マーク金井blog

2014年09月24日2015年ドライバーから推察するヘッドカバーの行方とは!?

お彼岸の関東エリアは絶好の秋晴れでした。薄暮ハーフに行きたかったのですが、秋空を眺めながら連載原稿を3本書いてました。今日から金曜日まで三重県に出張します。それに備えて原稿を書き貯めてたのです。昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の収録を終えるや、新幹線に乗り込みました。名古屋からは近鉄特急に乗って伊勢中川へ。そこから車で移動して白山ビレッジに向いました。

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このブログがアップされる頃には、JGTOチャレンジツアー「エリートグリップチャレンジカップ」の会場、白山ビレッジでプロアマ戦で現地レポーターをやっています。今大会はインターネット生中継が行われており、マーク金井は金曜日まで番組配信のお手伝いをさせていただきます。伊勢に行くのは人生2度目。最初に行ったのは大学に入ったばかりの頃ですから、なんと38年ぶりの伊勢詣となりました。

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そんな出張前前のドタバタの最中、iPhone6サイズアップが話題になっていますが、ゴルフクラブはモデルチェンジでもサイズアップするところはありません。理由は単純、ヘッド体積はルールで460CC以内と定められ、ほとんどのメーカーは数年前から460CCを世に送り出しているからです。今年の新製品も多くはヘッド体積は460CCで、兄弟モデルとして420~445CCぐらいのやや小ぶりなモデルを出しています。

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月曜日に記者発表があったヤマハもインプレスリミックスをフルモデルチェンジ。今回も前作同様、ヘッドを3種類ラインアップしました。初代でアピールしていた重心距離を大幅に調整する機能については今回は採用されていません。重心位置を調整することを止め、その代わりに重心が深くなるような位置に重量調整ネジが配されています。

01と02はヘッド体積460CC

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ツアーモデルは440CC(限定5000個)

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ヤマハの場合は、今回もヘッドとシャフトが別売り。ヘッドだけ買えますし、昨年購入したシャフトを最新モデルに装着することや、昨年購入したヘッドに最新シャフトを装着することができます。スキーやスノボ同様、パーツを別々に購入できるのはなんとも魅力的です。ヘッド脱着式の調整機能を最小しているメーカーさんにも、ヘッドとシャフトの別売りという販売方法は追従してもらいたいと切に願っています。

ここ2ヶ月ほどで、いくつも新製品が発表されていますが、2015年のトレンドを感じさせるのがこの4モデル。

ブリヂストンゴルフ J715シリーズ
テーラーメイド グローレF
タイトリスト 915シリーズ
・ヤマハ インプレスリミックスシリーズ

いずれのモデルともフェースのたわみだけでなく、ボディ(ヘッド)のたわみを強くアピールしています。J715シリーズはクラウン(ヘッド上部)のたわみで打ち出し角を上げることをアピールしていますが、グローレF915シリーズインプレスリミックスシリーズに関しては、ソール側のたわみもアピールしています。インパクトの直後、ヘッド全体がたわむことで、エネルギー効率が上がり、それがボール初速を上げることにつながることをアピールしています。フェースがたわむとエネルギー効率が上がります(たわみ過ぎると高反発になってルール違反)。それと同じ原理をボディにも採用しているのです。

ちなみに、テーラーメイドとタイトリストの場合、ソールにスリット(溝)を入れることでボディ(ソール側)のたわみを発生させています。ヤマハはソールの形状、そして肉薄にすることでたわみを発生させているそうです。

クラウン側に関しては、ブリヂストンテーラーメイドタイトリストヤマハとも

・クラウンを超肉薄にすること
・クラウン内部にスリットを入れること

この2つでクラウン側のたわみを発生させているそうです。かつてはクラウンは1mmでも肉薄と言われてましたが、最近は0.5ミリ以下の超肉薄クラウンを採用するメーカーが増えてきました。当たり前のことですが、クラウン、ソールが肉薄になればなるほど強度も下がります。扱い方が乱暴だったりすると、クラウンやソールが凹むリスクが高まります。足で踏んづけなくても、ヘッドのクラウン側を強く押さえたり、キャディバッグを車から出し入れする時にヘッドをガツンと当ててしまうと、これまでのクラブよりもクラウンやソールが凹んでしまうリスクが高まります。

ヘッドの強度が下がることがトレンドになることを考えると、近い将来、ドライバー用のヘッドカバーはクッション系のソフトな素材ではなく、足で踏んでも変形しないようなガード系のハードな素材を採用するメーカーも出てくるかも知れません。それぐらい、今どきのドライバーはヘッド素材が肉薄なのです。まあマーク金井が思いつくぐらいですから、ひょっとしたらメーカーさんも、すでにハード系のヘッドカバーを完成させているかも知れないです。

実際、オークリーをはじめ高価なサングラスを購入するとソフトケースだけでなく、ハードケースも付いてきます。それを考えると、ハード素材のドライバー用ヘッドカバーは決して夢物語ではありません。

進化は変化、変化は進化。

ドライバーがここまで進化(変化)すれば、ヘッドカバーも負けず劣らず進化(変化)して欲しいものです~。

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〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

  • アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
  • 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
    /恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます

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