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昨日は打ち初めに行ってきました。場所はもちろん神田から電車でサクッといける赤羽GC(東京都北区)。午前中に神田のスタジオで取材と撮影をすませ、京浜東北線と埼京線を乗り継いでクラブハウスに午後2時15分に到着。2時45分のスタートで薄暮9ホールをプレーしてきました。この時期にしては気温もさほど低くなく、風もほとんど吹いてません。河川敷とは思えないような穏やかなコンディション。午後からのスタートということもあって、グリーンも凍ってませんでした。
お正月休みはボールを1球も打ってません。ゴルフの竪琴しか振ってませんでしたが、大きなミスショットはアプローチでザックリした1発だけ。フルショットはほとんどが60点以上だったこともあって、2ボギー、1バーディで回ってこれました。パーオン率は50%を下回りましたが、外した時はいずれもエッジから5歩以内。試作中のアプローチ用ユーティリティが活躍してくれ、3ホールで寄せワンパーが取れました。冬は転がした方が確実ですが、転がしやすいクラブを使うとゲートボールをしているような感じでピンを狙えます。3月ぐらいには市販したいと考えていますが、クラブの名前は「チッピングユーティリティ」。ヘッド形状はユーティリティで、ロフトは35度。ヘッドを重くしているだけでなく、グリップも重くしています。フルショットには適しませんが、35y以内がやさしく打てる「チッパー」(転がし専用クラブ)です。
さて、今日のエントリーも凍ったグリーンの攻略法です。前回も書きましたが凍ったグリーンはアンフェアです。グリーンに直接キャリーするとコーンと大きく跳ね上がり、グリーン上にボールが止ってくれることはまずありません。ナイスショットしてもしなくても、グリーンに直接キャリーさせてしまうと、舗装道路にボールをキャリーさせたかのごとくボールは高く跳ね上がり、グリーン上にボールを止めることは不可能です。
凍ったグリーンというのはタイガー・ウッズでもローリー・マキロイでも攻略不可能です。グリーンがコンクリートでできているとイメージして下さい。コンクリートだとボールは絶対に止まりません。止めようと考えないはずです。凍ったグリーンもしかり。まずは、グリーンに直接キャリーさせないことです。凍ったグリーンの攻略の基本は手前に刻むこと。グリーンの形状、大きさによっても異なりますが、70y以上の距離がある場合は、グリーンに直接キャリーさせても止ってくれません。70y以下でもグリーンによっては手前に刻んだ方がスコアメイクしやすい場合も多いです。
そして、グリーンエッジから20歩以内であれば、とにかく転がしが方が確実です。サンドウエッジやアプローチウエッジでフワッと高く上げたショットは、落下の勢いでコーンと跳ね上がりますし、跳ねた距離を計算するのが難しいからです。凍ったグリーンに向かって打つアプローチでリスクが少ないクラブの順番を付けると
・パター
・フェアウェイウッド
・ユーティリティ
・7番アイアンもしくはチッパー
・ウエッジ
となります。実はこの順番はロフトが少ない順番で、
・パターはロフト5度以下
・フェアウェイウッドはロフト20度以下
・ユーティリティはロフト18~24度
・7番アイアンもしくはチッパーはロフト30度前後
・ウエッジはロフト52度以上
ただし、距離感が出しやすい順番は、
・ウエッジ
・7番アイアンもしくはチッパー
・ユーティリティ
・フェアウェイウッド
・パター
となります。グリーンエッジから遠くなるほどロフトが少ないクラブでは距離感が出しづらくなってきます。
タイガー・ウッズはグリーン回りのアプローチでFWを使うことが良くありますが、実はこれは凍ったグリーンに対してもクレバーなクラブ選択です。FWはソール幅が広いのでダフりづらいし、パターよりもFWの方がロフトが多い分だけ少しキャリーしてくれるからです。距離感をアジャストするには慣れが必要ですが、凍ったグリーンに対しては、FWやUTを選択するとコーンと大きく跳ね上がるのを回避でき、アンフェアな結果になるのを防げるのです。
まずは練習グリーンとかのエッジ部分でFWやUTでパッティングする感じでボールを転がしてみて下さい。打ち方はパターと同じでOK。クラブを短く持ってパターを打つような感じで、FWやUTでボールを打ってみて下さい。バンカー越えでは使えませんが、グリーンに向かって転がしていける状況ならば、ウエッジで打つよりもFWやUTで転がした方が「なんだこりゃ~」ってボールが跳ねたりしません。ナイスショットすればいい結果が得られるようになるし、凍っているのが気にならないでプレーできるようになります。
ラグビーほどではありませんが、ゴルフもアンフェアな要素が大きいゲームです。凍ったグリーンに腹を立ててもグリーンが溶けることはありません。凍ったグリーンのアンフェアさを楽しめるようになれば、それもまたゴルフのスキルアップにつながると思ってみてはいかがでしょうか~。
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