昨日はゴルフ業界のフリーマーケット、「ゴルフリ」がユニオンゴルフ練習場のショートコースにて開催されました。50近くのブースが出店され、もちろんマーク金井も出店しました。寒かったにもかかわらず500名以上のご来場をいただき、盛況の内に幕を閉じました。フリーマーケットの面白い所は掘り出し物が多いこともありますが、出展者もこれでもかってぐらい衝動買いします。マーク金井もその1人で、
・オークリーのサングラス
・手編みのヘッドカバー
・オデッセイのパターカバー
・ゴルフ頭の体操(河村龍馬著、ゴルフダイジェスト社)
を衝動買いしました。そしてゴルフフリ会場にて「ゴルフギア何でも相談室」という形で2回トークショーをやってきました。全部で10名ほどの質問に受け答えしましたが、パターとシャフトに関する質問が多かったです。そこで今回のエントリーはその質問の中で注目度が高かった、「シャフトが弾道に与える影響について」です。
男子ツアープロの間で捕まり系シャフトを使う選手が増えた理由とは!?
前回のブログでも書きましたが、シャフトには捕まりやすいシャフトと、捕まりを抑えたシャフトとがあります。そして、捕まりの度合を決めるのはシャフト先端側の剛性(硬さ)で、一般には
・シャフトの先端側が軟らかい=捕まりやすくなる
・シャフトの先端側が硬い=捕まりづらくなる
そして、先端側が軟らかいシャフトは総じて先調子とか、先中調子と風にジャンル分けされています。スライサーには先調子、先中調子が良いと言われているのは、このジャンルのシャフトはヘッドが返りやすい分だけ、道具(シャフト)でスライスの度合を軽減できたり、シャフトでドローが打ちやすくなるからです。
弾道に関しては、シャフトで球の高低も変わってきます。シャフトによってボールが上がりやすい(打ち出し角が高くなりやすい)タイプと、ボールが上がりづらい(打ち出し角が低くなりやすい)タイプとがあります。
弾道の高低もシャフト先端側の硬さの影響が大きく、一般には、
・シャフトの先端側が軟らかい=弾道(打ち出し角)が高くなる
・シャフトの先端側が硬い=弾道(打ち出し角)低くなる
という傾向があります。シャフト先端側が軟らかいほど、インパクトゾーンでヘッドはアッパー軌道に動きやすく、これによりインパクト時のロフトが増えてきます。ロフトが増えることで、打ち出し角が上がってスピンが増え、結果的に弾道が高くなってくるのです。対して、シャフトセ先端側が硬いほど、インパクトゾーンでヘッドがアッパー軌道に動きづらく、これによりインパクト時のロフトがあまり増えません。ロフトが増えないことで、打ち出し角が低くなってスピンも減り、結果的に弾道が低くなってくるのです。手元調子のシャフトは抑えた弾道が打ちやすい(球が低くなりやすい)のは、先調子や先中調子のシャフトに比べると、シャフト先端側が硬く仕上がっているからです。
ちなみのシャフトが弾道の高さに影響を与える度合というのは、ロフトに換算すると、
最大で0.5~1度弱ぐらいでしょう。
ボールが上がりやすいシャフトでもロフト1度以上の差を付けることは難しいです。言い換えると、ドライバーのロフトが2度以上不足している場合は、シャフトでロフトの少なさを100%補うことは難しいと思います、ドライバーのロフトが1度ぐらい足りない場合であれば、シャフトがロフトの不足分を補うことができ、イメージ通りの弾道を打つことができるでしょう。
先端側が軟らかいシャフトは、捕まりが良くなり、弾道も高くなりやすいですが、反面、インパクトゾーンでヘッドの挙動はピーキー(挙動変化が大きい)になってきます。このため、スイング軌道が不安定な人が使うと、ミート率が不安定になる恐れがあります。対して、シャフト先端側が硬いシャフトは、インパクトゾーンでヘッドの挙動、入射角が安定します。ミート率が良くなって、球の高さも揃えやすくなるのです。
シャフトの先端側の剛性が変わる、球の捕まり、弾道をコントロールできます。同時に、インパクトゾーンのヘッド挙動も変わってくることも覚えておくといいでしょう~。
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