ここにきてて関東地方もグッと冷え込んできました。最低気温は0度を下回り、コースも霜が降り始め、ゴルフの行き帰りでは降雪や路面凍結に注意が必要な季節になりました。そんな最中、昨日は日立3ツアーズ選手権が平川CC(千葉県)で開催され、女子ツアーが3年ぶり3度目の優勝。今年は3度ほど平川をプレーしましたが、いつプレーしてもグリーンが超高速でスリリングなパットを楽しめます。3ツアーズでは、さらにグリーンが速くなっているのがテレビの画面からも存分に伝わってきました。スティンプメーターで12フィート以上出ているかもです。3ツアーズも今年で10回目、1年を締めくくる大会としてなくてはならない存在になりつつあります。
そしてこの時期、なくてはならないモノといえば年間ランキング。そこで今日のエントリーは「超私的なギア・オブ・ザ・イヤー2014」です。
ゴルフ雑誌「EVEN」1月号でも「ギア・オブ・ザ・イヤー2014」でも審査員を務めてますが、このブログでは独断と偏見でランキングです。性能もさることながら、マーク金井の趣味趣向のウエートがかなり大きく、「ベストバイ」ではないことを先にお伝えしておきます(笑)
まずはドライバー部門。「EVEN」でも書かれているように今年は例年にない当たり年で、衝動買いしたくなるクラブがかなりあり、実際、かなりのドライバーを衝動買いしています。前置きはこれぐらいにしておき、早速ランキングですが、
1位 テーラーメイド SLDR-S
1位 キャロウェイ ビッグバーサアルファ815
3位 テーラーメイド グローレF
4位 タイトリスト VG3
5位 ピン G30SFテック
すべて外ブラになりました。
そして、VG3を除き、重心距離が長めなことです。マーク金井はトップでフェースが空を向く、いわゆるシャットフェースなトップを作っています。シャットフェースは重心距離が長いクラブと相性が良いこともあって、これらのドライバーがランクインしているのです。それともうひとつ共通していることがあります。それは、アドレスした時のフェース向き。フッカーなので、構えた時に、フェースが被るフックフェースはNG。弾道調整の有無にかかわらず、アドレスした時にフェースが目標よりも左を向くのはランクインしません。そして、もうひとつ苦手なのが、ヘッドをポンと地面に置いた時、フェースが開く方向にゴロッと回転しやすいドライバー。フックフェースよりは構えやすいですが、座りが悪いと感じるクラブは構えづらいので苦手です。
ちなみに重心距離がそれほど長くないVG3がランクインした理由は、ヘッドの座りがすこぶる良いこと(ラインをイメージしやすい)、そしてフェースの弾き感と打感の良さ。加えてヘッドがやや軽めなので46インチ以上の長尺仕様にしやすいからです。少し前までは200g以上の重いヘッドばかり使ってましたが、最近は重いヘッドと軽めのヘッドの両方を使っています。45.5インチ以下ならば重ヘッド、46インチ以上ならばやや軽めのヘッドが好きです。ピンのG30はノーマルではなくSFテックにしたのは、こちらの方がややヘッドが軽いから。G30は投影面積も大きいので46インチ以上で使いたいドライバー。なので、ヘッドの軽い方であるSFテックをチョイスしました。
ランキング的には1位にSLDR-Sとビッグバーサアルファ815とが入ってますが、どちらも共通しているのは浅重心のわりにはボールが上がりやすいことと、ヘッドの挙動が安定してること。どちらも初代(SLDR、ビッグバーサアルファ)は重心が浅過ぎてボールがドロップする怖さがありましたが、2代目はそれがありません。低スピン感がややマイルドになっている点がすごく気に入っています。
3位のグローレFはノーマルポジションだとフックフェースで構えづらいのですが、弾道調整機能で「LOW」方向に調整すると、スクエアフェースで構えやすくなります。また、ロフトもちょうどいい感じに減ってくれ、イメージ通りの高さの弾道が打てます。
ただし、残念なのがスリーブ。初代グローレのスリーブが付いたシャフトはグローレFに装着できません。グローレユーザーにとっては、この点は残念です。ヤマハのインプレスRMXのようにモデルチェンジしても、古いタイプのスリーブが装着できていれば、ランキング1位になっていたと思います。
おーっと、連載原稿の締切りが迫ってきました。この続きは次回アップします~。
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