12月に入って一気に寒くなり、ホームコースもすっかり冬景色。
林に打ち込むと落ち葉で
ロストボールに悩まされる時期になってきました。春先、神田に試打スタジオを作ったこともあって‥‥あっという間に1年が立ちましたが、ゴルフだけはしっかりやってて(^^;)
ハンデは何とか3(2.9)を維持。「タイトルと話の内容が全然違うじゃないか~」と突っ込まれそうですが、ハンデ証明書を見ていて思い浮かんだのがアイアンのロフト(数字)について。ご存じのように、ドライバーは上がりやすくするため(フックフェースになっているのも影響してますが)、表示ロフトよりもリアルロフトが多いのが当たり前。
来年モデルのドライバーもほぼ出そろいましたが、例えば表示10度ならばリアルロフトは11~13度ぐらい。ドライバーは「ロフトが多い方が飛ぶ」というのが常識になりつつあります。
ところが、アイアのロフトはドライバーとまったく逆のベクトル。ゼクシオは4代目になって「ロフトを1度立てる」ことを止めましたが、それでも5番で24度とストロングロフト。他社もアベレージ向け(主力モデル)は24度が普通になりつつありますが、そんな中、米国大手メーカーはついに06年モデルで、
5番を23度!!!
もし、このアイアンが大ヒットしたらストロング化に歯止めはかからないかも? 2007年、ドライバーは高反発フェースが規制されますが、今の所、アイアンのストロングロフト化はルールで制限されません。
クラブ設計家の松尾好員さんから「アマチュアの場合、アイアンは29度前後がもっともキャリーが出る」と教わりましたが、ストロングロフト化されてくると、7番のロフトが30度前後になってくる。おまけに、ショップの試打クラブは7番が常識(5番だとちゃんと打てないから‥‥)。見方を変えれば、7番が試打クラブになったことで、ストロングロフト化に歯止めがかからないのかも知れません。
いったいアイアンはどんな方向に向かうんだろう‥‥
んじゃ。