今週の水曜日から金曜日まで、第1回世界障害者ゴルフ選手権が日本で開催されました。場所は茨城県のワンウェイゴルフクラブ。15か国54人の選手が参加し、4人中上位3人のスコアの合計で争う国別対抗と、 個人戦とが行われました。国別対抗ではスウェーデンが優勝し、日本は22打差の5位でした。個人戦の優勝はスウェーデンのJohan Kammerstad選手が3日間で10オーバー、日本人では小林茂選手が19オーバーで4位に入りました。ゴルフは2016年のリオオリンピックで正式種目となりましたが、惜しくもパラリンピックからは漏れてしまいました。2020年の東京パラリンピックの種目はまだ決定していません。この日本で開催された世界選手権が第一歩となることを切に願っています。
マーク金井は競技最終日(金曜日)に現地で観戦してきました。片手や片足でダイナミックなスイングをしている選手の多さに驚きました。ドライバーの飛距離は250yを越える選手もいます。アプローチ、バンカーショット、パッティングに関してはデリケートなショットを難なく決めている選手が数多くいました。短時間での観戦でしたが、ゴルフの魅力を再確認できました。
さて今日のエントリーは、「ゴルフが短期間で上達するコツ」についてです。FBの投稿で武井壮さんがテレビ番組中に語った、「スポーツが短期間で上達するコツ」というのを見つけたのですが、これはゴルフにも大いにあてはまります。ちょっと長いですが、引用します。文章はタモリさんと竹井さんのやりとりで‥‥
武井壮:やっぱり、自分の身体を動かす技術を上げておかないといけない。はい。当然のことなんですけど。スポーツやるにしても、何か、いろんなことするにしても。やっぱり頭で思っていることと、実際やっていることがずれていると、なかなかうまくいかない、ということがあるじゃないですか。
よくスポーツ選手が、スランプとかっていうのは、ほとんどそれが原因で。頭ではこうやっているつもりなんだけど、たとえばバットを出すとか、ここを蹴るとか、やっているつもりなんですけど、それとはちょっと、ずれてしまっている。その状態でいろいろ反復練習をたくさんするもんで、反復練習があまり身にならない。
タモリ: ああ。悪いほうに固まっちゃう。
中略
タモリ: ずれたものの結果がよくなったら、ずれているってこと。
武井壮:ずれているんですけど、結果はよくなるんです。反復練習をすると。ずれたまんまでも。たとえば、何球も何球も打つとか、何球も投げるとかをしていると、何か、覚えてきちゃうんで。だけど、それの一番よくないのは、たとえば、1個のスポーツがすごいうまくなっても、他のことやったら下手じゃないですか。スポーツ選手でも結構そういう人、多いじゃないですか。ひとつのことは、すごいうまいんだけど。
これはどういうことかって言うと、たとえば丸があったとすると、丸の中が慎吾くんの能力だとします。反復練習するとこれが縦に伸びる。これが記録が伸びている状態なんですよ。中の面積は変わっていないじゃないじゃないですか。
縦に伸びているだけだから、中の面積は変わらない。ただ縦に長さが伸びただけで、横幅は狭まっている。ってことは、1個のスポーツは縦に伸びるけど、隣にいくと、素人になっちゃうっていう。
これが一番、スポーツをたとえば若いときにやっていて、違うのをやろうと思ったときにできない理由だったりするんですよ。
中略
武井壮: まず1個は、自分の身体を思ったとおりに動かす、っていうこと。まず一番簡単なことでいうと、たとえば、目をつむって立っているときに、真横に腕を挙げてくださいっていうと、アスリートとかでも、結構上にあがっちゃったりとか。目をつぶってやると、こうやってちょっと下がったりとかすることがあるんですよ。これってすごい問題なんですよ、アスリートにとって。
タモリ:そうなの?
武井壮:だって、スポーツをやっているときって、だいたい投げるときは自分の腕は見ていないでしょう? 打つときも、自分がバットを見てないでしょう? 大体スポーツをやるときは、違う視線があって、自分の身体を動かしているんですよ。だから、見えていないものを動かそうとしているんですよ。これの状態(腕を真横に上げている状態)で、スポーツしていないのにずれているっていうのは、スポーツしたら必ずずれているんですよ。
テレビ番組では、腕を地面と水平に上げることでイメージと現実のギャップを説明していますが、ゴルフで試してほしいのが水平素振りです。
こんな感じでヘッドを肩の高さに持ち上げたら‥‥‥
そこから目を閉じて水平素振りでテークバックし、トップで止めて下さい。ヘッドが地面と水平に動いていれば、イメージと現実が合致しています。
こうなっていれば、ズレがありません。自分の身体を思ったように動かせています。これがいきなりできる人は「運動神経が優れている」「ゴルフの才能がある」という風に言われ、短時間で上達できる可能性大です。
対して、トップでヘッドや腕が水平よりも高かったり‥‥
トップでヘッドが腕が水平よりも低かったり‥‥
この場合は、自分のイメージと現実が合致していません。自分の身体を思ったように動かせてません。この場合、練習を重ねても正しいフォームを身に付けづらいし、スランプに陥りやすくなります。また、たくさんボールを打てば打つほど、たくさん練習を重ねるほど悪い癖がついてしまうリスクが高まります。
アナライズの女子スタッフ、カッキーは3ヶ月ほどでほぼ理想的なフォームを身に付けましたが、彼女の場合、ゴルフの竪琴で正しい動きを身につけると同時に、1球打つ毎にビデオで動きをチェックし、「自分のイメージと現実が合致しているかどうか」チェックしています。カッキーの練習時間は毎回30分弱で、週に1~2回。ボールを打つ数は30球ほど。自分の身体を思った形にする練習ばっかりした結果、3ヶ月ほどの練習でほぼ理想的なフォームを身に付け、そして正しいフォームを身に付けた結果、ストレートからドローボールが打てるようになったのです。
武井壮さんは、「かっこいい飛び方をしているやつの真似をする」ことで10種競技の技を習得したそうです。ゴルフもしかり。「かっこいいスイング」をちゃんと真似することができれば、フォームが美しくなるだけでなく、飛距離も方向性も短時間で手に入れることができるのです~。
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ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね