かなり軟らかいと前々回、書きました。硬さの目安となる振動数で比較すると、
10年前ぐらいまでは、長さ45インチでRシャフトだと
250cpmぐらいが普通でした。
ところが、06年ドライバーのRを計測してみると‥‥
A社 222cpm
B社 232cpm
C社 213cpm
数字だけ羅列してもピンとこないでしょうから、面白いデータを紹介しましょう。
2代目ゼクシオ(女性用) 232cpm
3代目ゼクシオ(女性用) 228cpm
今どきのオジサン向けドライバーのRシャフトは‥‥数年前の女性用ドライバーと同じか、それよりも軟らかいんですわ~!! (最新モデルは、男性用同様、女性用もシャフトがかなり軟らかくなってますが)
振動数計は手元側をチャックするので、
シャフト全体の「硬さ」を正確に測るのが難しい(先端側の硬さを調べにくい)というのも重々承知してますが‥‥振動数が10cpm以上下がれば、大抵の人は振った時に軟らかく感じるもの。
「軟らかい」方が切り返しで、
「タイミングが取りやすい」、「打ち急ぎのミスが出づらい」のは理解できますが、軽くて軟らかすぎるシャフトは、体をちゃんと使って「クラブをしっかり振る」ことがしづらくなるのでは?‥‥と、ボクは思ってます。
ちなみに、戌年生まれのボクが使っているドライバーの振動数は262~270cpm。これは10年前のSシャフト(45インチ)相当。慣れもありますが、冬場でも硬いと感じたことはありません。
んじゃ。