なぜマーク金井は‥‥
実際のクラブよりも軽いクラブで素振りするのか?
軽いクラブでスピードアップを図る(UP5はまさにその練習器)、というのももちろん意識してますが、ボクがこだわっているのはこれっ!!
前回にも書きましたが、クラブが軽いと(クラブの重さに引っ張られないため)、体をしっかり回すのが難しくなります。ボクの場合、ボールを打つつもりでテークバックしたら(体が硬いこともあって)スリークオーターが精一杯!!
言い換えると、軽いクラブでいつもと同じか、藍ちゃんみたいに体をしっかり使ったトップを作るには‥‥自分自身が「よーしっ、ここまで上げるぞ~」と胴体、肩、腰をかなり積極的に動かすことになる。ちょっと専門的的な表現をすれば、クラブのモーメントを使えない方が、体を能動的に動かすトレーニングになるわけです。
実際、ここまでのトップを作ろうとすれば、体がねじ切れるほど頑張ることになる。トレーニング時においては300gのドライバーを振るよりも、100gのドライバーを振った方がテークバックで体をしっかり使う感覚を養える。
実際、軽いクラブでここまで体をしっかり使ってテークバックした後、普通のクラブに戻すと絶対に手打ちになりません。クラブの重さに頼らないで動けるようになっているからです。
スタート前に、クラブを逆に持って素振りするのも意味は同じ。
まずアイアン2本持ってゆっくり素振り。これで体をストレッチしたら、仕上げは逆持ち素振りで肩、腰がしっかり入ったトップを作る。自分がしっかり動ける状態を作ってから、朝イチのショットに臨んでます。
逆持ち素振りするようになってからは‥‥スタートホールでもエンジン全開。練習場でボールを1発も打たなくても、手打ちすることは滅多にありません。
んじゃ。