マーク金井blog

2005年12月10日キャロウェイは「X」シリーズに力を入れはじめた!!

キャロウェイの新作発表ではパター意外に新製品がラインアップされました。ドライバーに関しては、「フルチタンのルール適合ドライバーが出るかも?」という期待は見事に裏切られ、06年モデルとして登場したのは、ERCホットツアーとX-18ドライバーのルール適合品。どちらも、基本的な構造は従来品(高反発バージョン)と同じですし、打った感じもほとんど変わりませんでした。

そして、もうひとつの新製品がこれっ!!

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昨年までXシリーズはアイアンとドライバーだけでしたが、新たにFWが加わりました。素材はステンレス‥‥ってことはキャロFWの大定番「ビッグバーサ(スチールヘッド)」とバッティングするんじゃないの? と思っていたら‥‥BBはフェードアウトして廃盤になるとのこと。

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このXシリーズがBBに取って代わって主力FWになるんだそうな。BB同様、+シリーズもラインアップされており、今回からツアーの名前が。ヘッドの大きさはノーマルの4Wと同じで、ロフトは13度と15度の2本立て。ソール刻印が青がノーマルで、黒がツアー。

従来のBBFWと比較すると、

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(左がツアー、右がノーマル。どちらも15度)

ノーマルスペックはBBよりも一回りぐらい大きくなって、ツアーはBBのノーマルと同じぐらいでした。比べると、ツアーの3W(13&15度)はかなり小ぶりです。

練習場で試打した感じだと重心位置はBBよりは少し低め。スチールヘッド+ほどではありませんが、市販FWの中では低スピン弾道が打ちやすい。ツアーは地面からだとボールが浮きづらいですが、ティショットで打てばバカッ飛び弾道。7Wも低スピン弾道が打ちやすく220ヤード近く飛びました。

そして、もうひとつの特徴はシャフトのラインアップ。純正カーボン、軽量スチール(NS950)以外に、グラファイトデザインの新製品PT-6、三菱レーヨンの青マナ63、赤マナ63、そしてフジクラのランバックス(60グラム台前半の方)が選べます。全部打ちましたが、個人的にはランバックスとPT-6が VERY GOOD!!。でも、実際に使うんだったらどちらも、ちょっと重量が足りません(ドライバーのシャフトが70グラム前後なもので)。FW用ならば、もう10グラム重いランバックス(7V05)とPT-7の装着品をリクエストしたい!!!

ちなみに、キャロウェイ傘下のベン・ホーガンもほぼフルモデルチェンジで、新製品は軟鉄鍛造アイアンとユーティリティ。軟鉄アイアンの方は5番で29度とロフトが寝ているので飛ぶアイアンではありませんが、芯を食った時の手応えは体中がゾクゾクするぐらい心地良かったです。

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ユーティリティはフェースの弾きが良くて低スピン弾道。1番でロフト17度でしたが、芯を食ったら3Wよりも飛びそうな放物線弾道。シャフト重量がカーボン仕様でも90グラムちょっとと重めで、アスリート系ゴルファーにちょうどいいスペック。この重量帯は他社製品にないことを考えると‥‥かなり魅力的なクラブじゃないですか。

んじゃ。


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