらいのヘッドは大き過ぎず、小さすぎず。扱いやすいサイズ、そしてヘッド形状のバランスがいいのでかなり気に入り、気が付いたら2本も買っちゃいました。
1本は425TPで、もう1本は普通の425。
ご存じのようにこの2本、モデル名はほとんど同じなのに値段が全然違います。TPは7万ぐらいするのに、ノーマルの425は5万円前後。売価がこれだけ違えば‥‥対象ユーザーも異なると思いますが、一体どこが違うのは大いに気になるところ。
そんなわけで、今回のテーマは425の徹底比較。まず外見の違いはここっ!!
ヘッドのトウ部分を見ると、ノーマルはアルファベット(なんて読むのか分からない)が書いてあり、TPには従来モデル同様、旗をあしらったTPのグラフィック。そして、価格の差が出たのがヘッドカバー!!!!!
ノーマルは黒が主体でTPは赤が主体。凝った作りのTPのに比べると、ノーマルの方はかなりコストダウンされている感じですわ~(値段が違うから当たり前か)。
つづいてヘッドを抜いて重量を測ってみると、
どちらも206gほど。アベレージ向けに比べるとプロ向きのヘッドは重く作る場合が多いですが、425の場合は同じでした。ちなみに、重量調整ネジを全部抜いたら(ネジ重量は28g)‥‥178g強。以前、クラブ設計家の松尾好員さんから「フルチタンで大型ヘッドを作る場合、180グラムは必要」と教わったのですが、このドライバーはまんまそのままでした。
ここまで読むと、シャフトが違う以外は「どっちも同じやないの?」と思いますが、実は、よ~くヘッドを調べてみると‥‥外観はそっくりでも、ノーマルとTPは設計意図がまったく違うことを発見しちゃいました。
それがこれっ!!
ノーマルはネック内径が9ミリに対して、TPのそれは8.6ミリ。また、接着寸法を調べてみると‥‥ノーマルは36ミリ接着寸があるのに対し、TPはたった30ミリしかありませんでした。
なんで、こんな細かい所の設計が違うのか?
リシャフトに興味がない人、シャフトにこだわりを持たない人にとっては「それがどうしたの?」になると思いますが、実は、ここにはテーラーメイドのクラブ作りに対するこだわりがハッキリと出ているとボクは勝手に判断しちゃいました。
おーっと、11時50分。
この続きは明日か明後日書きまっさ~